なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

漁川本流

2019-08-12 | 沢登り
漁川は2014年の大雨で渓相がすっかり変わっていると聞いていた。
前に行ったのは2011年なので、変化を見ていない。
年に数回の大所帯7名で入渓。

広い河原を行く。

きれいなナメは健在。

大雨を生き残った木に思いを馳せる。


滝口から斜めに滝壺に丸太があった有名な丸太の滝は、横に丸太がかかる滝に変わり、滝壺はすっかり埋まってあっさりへつり滝になっていた。

へつりや滝登りを楽しみたい人ばかりなので、あえて滑るとこやホールドが見えにくいところを行く。


640m二股から820m二股までの間には、ゴーロ帯がところどころ現れ、水害の規模を思わせる。

あとは、小滝を楽しむ。

シャワークライミングや、微妙なへつりを楽しみたいみなさん、自由にラインを選ぶ。
小滝が続く明るい沢はいい。

源頭へ。


藪漕ぎなし、笹トンネルを堪能して漁岳北のコルに出る。

上の2枚の写真、同じようなところから同じ方向を眺めている。3月に通ったばかりの場所の変化を楽しむ。雪っていいなあ。

そして、ピーク。

まったり30分。
疲労感もここちよい。

下り。安全第一懸垂楽しく。そそくさと下山。


沢は変化があっていいですね。