ええ、またです、うちのお手伝いです。
私のブログを読んでくださっている方は「お、また盗みか?」と思ったかもしれませんが、今回は違います。
年末年始1ヶ月(!)休んで里帰りしたいと言い出しました。
彼女はまだうちで働いて4ヶ月ちょっとです。まだ有給休暇の権利はありません。
そして、12月は私とダンナの仕事がもっとも忙しい時期。
こっちも拒否する権利があるので、
「困るから12月は休まないでほしい」と言っても、
「(ペルーにいる)息子に約束してしまったから」の一点張り。
ジャッキーが言うには「代わりの人を連れてくるから」と言うのですが、
家事ならともかくヒメの面倒を見てもらうことになるので、
じゃあ明日から違う人ってわけにいかないんです。
正直なところ、
「何を調子のいいこといっとんじゃ~!!!そんなヤツはクビだ~!」
と思った。
ホトケのダンナもさすがに今回は同じ意見でした。
代わりのナナを見つけるといってもまた探すのも慣れるのも大変だし、
じゃあこの機会に保育園とも思ったのですが、
職場の近くは保育園が少なくて選べないし、とりあえず入れるといっても
入園料も要るし、1年契約でないと高くつくし、
この忙しい時期に環境を変えるのは私もつらいし、
ナナをクビにするのも退職金とかいろいろややこしいし、と山ほど問題が。
南米在住の長い人に相談してみると
ペルー人ナナが里帰りすると言った場合、
もうチリに帰ってこない(お金がなくて帰ってこれない)パターンがかなり多いのだとか。
だからたった1ヶ月といえど(1ヶ月で済まないかもしれないので)、
ちゃんとしたナナを探したほうがいいだろうと、2人ほど紹介までしていただきました。
昨日、面接したのですが、2人があまりに対照的でおもしろかったです。
1人はジャッキーと同じくペルー人。
道に迷ったとかで約束の時間から1時間(!)遅れてきました。
うちは地下鉄の駅もバス停も近くでとてもわかりやすいはずですが・・・。
南米人だから30分程度は許容範囲だけど、1時間は遅れすぎ。
「番地間違えちゃって大変だったわ~!!」という話をしばらく聞かされ、
下町のオバチャンという感じでした。
人はよさそうだけど、安心してヒメを預けられない気がする。。
もう1人はチリ人。評判の良い人らしい。
私はチリ人よりペルー人のほうがよく働くという印象を持ってるのであんまり期待してなかったのですが・・・。
約束の5分前に到着。
今までイギリス人やオーストラリア人など主に英語圏の人のお宅で勤務し、
一緒にいろんな国へついていったこともあるそう。
別にそれは正直メリットとは思わないけど(日本文化とまったく違うし食事にこだわらなさそう(失礼!))、
この人、見た目が年配の上品な白人婦人で、
ロビンウィリアムスが演じた「ミセスダウト」そっくり。
前の主人からの推薦状やIDカードのコピーも用意しており、
手には分厚い本まで持ってます(教養を見せるパフォーマンス?)。
これだけ見ても「できる人!」というのがよくわかります。
話すことも普通!
ナナさんは育ちが貧しくてあまり教育もちゃんと受けてない人が多いので、
差別するわけじゃなく、私達とは環境も感覚も違うので、
多少、変なこと言ったり気が利かなくてもしかたない、って思わないとやっていけないのですが、
この人にはそれがない。
こんな人いるんだ~と感動。
しかし、前にもらっていたお給料も聞いてびっくり。
手取りが月30万ペソ、約6万円(交通費、保険などは別途)!
チリの相場からしたらかなり高い月給です。
な~んか・・・白人社会って感じ?(違うだろ)。
お金持ちのおうちで働くナナは自分もナナを雇ってるっていう話を聞いたことがありますが、
そういうタイプかもしれませんね。
ちなみにジャッキーの給料、知りたいですか?
知りたいですね。
うちのお財布事情が知れるようで恥ずかしいですが、でも書いてしまいます。
勤務時間 月-金 8:15-18:15 *土日祝日休み
月給(手取り)18万ペソ(3万6千円)
交通費 約2万2千ペソ
その他健康保険、雇用保険、年金の支払いなどあわせると
合計 約23万ペソ(4万6千円)
日本の働くお母さんからしたら、お手伝いさんだなんて贅沢な!と読んでて腹立つでしょうが、
この金額は会社の近くの保育園の月謝と同額。
お手伝いさんは多少家事もしてくれますから、保育園よりお得感があります。
話がそれましたが「ミセスダウト」さんはうちにはもったいないと思う。
大きなお屋敷が似合ってます。
それに、私と並んで歩いたら、絶対私のほうがナナと思われます。
ずんぐりむっくりのジャッキーがいとおしくすら思えてきました。
肝心のヒメですが、最初のペルー人さんが来たときはぐずぐずして私から離れず、
帰れといわんばかりにバイバイと手を振ってましたが、
ミセスダウトさんには、にこにこして寄っていき、帰りはエレベーターまでお見送りしました。
ヒメは一歳児ながら「違いのわかる女」らしい。
ごめんねぇ、けどうちは貧乏なんだよ。
1ヶ月だけなら高くても安心を選びたいけど、
でももしジャッキーが帰ってこなかったら?
