日々のこと ふたたび南米チリにて

~南米生活はや11年。子供3人のママ。6年住んだリマを離れ、再びチリへ。育児、お仕事など日常生活を綴ります~

信号は守るべきか?

2014-09-18 14:50:47 | ペルーの生活
このあいだ、幼稚園で子供がこんな冊子をもらってきました。

これは便利!
日本でいう110番や消防署、区の警察署の連絡先などが書いてあります。

中を見てみると、交通安全をテーマにした塗り絵が。



こんな風に平和に横断歩道渡れたことないけど。

最後は交通安全(?)の歌まで載ってます!
子供のころから交通ルールを守る習慣をつけてもらおうという試みというわけね。
日本でいう交通安全の標語みたいな感覚なのかな。

しかし、実のところ、「信号をちゃんと守れ」と子供に教えるべきなのか迷います。
というのもリマでは信号が信用できないからです、特に歩行者にとっては。

歩行者用の信号が青になり、渡ろうとすると、右折車が突進してきて渡れません。
信号だけを見て渡っていたら、本当に轢かれます。

信号がときどき停電なのか消えていることもあるし、
最近、新しい信号の横についている「あと***秒で青になります」という秒数の表示自体が間違っていたり、
数字がひっくり返っていたりすることもある。

あと、もともとの設定を間違っているのか、
なぜ今、歩行者用の信号が赤になっているのか謎の場合もある。
大きな道路なのに極端に青の時間が短い信号とか。

大きな交差点にはたいてい交通警察の人がいますが、主に車の交通整理が仕事のようで、
歩行者の誘導はあまりしてくれません。
そのかわり、信号無視しても注意もされません。

昔、日本で「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という言葉が流行ったけれど、
リマでは冗談抜きで、これがうまく道路を渡るコツだと私は思います!

そんな状況にすっかり慣れてしまった私ですが、

日本に住んでいたころ、さむーーーい雪の日の夜、車も人もまったく通ってない道の信号で、
寒さに耐え切れず信号無視をして横断歩道を渡ったら、ちょうどパトカーが通りかかり、
「そこの人、信号は守ってください!」ってスピーカーで注意されたのをときどき思い出します。


思い出すたび、ずいぶん遠くに来たなーと感じます。


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