ぽごしっぽよ

“ぽごしっぽよ”は韓国語で「会いたい」という意味です。心ときめく人・もの・食べものとの出会いをつらつら書いています

扇屋

2022年04月01日 | 日本の旅



御船山楽園で桜(と団子)を堪能した後、今夜のお宿へ。

温泉セレクトはいつもえしぇ蔵の役割。
選ぶ基準は何より「料理」
『扇屋』の料理はかなり期待できるということなので楽しみ倍増♪

お部屋もお風呂もとてもよかった。
案内された部屋の扉を開けると、さらに通路があるという面白い造り。



途中に昔のバス停のような休憩スポットがあり・・



部屋まで遠い(笑)



二間続きでさらに書院のようなスペースもあり、なんとも贅沢な空間。
和の家の心地よさを思う存分味わう。

お風呂の前に出されたおはぎを食べようか、食べまいか悩む。
けっこう大きいので、これを食べたら夕食が美味しくいただけないのではないかと・・
でもあまりにも美味しそうなので食べちゃえ!

食べてよかった~。昔祖母が作っていたような懐かしいおはぎ(ぼたもち)で、しみじみと美味しい。
温泉をはしごして、体力も使ったので、夕食の時間にはしっかりお腹もすいていた。

隣の部屋はカーペットをひいて洋間のような使い方。



さて、お待ちかねの夕食です。
えしぇ蔵日記で”料理に関する詳細は「ぽごしっぽよ」参照”なんてリンクを貼られているので責任重大な食レポ。
しかし、「ぽごしっぽよ」はぜんぜんタイムリーではないので、万が一えしぇ蔵日記から飛んできた人がいたとしたら、お待たせして申し訳ありません(汗)

1か月近く経った今も夕食でいただいた懐石料理の美しさ、美味しさは鮮明に覚えている。

点心縁高(てんしんふちだか)の蓋を開けて思わずため息・・

ちなみに”縁高”とは「折敷の一種で、縁を高くしたもの」だそうで、”折敷(おしき)”は食器を載せる膳の一種。和食の世界の言葉、全然知らないなぁ。 



鯛桜寿司
出汁巻き卵
バイ貝
車海老と鯛の子の旨煮
飯蛸の桜煮
桜花生麩
たらの芽のおかき揚げ
銀鱈の西京焼き
蕨烏賊
合鴨と葱焼き
新もずく

お品書きと見比べながら、ゆっくりゆっくり味わいながら・・



地酒の利き酒セットがあるともれなく頼んでしまう。



この後、向付、煮物と続き
揚げ物の「春の掻き揚げ」がこれまた絶品。
芝海老と穴子、新玉ねぎの掻き揚げを抹茶塩でいただく・・あぁ和食最高。



食事は佐賀牛の時雨煮がのった棚田米と赤だし。

もっと上のお値段の料理ではステーキが出たりするようだけれど、私はがっつりお肉よりこのくらいでちょうどよかった。というか、この時雨煮が美味しすぎて身もだえ。



山、温泉、食事、あとは寝るだけ。
これぞ天国!

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