というわけで迷ってます。
よかったら応援お願いします。
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私のブログを読んでくださっている方は「お、また盗みか?」と思ったかもしれませんが、今回は違います。
年末年始1ヶ月(!)休んで里帰りしたいと言い出しました。
彼女はまだうちで働いて4ヶ月ちょっとです。まだ有給休暇の権利はありません。
そして、12月は私とダンナの仕事がもっとも忙しい時期。
こっちも拒否する権利があるので、
「困るから12月は休まないでほしい」と言っても、
「(ペルーにいる)息子に約束してしまったから」の一点張り。
ジャッキーが言うには「代わりの人を連れてくるから」と言うのですが、
家事ならともかくヒメの面倒を見てもらうことになるので、
じゃあ明日から違う人ってわけにいかないんです。
正直なところ、
「何を調子のいいこといっとんじゃ~!!!そんなヤツはクビだ~!」
と思った。
ホトケのダンナもさすがに今回は同じ意見でした。
代わりのナナを見つけるといってもまた探すのも慣れるのも大変だし、
じゃあこの機会に保育園とも思ったのですが、
職場の近くは保育園が少なくて選べないし、とりあえず入れるといっても
入園料も要るし、1年契約でないと高くつくし、
この忙しい時期に環境を変えるのは私もつらいし、
ナナをクビにするのも退職金とかいろいろややこしいし、と山ほど問題が。
南米在住の長い人に相談してみると
ペルー人ナナが里帰りすると言った場合、
もうチリに帰ってこない(お金がなくて帰ってこれない)パターンがかなり多いのだとか。
だからたった1ヶ月といえど(1ヶ月で済まないかもしれないので)、
ちゃんとしたナナを探したほうがいいだろうと、2人ほど紹介までしていただきました。
昨日、面接したのですが、2人があまりに対照的でおもしろかったです。
1人はジャッキーと同じくペルー人。
道に迷ったとかで約束の時間から1時間(!)遅れてきました。
うちは地下鉄の駅もバス停も近くでとてもわかりやすいはずですが・・・。
南米人だから30分程度は許容範囲だけど、1時間は遅れすぎ。
「番地間違えちゃって大変だったわ~!!」という話をしばらく聞かされ、
下町のオバチャンという感じでした。
人はよさそうだけど、安心してヒメを預けられない気がする。。
もう1人はチリ人。評判の良い人らしい。
私はチリ人よりペルー人のほうがよく働くという印象を持ってるのであんまり期待してなかったのですが・・・。
約束の5分前に到着。
今までイギリス人やオーストラリア人など主に英語圏の人のお宅で勤務し、
一緒にいろんな国へついていったこともあるそう。
別にそれは正直メリットとは思わないけど(日本文化とまったく違うし食事にこだわらなさそう(失礼!))、
この人、見た目が年配の上品な白人婦人で、
ロビンウィリアムスが演じた「ミセスダウト」そっくり。
前の主人からの推薦状やIDカードのコピーも用意しており、
手には分厚い本まで持ってます(教養を見せるパフォーマンス?)。
これだけ見ても「できる人!」というのがよくわかります。
話すことも普通!
ナナさんは育ちが貧しくてあまり教育もちゃんと受けてない人が多いので、
差別するわけじゃなく、私達とは環境も感覚も違うので、
多少、変なこと言ったり気が利かなくてもしかたない、って思わないとやっていけないのですが、
この人にはそれがない。
こんな人いるんだ~と感動。
しかし、前にもらっていたお給料も聞いてびっくり。
手取りが月30万ペソ、約6万円(交通費、保険などは別途)!
チリの相場からしたらかなり高い月給です。
な~んか・・・白人社会って感じ?(違うだろ)。
お金持ちのおうちで働くナナは自分もナナを雇ってるっていう話を聞いたことがありますが、
そういうタイプかもしれませんね。
ちなみにジャッキーの給料、知りたいですか?
知りたいですね。
うちのお財布事情が知れるようで恥ずかしいですが、でも書いてしまいます。
勤務時間 月-金 8:15-18:15 *土日祝日休み
月給(手取り)18万ペソ(3万6千円)
交通費 約2万2千ペソ
その他健康保険、雇用保険、年金の支払いなどあわせると
合計 約23万ペソ(4万6千円)
日本の働くお母さんからしたら、お手伝いさんだなんて贅沢な!と読んでて腹立つでしょうが、
この金額は会社の近くの保育園の月謝と同額。
お手伝いさんは多少家事もしてくれますから、保育園よりお得感があります。
話がそれましたが「ミセスダウト」さんはうちにはもったいないと思う。
大きなお屋敷が似合ってます。
それに、私と並んで歩いたら、絶対私のほうがナナと思われます。
ずんぐりむっくりのジャッキーがいとおしくすら思えてきました。
肝心のヒメですが、最初のペルー人さんが来たときはぐずぐずして私から離れず、
帰れといわんばかりにバイバイと手を振ってましたが、
ミセスダウトさんには、にこにこして寄っていき、帰りはエレベーターまでお見送りしました。
ヒメは一歳児ながら「違いのわかる女」らしい。
ごめんねぇ、けどうちは貧乏なんだよ。
1ヶ月だけなら高くても安心を選びたいけど、
でももしジャッキーが帰ってこなかったら?
というわけで迷ってます。
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