屋久島から戻ってしばらくは、なんだかぼんやりしていた。
あの3日間は夢じゃなかったのか・・というくらい楽しくて、感動の連続だったから。
完全に屋久島ロス。
心を半分置いてきてしまった・・
回収にいかなきゃ!
屋久島最終日の朝。
海からのぼる朝日を見ずには帰れない。
目の前に広がるのは太平洋。同じ九州でも福岡とは印象が違う。
あ、太陽が顔を出した!
さえぎる雲もなく、完璧な日の出!
最も美しいものは自然の中にある・・
朝食の後、ホテルの敷地内を散策。
ハイビスカス
これはグァバだったかな・・
飛行機の時間が12時台のため、最終日は午前しか時間がないけれど、
登山と縄文杉以外にも屋久島は見どころがたくさん。
滝巡りもそのひとつ。
ぽん・たん館で買い物をして、そのまま近くのトローキの滝へ。
モッチョム岳と赤い橋を背景に、なんともフォトジェニックな滝。
直接海に落ちる滝は全国的に珍しいのだそう。
シーカヤックで滝のすぐ近くまで行けるのだとか。楽しそう!
産直で見かけた不思議なものたち。
モンステラって、あの観葉植物の!?
グァバも買って帰りたかったけれど重いので断念。
ドラゴンフルーツ安い!
次に向かったのは、千尋の滝。
”せんぴろ”と呼ぶ。
落差60mの高さから流れ落ちる滝と、左側の巨大な花崗岩(なんと一枚岩)は圧巻。
千尋の滝の展望台のすぐ近くに、モッチョム岳の登山口があった。
モッチョム岳もコースタイム7時間はかかるので一日がかりの登山になるけれど、
山頂からすぐ目前に広がる海を見てみたい!!
次に上る山は決まった!
レンタカーを返す前にお土産屋さんでジェラートを。
そらうみジェラート、美味しかった~。
ここでトビウオのさつま揚げなども購入。
我が家は両方の実家がANAしか飛んでいない(金沢と対馬)ということもあり、完全に青組マイラー。前回JALに乗ったのはいつのことか・・記憶もない。もしかすると大人になって初めて乗る!?
直行便では2泊でも正味2日間の旅。
それでも目的を宮之浦岳のみにしぼったことで、時間的にも気持ち的にも余裕のある旅になった。
屋久島がぐっと身近に感じられるようになり、いつでも行ける!という場所になったことが嬉しい。
次はモッチョム、それともやっぱり縄文杉・!?
次回は温泉に泊まりたいし・・サンカラホテルでリゾートもいつか!
1週間前に台風が発生し、一時は諦めかけた屋久島行き。
台風の進路予測のとおり東にそれて、出発日は晴マークに変わっても、前日までどきどき・・
行けただけでもありがたいのに、結果的には滞在3日間の快晴続きという幸運に恵まれた屋久島の旅を記録しておこうと思う。
屋久島へは鹿児島経由で飛行機またはフェリーという行き方もあるけれど、今回は福岡からの直行便を選んだ。一日一便で往復ともに出発が正午前後と時間はいまいちだけれど、便利さを選択。
フライト前の腹ごしらえは、月やの豚そば。
ラウンジで飛行機を眺めながら、旅への期待に胸をふくらませる。
まだまだ離発着する飛行機が少ないなぁ。
COSTAコーヒーが期待以上に美味しかった。
金沢や対馬便で慣れているとはいえ、さらに小さいプロペラ機に少しひるむ。
そしてプロペラの横の席を指定する失敗をまたやってしまう(汗)
いつも福岡空港を飛び立つとすぐに海上。九州南下の旅は新鮮~。
小型機は高度をあまり上げられないそうで、屋久島に着くまでずっと陸地や海岸線をはっきりと眺めることができて、面白くて寝る暇もなく・・
圧巻は上空から眺める桜島!
今まで遠いイメージだった屋久島が、鹿児島からすぐ近くにあることも肌で感じた。
そして種子島がほぼ平坦で長細いのに対して、屋久島はほとんどが山で丸いということも。
そこは、壱岐と対馬に似ている。
屋久島の第一印象は・・ジュラシックパークみたい!
