goo blog サービス終了のお知らせ 

テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

まるごと世界遺産♪

2015-04-13 21:40:57 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 けッせんはァ~かようびィ!!」
「がるる!ぐるるー!」(←訳:虎です!勝つぞー!)

 こんにちは、ネーさです。
 今季CL(チャンピオンズリーグ)準々決勝、
 ユヴェントス対モナコのマッチは現地時間の火曜日開催!
 12年ぶりの準決勝進出を目指すユーヴェを応援すべく、
 本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  



             ―― イタリア謎解き散歩 ――



 著者は森実与子(もり・みよこ)さん、2014年11月に発行されました。
 『世界遺産数最多、芸術王国14都市の謎めぐり!』と
 副題が付されています。

「んもうッ、いたりあァまるごとがァ~」
「ぐるがる!」(←訳:世界遺産!)

 そうね~、お国のほぼ全土を世界遺産登録しちゃっても
 全然オッケーっていうくらいなのがイタリア、ですね。
 北はアルプス、
 東はアドリア海、
 南はシチリア島と地中海、
 西はサルデーニャ島とコードダジュール、
 そして!
 美味しいものがい~っぱい!!

「うきゃきゃッ♪」
「がるるっ♪」

 いや、もっと大事なのは
 レオナルドさんとかラファエロさんとか、
 ドナテッロさんとか――

「じぇらーとォ♪」
「ぐっるぅ!」(←訳:ピッツァ!)

 ……まあとにかく、眼にも舌にも美味なイタリアは
 長い歴史を誇る国でますから、
 知ることが楽しい国でもあります。

 この御本で紹介されているのは
 《謎解き》というよりは、
 イタリア各都市の雑学的知識、でしょうかしら。

 ローマの遺跡や建築、
 フェイレンツェでルネサンスが生まれた背景、
 ミラノの教会と運河、
 ヴェネツィアの行われた橋の設計コンペ
 (なんとミケランジェロさん敗退!)、
 ナポリの地下空間……

「わァ! ひろいッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:古代の水路が!)

 パリの地下が迷路になっていたり、
 イスタンブールの地下には湖のように水が溜められていることは
 聞き知っていましたが、
 ナポリにも広大な地下空間がある、んですねえ。
 見学も出来るんですって。
 その名も『ナポリ・ソッテッラネア』ツアー♪

「おぷしょなるゥつあーでスかッ?」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:現地で申し込もう!)

 観光の定番となっている大都市の他に、
 小さめだけれど人気の高い街々のお話にも
 わくわくさせられます。
 
 画家カラヴァッジョさんが名付けた
 シラクサの洞窟『デュオニソスの耳』、
 アッシジの聖フランチェスコ聖堂……
 マジョーレ湖に浮かぶベッラ島の宮殿は
 旅行好きさんならきっと御存知でしょう。
 
 それにしても、どこを切っても金太郎飴、
 いえ、どこを撮っても絵になるお国だわ、イタリアって。
 
「からーしゃしんがァ」
「がるるる!」(←訳:まばゆい!)

 文庫サイズの御本にはカラー写真も多数掲載、
 イタリアの歴史やアートに気負いなく接することのできる
 愉しい一冊です。
 本屋さんで見かけたら
 手に取ってみてくださいな~♪♪

「うちまかせッ、もなこをォ!」
「ぐるるる、がーるぅ!」(←訳:がんばれ、ユーヴェ!)

 決戦は火曜日!
 皆さまも、気が向いたらぜひ応援を!!