久しぶりの海だ!
HYさんの新艇進水式を兼ねた積丹日帰りツアー。
船がバラバラの愉快な仲間と積丹半島西側を漕ぐ。
それぞれ理由もバラバラだが、どれも海でのツアーには適さない要素があるような…。
青い空と海の世界をまずはジュウボウ岬を目指す。
この岬は形がおもしろい。
岬自体は崩れつつある細い岩山。
上から見るとバナナ型、中央部は縦にも横にもえぐれている。
えぐれているところから、シシャモナイの岩壁を眺める。
圧巻の眺めだ。
ジュウボウ岬を後にして進む。左に船が3艇浮いているのだが景観が大きすぎて見えない。
イッテQでイモトが登ったシシャモナイ滝も一旦通り過ぎる。
この先の窓岩に行くためだ。
道路が見えてしまうので、この先は少し物足りないが、窓岩はおもしろい。
窓岩というよりミミズク岩の方が合っている気がする。
あの目のように見える穴は、海側からしか見えない。
空いているのに、陸からは見えないのだ。
その答えは、回り込むと分かる。
南側が大きくえぐれていて、写真の左側面に穴が空いている。
真横から見るとこんな感じ。
船が浮いている陸側は切り立った崖、穴はない。
ミミズクの後ろ姿です。
シシャモナイ滝前に上陸。
当然のように焚き火。
お昼を食べて、滝に打たれる2人を眺めたり、コーヒーを飲んだり、泳いだりして、素晴らしい世界を楽しんだ。
すぐ後ろに、「への字ハングダイレクト」というルートがある。
あのハングを越えるのかあ…、とため息混じりに眺める。
地形や岩の様子など、岩への興味が尽きないメンバーだ。
なので、そのまま西の河原ボルダーにも寄る。
ここは2016年に一度歩いて来ている。
相変わらず圧巻の景観に惚れ惚れする。
写真を取るためだけのボルダーごっこで楽しんだ。
ジュウボウ岬の裏湾は穏やかだ。
バナナの付け根の陸地は30m程度しかない。
帰路はジュウボウを巡らず、付け根を歩いて越えた。
短い距離の中になかなか見られない眺めが満載のこのルート。
以前歩いてきたときは、人もいなかったし、手漕ぎ系の船は全く見なかった。
しかし今回はシーカヤックの集団やサップのツアーと釣りの集団、歩いて釣りの方々など、様々な方が遊んでいた。
皆、都市生活のストレスが溜まっているのかしら…。