海から山が近い。それも高い山が連なっている。
のんびりとした空気が流れる屋久島空港。
荷物を受け取るターンテーブルはなく、職員の方が手作業で並べてくれる。
3日間の足となるレンタカーに乗って、向かった先はヤクスギランド。
子ザルがかわいい~・・でも、目が合うと襲ってくるという情報があり、車の窓はあけません。
今回は宮之浦岳に登るのが目的なので、縄文杉はまたのお楽しみに。
もちろん屋久島には縄文杉以外にもたくさんヤクスギがあり、ヤクスギランドの50分コースでもたくさんのヤクスギに出会えて感動!
ちなみに標高500m以上の山地に自生し樹齢1000年以上のスギだけをヤクスギと呼ぶそう。
見上げてもてっぺんが見えない。
だんだん首が痛くなってきた・・
これで1000年だったら、7000年の縄文杉ってどれだけ・・
やっぱり一度は会いにいきたいな。
グリーンホテルにチェックイン。
楽しみな夕食は、窓からの眺めが一番のご馳走!
屋久島ならではのトビウオの唐揚げ。
口コミでは賛否両論だったけれど、蛋白な身がとても美味しいと思った。
地元でとれる「旭蟹」という種類だそうで、
身がぎっしり詰まってよいお味。
カメノテ、初めて食べた。
翌日の朝食をお弁当に変更し、昼食のお弁当もフロントで注文。
お弁当の受取りは朝の4時から可能だそう。
4時45分の出発を目指して、早めに寝ようと布団に入ったけれど
なかなか眠れず、夜中に何度も起きて、本を読んだり冷蔵庫のお茶を飲んだり。
冷水ポットの蓋の開け方が分からなくて、暗闇の中で格闘したり(汗)
(翌朝、「妖怪茶飲み」のせいで起こされた、とえしぇ蔵(笑)
いよいよ明日は宮之浦岳!
ザ・日本の夏!
実際に住んだことはないけれど、どこか懐かしく感じる、日本の原風景のような・・
ここは富山県南砺(ナント)市の五箇山。
父の運転で金沢から1時間半ほど。
岐阜県の白川村にある白川郷と並んで、1995年にユネスコの世界遺産に登録されている。
以前にも何度か来たことがあるけれど、そのときは白川郷だったのかな・・記憶があいまい。
まずは村上家を見学。
約400年前の建築当時の様式がそのまま維持されている合掌造りの家屋で、さすが重要文化財の風格。
4階建て(?)の造りで、当時の民族資料なども展示してあり、見ごたえがあった。
庄川湯出島橋から見た新緑の庄川
下の粗末な茅葺の小屋は流刑小屋。
江戸時代には、このあたりは加賀藩の流刑地だったそう。
小さな穴から覗いてみると、3畳ほどの板の間で、昼間でも薄暗い。
冬はどれだけ寒かったか・・。
庄川沿いの茶店で、名物の五箇山蕎麦、五箇山豆腐、そして五平餅の御膳を。
20棟の合掌造り家屋が現存する相倉集落。
お土産屋さんや宿泊施設もそれほど多くなく、白川郷ほど観光地化されていないみたい。
コロナ下で団体の観光客がいないこともあり、静かな集落の雰囲気を味わうことができた。
合掌造りの原形、原始合掌小屋。
屋根が地面まで!
私だけ5分ほど駆け足で展望台へのぼり、相倉合掌造りの全体を眺めてみた。
写真スポットだけあり、絵葉書のような光景!
