「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふふふゥ! えいがかんはァ~おおにぎわいィ!」
「がるる!ぐるるがるぅ!」(←訳:虎です!伏兵が来たぁ!)
こんにちは、ネーさです。
映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が右肩上がりの大ヒット!
予想外の現象に映画界もビックリのようですね。
新たなクロニクルの開幕に拍手を送りながら、
さあ、2023年の《BEST BOOK》探しの第4回は、
【日本作家】さんのジャンルを、どうぞ~♪
―― 鵼(ぬえ)の碑 ――
著者は京極夏彦(きょうごく・なつひこ)さん、
2023年9月に発行されました。
《百鬼夜行》シリーズ17年ぶりの新作長編に、私たちはもう……!
「やッたァ~!!」
「ぐっるるるるがる!」(←訳:待ってましたよう!)
と歓喜したのでございました。
ミステリ好きな活字マニアさんは何を措いても読むべし!
では、↓こちらも~!
―― 墨のゆらめき ――
著者は三浦しをん(みうら・しをん)さん、
2023年5月に発行されました。
《筆耕(ひっこう)》というお仕事と、
《書道》と、そして《人》。
読後のなんともいえぬ寂しさ、切なさ、やるせなさが、
今も脳裏から消えません。
「いつかァ、えいがにィ!」
「がるるぐるがる!」(←訳:映像化熱望です!)
上記2作品は小説作品ですが、エッセイ作品なら↓こちらを!
―― 祖母姫、ロンドンへ行く! ――
著者は椹野道流(ふしの・みちる)さん、
2023年4月に発行されました。
お祖母ちゃまをアテンドして、
飛行機はファーストクラス&高級ホテル、
お買い物も観劇も!の豪華ロンドン旅行の記録は……
「わらいィありィ!」
「ぐるる!」(←訳:涙あり!)
2023年刊行のエッセイで一冊を選べ!といわれたら、
間違いなくこの『祖母姫』でしょう。
ロンドン好きな方々にもおすすめ!ですよ。
さらに、こちらも!
―― ニジンスキー 踊る神と呼ばれた男 ――
著者は鈴木晶(すずき・しょう)さん、
2023年7月に発行されました。
単純な伝記ではなく、
“伝説のダンサー“ニジンスキーさんが舞台で演じた
《演目》の解析・解説を主題とするノンフィクション作品は、
まさに労作です!
バレエ好きな方々、近代演劇史好きな方々は必読!
「ないようゥ、じゅうじつゥ!」
「がるるる~!」(←訳:濃いのだ~!)
続いては、《パリ》関連の2作品を。
―― 日本人美術家のパリ 1878-1942 ――
著者は和田博文(わだ・ひろふみ)さん、
2023年2月に発行されました。
―― 園芸のジャポニスム 明治の庭師ハタ・ワスケを追って ――
著者は鈴木順二(すずき・じゅんじ)さん、
2023年2月に発行されました。
パリに花咲き、欧州のアーティストさんたちに
多大な影響を与えることになる
《日本趣味の園芸》の美。
そして、
《美の都市》パリを慕い、
はるばると海を渡って異国へとやって来た
日本人アーティストさんたち……
2作品が浮かび上がらせるのは、
19~20世紀の欧州と日本をつなぐ
か細くも力強い架け橋でしょうか。
アート好き&歴史好きな方々、
プルーストさんのファンの方々は、ぜひ!
「ふううゥ~…!」
「ぐるる~!」
さて、次回の【その5】は、
ちょっとヒネリワザ?な《BEST BOOK》特別編を
お送りする予定です。
スキマ時間にでも覗いてみてくださいね~♪