なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

渚骨川

2008-08-08 | カヌー・水遊び
5日と6日で、ツーリング。
本当は、上流部を見たかったけど、子孫1・2を船に乗せながら自分が沈する心配がない下流部にする。
というわけで、上渚骨、記念橋からスタート。

天気もよいし、気温も高い。水温も丁度良い。水量もけっこう安定していると見えて、長いライニングダウンはなく、泳いだりもぐったり、飛び込んだりしながら快適に進む。

3時間下ると、中渚骨の落ち込みが出てきた。次の日も天気が良さそうなので、
ここをテン場にして、朝から飛び込んで遊ぶことにする。

夜は、当然焚き火。幸せなテン場で幸せに過ごす。  
夜中は満天の星空。

朝、小雨が降ったが8時くらいからぐんぐん気温が上がる。子孫たちはさっさと水遊び。「さむ~。」と言いながら、何度も飛び込んでははしゃぐ。


落ち込みは、水量が多いせいかいけそうな感じだったので、かっぱはインフレータブルで突っ込んでみる。意外とたいしたことはなく、ファルトでもいけたと思われる。VTRを撮ったので写真はなし。

出発しようとすると、10:30になっていた。


この日も幾つかの瀬を楽しみ、深みがあると流れて泳ぐような下り方をしているので、ちっとも進まない。海まで行こうかとも考えていたが、だんだん流れがなくなるので、宇津々橋でやめることにする。

13:30に宇津々橋に到着。
帰省している妻と子孫3が迎えに来るのを待っている間、2人はこんな遊びを始めた。


船が分かれているせいもあり、少しガイドをしているような気分になってしまったが、快適な川の旅だった。
最後に迎えに来た子孫3。二人の飛び込みを見て、深みに入っていこうとする恐ろしい男だった。




無念のオコツナイ川

2008-08-03 | 沢登り
ずいぶん前から、おなじみのUと、「どこか沢に行きたいねえ。」と話していたが、どうも脳みその調子が悪くて考えが奮わなかった。インパクトのあるアウトドアな余暇活動を充実させるには、入念な計画と情報収集が欠かせない。インパクトのない活動なら、お酒と焚き火くらいで十分なのだか・・・。
話はそれました。
で、渋めの沢をいくつか挙げたけど、土日が近づくに連れて天気予報が悪くなってくる。仕方がないので、逃げ場が近くてインパクトのありそうなオコツナイ川を選択。

入渓地点についたのは、8:40。ここは、海からピークまで行ける沢。


温暖前線が近づいているので雲行きは怪しい。「温暖前線が通過するだけなら小雨で終わりのはずだ。」という淡い希望を持ちつつ、とりあえずF3まで行って考えよう。ということにする。

さて、先日購入したビブラムソールの沢シューズ。これが、予想以上に滑る。確かに利くところではフェルトソールより利くが、利かない所では全く利かない。Uもかっぱにつられて購入していたので、二人して「う~ん」と言いながら慎重に登る。

10:00、F1が見え出した。

これは、地図にあるCo210mの滝マーク。確かに見事な直漠、30m。下に5mのおまけ付き。先人の記録に従い、下の滝ごと右岸を巻く。(F1を上から)

この辺りから、けっこう雨足も強くなり、両岸が切り立ってくるので、滝でもない崖からジャージャー水が落ちてくる。
「どうするかねえ。」「まずいっすねえ。」などと会話をしながら、下りのルートに考えている小田西川で増水に荷物を流された先輩たちの話をする。

10:50、
小さなゴルジュを眺めて、「荷物置いて、F5までアタックしてくるか。」とか話していると、雨がザ~。
やめようという話になりここで引き返すことにするが、多分ゴルジュを越えたらF2だろうということで、覘きに行ってみた。


けっこう高くてドキドキ。上部は水流の右わきを小さいホールドと微妙なスメアリングで抜けるような話だが、今回の沢シューズではチャレンジをためらってしまう。しばし雨の中滝を見つめ、あきらめ下山へ。

F1はロープを2回出して、登った右岸を下った。それ以外は何ということなしのはずだが、標高が下がるほど滑る岩が増える。やっぱりゴム底沢シューズは、日本の沢向きではないんじゃないかなあ、と思いながら、海まで下りました。

びしょぬれのまま、風がうなるモッタ温泉につかり終了。