ライトアップされる夜や、秋の紅葉の季節もいいだろうけれど、
雪に埋もれた合掌造りの村を見てみたい。
復路は白川郷まで南下し、ホワイトロードを経由して金沢へ帰ることに。
岐阜県と石川県を最短距離で結ぶ道で、私には”スーパー林道”という名前が馴染みがあるけれど、2015年に「白山白川郷ホワイトロード」になったらしい。
石川県側からは何度か通ったことがあるけれど、反対側からは初めてで、久しぶりでもありとても新鮮だった。一番高いところの標高は1445m! こんなに高いところを走る道だというのも改めて驚き。86歳の父の運転ということもあり、なかなかスリリングなドライブとなった。
通ってきた橋を反対側から撮影。
福岡⇔小松便は相変わらずのプロペラ機。
母の2回目のワクチン接種に合わせて帰省することに。
私がウィルスの運び屋になっては本末転倒なので、7月初旬にオープンした空港内の検査場を利用することに。オンラインで事前に予約したほうが搭乗当日はスムーズ。
以前よりぐっと値段が下がったPCR検査と迷ったけれど、結果が出るのに時間がかかるので、今回は入国検疫でも活用されているという抗原定量検査にしてみた。
自分で綿棒で鼻の粘膜をこすりとり、袋に入れて係の人に渡すだけ。
30分後には結果が出る。感染直後は検出されないという点に不安が残るし
気休めかもしれないけれど、やらないよりはいいかな・・。
もちろん陽性になると搭乗はできません。
無事に陰性証明をゲット~♪
久しぶりの飛行機。
揺れもなく、あっという間に小松に到着。
旅ランin別府。
九州の夜明けは遅く、今の時期は7時半ごろ。
朝に弱い私でも頑張って起きれば間に合う。
湯けむり展望台から、日の出前の薄暗い街を眺める。
別府がこれほど坂の町という印象はなかった。
朝日は貴船城から。
アプリで確認した時刻ぴったりに海から顔を出す朝日。
美しい・・
温泉街を抜けて宿に戻る。
約5kmのゆるジョグ&朝風呂で芯まで温まる。
朝から贅沢。
ついつい食べすぎ。
よい宿でした。
せっかく別府に来たので、いくつか地獄めぐりをしようと
チェックアウトの後、宿から歩いて海地獄と鬼石坊主地獄へ。
温泉卵と温泉プリン、食べたかったけれど満腹で・・
ものすごい湯煙の間から見えるエメラルドグリーンの水が綺麗!
大きくなると人が乗れるほどにまでなる珍しい睡蓮。
なぜお賽銭を入れる?
個人的にすごく気に入ったのが鬼石坊主地獄。
水面に描かれる弧が現代アートみたいで面白い。
泥の泡がはじけて、常に変化していく弧の模様を見ていると飽きない。
足湯にもざぼん。
別府といえば、とり天!
伝統的な胸肉のとり天と、下味がしっかりついたもも肉のオリジナルとり天を食べ比べ。ポン酢でいただく胸肉のほうがあっさりとして好きだった。
しかし衣が多すぎて半分はとって食べた。
別府駅前に立つ油屋熊八の像。
もともとインパクトのあるポーズが、こんな格好をしているからさらに・・
後ろにひっついてるのはサル?こども?
別府観光の父と呼ばれるお方だそう。
別府といえばはずせないのが友永パン。
湯布院の玉の湯で初めて食べた餡パンの味が忘れられない。
創業大正5年!!
木の看板の”パン”の字がかわいい。
山ほど買っても1000円でおつりがくる。
最後に上人ヶ浜公園を少し散歩して、近くのお土産物屋で買い物をして帰路についた。
同じ九州でも見える風景が違うなぁ。
いつかフェリーで四国に渡ってみたい。
期待以上に楽しかった別府の旅の記録はこれでおしまい。
今年は海外には行けなかったけれど、様子を見ながらけっこう国内の旅を楽しみ、恒例の年末の温泉旅も無事に終えることができてありがたいなぁとしみじみ思う。
年末に予定していた別府の旅。
GO TO中止のぎりぎりセーフで決行。
全室離れで部屋食、内風呂&家族風呂と、ほとんど人と顔を合わせなくよい宿なのが、この状況ではありがたい。
和菓子がサンタクロースとクリスマスツリー♪
