朝里岳温泉から国際スキー場までの間に、車を止められるところがどれくらいあるか調査しようと思った。
冬のご近所ルートの問題は、駐車場問題なのだ。
天気にも思いを巡らせ、仮設を立てた。
等圧線が百松から春香山までの稜線と平行の時、雲が朝里岳~中山峠までの山並みに止められて、小樽内川より小樽側は天気が崩れるのが遅れるのではないか…。
以上2点の確認のため、車を走らせる。
白井岳に登ろうかと思ったが、前述の天気考察から、今日の天気図では朝里岳稜線の「飛行場」から天気が崩れるはず。
だから、その西側の山並みならどうだろう、ということで未登のつげ山に向かう。
地図を眺めて「ここかな」と思う、755ポコを通る尾根に取り付く。
狭い沢筋から尾根に出るとデポがあった。
やはりみなさん考えることは同じですね。
送電線下。
この時は、ここ滑るの楽しそう、と考えているが…。
755を越えると白井方面が見える。いる場所はまだ晴れているが、スキー場方面がほぼ真っ白。
行かなかった白井岳は輝いて見えるが、後ろの飛行場は白い。
ふむふむ。仮説は正しいか…。
前方に細尾根がとんがっているところが見える。近づいても左右ともスキーでの回避は厳しそう。
シートラでヤブ細尾根に真っ向勝負。
松の木が密で歩きにくい。
ここで、この道を下る考えはなくなる。
900mに来ると、広く開けた尾根に出て解放感。ゴジュウカラが飛び交い、コゲラが木をたたく。
ピークも見えていい場所だ。
入り込んでいる沢型を眺めながら地形を確認。
この沢型を下れば夕日の沢に出るじゃない!
のんびりしたピーク。
沢型に下る。
トレースがある。
考えることはみな同じ。
気持ちよく沢型を下って夕日の沢林道に合流。
渡渉をどうしようか考えるのが楽しかった。
どっちのルートも以前から登られているようですね。
登りのルートはスキーには向きません。
ダムを過ぎると降雪はなし。
ダム近辺まで来ると、尾根越えを果たした一部の雲でも雪を降らる力は残っていない? ということか…。
この仮説は、今後の場所選びに役立つか…。