チェックインの前にずっと行きたいと思っていた雑貨屋さんへ。
インスタをフォローしているので素敵なのは分かっていたけれど
想像以上。イートインは中止していたのが残念だったけれど
美味しい珈琲をテイクアウト。
夕方に別府入りしたので市内観光は明日にして、初日は宿でゆっくりと。
二間続きで広々。庭に樹齢100年を超えた楠の大木がある、”くすのき”という部屋。
柚子湯ならぬ、ざぼん湯♪
6室のうち5部屋が埋まっていたはずなのに、
滞在中他のお客さんとほとんどすれ違うこともなかった。
静かさが心地よい宿。
露天風呂にもざぼん~。
お待ちかねの”割烹旅館”の夕食。
全体的に薄めの上品な味付けと、適度な量で
最後のご飯まで美味しくいただけて大満足。
温泉宿で満腹にならずにご飯まで食べることはあまりないので
この適度な量という点が美味しくいただけた最大のポイント。
1品ずつ運ばれてくる料理で、大分の海と山の幸を堪能。
豊後牛のしゃぶしゃぶ。
さすがに霜降り肉は全部は食べられないので、一部はえしぇ蔵の胃袋へ。
食後に再び内湯で温まり、9時には就寝。
一年の疲れも憂いも新年に持ち越さないように、ゆっくりと洗い流したい。
旅の最終日の宿は、深谷温泉の元湯石屋。
金沢市内から車で20分ほどでこんな鄙びた温泉があるなんて、今まで知らなかった。かつては3軒あったという温泉宿も今は石屋さんだけ。
江戸時代から続く加賀藩ゆかりの老舗の風格。
そして何よりこの宿を全国的に有名にしているのは、敷地内にある能舞台。
1917年に六代目当主が孫の誕生を祝ってが作ったという本格的な舞台で、毎年ここで薪能も行われているそう。
チェックインの後、希望すれば舞台見学ができる。
舞台へあがる道。
もちろん能舞台に立つなんて初めての体験。
九代目当主自ら説明してくださる。
ちなみに能舞台を贈られた六代目の孫=九代目のお父様は100歳を超えて、まだご健在だとか。
そして深谷温泉のもう一つの特徴は、琥珀色の温泉。
草木の滋養が溶け込んでいるからだそう。
まろやかで、じんわりと温まり、とてもいいお湯だった。
(写真は宿のHPより)
難点を言えば、館内の移動がしにくいこと。
もちろんリノベーションはしているので清潔ではあるのだけれど、バリアフリーのバの字もない造り。急な階段が多く、エレベーターもなく、車椅子はとうてい無理。お風呂に行くにも、食事会場に行くにも、部屋に戻るにも、階段階段で、足が不自由になってきた父には辛い思いをさせてしまった。
宿のHPより・・「最新の施設にはない昔ながらの風情は貴重な財産である建物を姿そのまま、守り続けてきたからこそ味わえるものです」
確かにそうなんだけれど、高齢の方は1階の部屋を予約するのは必須。
食事は別室で。
地ビールが美味しかった♪
利き酒セットって、ついつい頼んでしまうよね。
黒帯が気に入ったえしぇ蔵は、帰りに金沢駅で大瓶をゲット。
代表的な加賀料理、治部煮。
鶏肉ではなく、ちゃんと鴨肉だった(硬かったけれど)
すだれ麩が美味しい。
全体に料理は普通の印象。もう少しお高いプランなら、蟹とか能登牛とかダイレクトに味わえたのだろう。
20畳はありそうな大広間で布団を4枚並べて就寝。
母も久しぶりに熟睡できた、と言っていたので、近場だけれど温泉に来てよかった。
金沢の朝は少しゆっくりして、朝食を済ませてからのモーニングラン。
ホテルからすぐの尾山神社からスタート。
今年7月にできた鼠多門橋を渡り、鼠多門をくぐる。
兼六園までの新しいルートができて嬉しい♪
まだ木の香りがする橋。
金沢城はお城は残っていないけれど、石垣と城門が見事。
本丸跡はただただ広~い、城址公園。
天守閣を復元しない決断に一票!
雪の重みから木の枝を守る雪吊りは北国の冬の風物詩。
彫像の並ぶ白鳥路。
兼六園にも少しだけ寄って
犀川の河川敷をしばらく走り
武家屋敷を通り抜けてホテルに戻る。約8キロ
観光ラン、楽しい!
金沢マラソンは、この日走った歴史的景観ゾーンを含む、金沢の魅力を満喫できる7つのゾーンをめぐる回遊型のコース。エイドの食べ物が充実しているみたいで、”グルメマラソン”とも呼ばれてる!?制限時間が7時間なら歩いても余裕なので、ちょっと参加してみたいかも。
快適だったホテルをチェックアウトして、夕方まで市内をぶらぶら。
近江町市場は観光客の買い食いスポット。
魚介から練り物、フルーツやスイーツまで、各店舗が工夫して観光客がその場で食べられるものを用意している。食べ歩きは禁止。
この季節は蟹の鮮やかなオレンジ色がひときわ目を奪う。
母は港に買いに行って、家でゆでたのを送ってくれるので、ここまで高くはないかな・・それでもやっぱり蟹は高級食材。
金沢おでんを食べることに。
本当は”かに面”を食べたかったのだけれど、売り切れで残念。
かに面とは、ズワイガニの雌である香箱(こうばこ)蟹の甲羅に蟹の身や内子・外子を詰めたおでんダネ。
かに面以外にも、えび面やのどぐろ面などもあるようで、次に冬に来るときはぜったいに食べたい~。
食べたのは、金沢名物のくるま麩、赤巻。そして牛すじ。
あっさりとした出汁がよいお味。
東の茶屋街に向かう途中の尾張町で見つけた、素敵な台湾カフェ?
老舗の油問屋「森忠商店」の築100年を超える店舗をリノベして、台湾の四知堂(スーチータン)(←本場台湾でかなり有名なお店らしい)がPOP-UPで台湾屋台を展開している様子。
期間限定で11月末までだったので、食べられてラッキー♪
大好きな魯肉飯 (ルーローハン)!
割包(グワパオ)は、ふわふわのバンズにとろとろの角煮が入った台湾バーガー。熱々の胡椒餅は、スパイスのきいたひき肉がパイ皮に包まれている。どれも絶品。
台湾茶や豆花などデザートもあり、朝食にぴったりの豆乳粥も食べてみたい・・POP-UPでなければ、次回また来るのになぁ。
リノベーション時に出てきたというラベルなどの展示も行われていて、その飾り方がまた素敵。
東茶屋街のあまりの人の多さにひいてしまい、慌てて裏道に避難。
浅野川の河原で抹茶アイスを食べる。
この風景、なんとなくフィレンツェのアルノ川みたい!?
これがフィレンツェ
さらにとことこ歩いて、金沢駅へ。
よく歩いたー。
両親と合流して、能舞台のある宿へ向かいます。
昼過ぎのみやこ路快速で京都に出て、金沢行のサンダーバードに乗る前に駅ビルの原了郭でお腹ごしらえ。以前によく食べていたカレーがなくなっていて、その代わりに新メニューの麺類が充実していた。担々麺に黒七味をたっぷり。えしぇ蔵はふわふわ卵がのったカレーうどん。どちらも美味しい♪
琵琶湖を眺めながら、あっという間に金沢へ。
1泊目は中心部にある東急ステイ。
新しいホテルなので気持ちがいいし、各部屋にドラム式洗濯乾燥機がついていて、フロントで洗剤のサービス。これは嬉しい♪
夜はいとこの寿司屋へ。
いとこは昨年独立して、コロナ自粛のまっただなかにオープンしたので心配だったけれど、地元の常連さんが来てくれているようなので一安心。観光客に頼らなくてもやっていけるのは、この状況では大きな強み。
えしぇ蔵はこの旅で、奈良ホテルのフレンチと並んで、この夜のお寿司を楽しみにしていた。
すっきりとした清潔感溢れる空間。
真新しいヒノキのカウンターテーブルの肌触りが心地いい。
”鯵のなめろう”に始まり・・
穴子しら焼き
柚子胡椒と最高に合う~
目の前で職人の技を見るのもカウンターの醍醐味。
魚を扱っているときが一番いい顔してる!
ふだんは「まわる寿司でも十分」なんて言っている私でも
やはりホンモノを目の前にして、口にすると「参りました」の一言。
いやはや、美味しすぎた。
どの握りも絶妙な味がついているので、テーブルで追い醤油は不要。
だからこそ余計に魚の美味しさをフルに味わえる。
えしぇ蔵が悶絶したトロ。
海老も最高~。
お品書きは、叔母が毎日、筆で手書きしているそう。
父と母と四人でカウンターに並んで、
いとこにお寿司を握ってもらって
幸せな夜。