今回の旅では、いつもの朝食前の散歩ではなくジョギングをしようとシューズとウェアを持参した。奈良と金沢の朝ラン、すっごく楽しかった!
まだ夜が明けきらない春日大社から出発。
町中の紅葉が美しかった。
ゆるジョグとはいえ、散歩では行けない距離をぐんぐん。
東大寺の二月堂
はぁ、美しい。
どこまでも奈良公園。
走ってみるとまたその広さを実感する。
東大寺の山門
向こうから1匹の鹿がやってくる。
ひたすらまっすぐにやってくる・・
どちらが道を譲るかギリギリまで粘ったけれど、私の負け~(笑)
意志の強そうな眼差しに負けた。
外から眺める奈良ホテル。
約6キロの朝ランを終え、茶粥の朝ごはん。
茶粥はお代わりができるようだったけれど、お腹いっぱい。大満足。
大乗院庭園を散歩
本日も快晴なり!
奈良町を散策してホテルに戻り、ティールームでお茶。
これぞ”ロイヤル”の名にふさわしいミルクティーと珈琲、そして正統派チーズケーキ。ここはバーが有名らしく、夜にも来てみればよかった。
柱時計の音色も味わい深い。
アインシュタインやチャップリン、ヘップバーンも聞いたのかな・・
サービスでチェックアウトが13時でよかったのだけれど、
電車の時間がありゆっくりもしていられないので、12時に宿を後に。
再訪できることを願って!
11月の連休にGOTOを利用して奈良&金沢の旅へ。
旅行スタートとともにGOTOの中止が検討されたりして、やや気勢をそがれたものの、感染防止対策を徹底し、旅を満喫することに。
奈良は、京都の12か月をめぐる旅のときに1度訪れて以来。
そのときは、秋篠の森のレストランなず菜を訪問することが一番の目的で、日帰りで東大寺と興福寺あたりをさっと観光しただけだったので、
もう一度奈良だけをゆっくり巡りたいと思っていた。
Uberタクシーを利用して博多駅へ向かい、上島珈琲でモーニング。
予約したはずの新幹線が取れていないというハプニングがあったものの、当日切符を購入して無事に京都へ到着。みやこ路快速でスムーズに奈良に11時到着。駅のロッカーに荷物を預け、大和路線で法隆寺へ。
法隆寺は中心部から離れているので前回は行けなかった場所。
まずは門前の茶屋でお腹ごしらえ。
湯葉と梅干の入ったお蕎麦がとっても美味しかった。
葛切りも絶品♪
いよいよ世界最古の木造建築、法隆寺へ。
1300年前にこんな完璧で美しいものを作り上げた日本人の技術力と美意識の高さ!
金堂、大講堂を廻り、大宝蔵院で百済観音と玉虫厨子(←歴史の教科書でみた覚えがかすかに・・)
聖徳太子の時代に想いを馳せようにも、その時代といえば「むしごめで祝う大化の改新(645年)」しか思い浮かばない。豪族の蘇我氏とか?
歴史小説好きのえしぇ蔵は、帰ったら飛鳥時代をテーマにした小説を読んでみようと言っていた。私は「日出処の天子」を再読するかな。
法隆寺を堪能した後は、奈良駅に戻り荷物をとってホテルへ。
今回のGOTOトラベルの最大の恩恵は、奈良ホテルでの宿泊体験。
ホテルというより、ひとつの歴史的建造物を見学している気分。
チェックインのオペレーションがいまひとつスムーズではなく(GOTO客でごったがえし)、最初はやや残念な気持ちになったけれど、自分たちもGOTO組なので何も言えない・・。
待合室。
明治大正から時代を経て、皇室の方々や世界的な著名人を迎えてきた空間。
家庭画報の撮影に使われそうな、絵になる階段。
赤い絨毯がひかれた広い廊下、客室の天井の高さが印象的。
全体的にゆったりとした作りで、古き良き日本を感じられる。
もちろん水回りなどは完璧にリニューアルしてあるので不便は全くない。
暗くなる前に、ホテルから徒歩圏内にある興福寺へ。
九州国立博物館の阿修羅展で見た美少年に再会。
あの時は、阿修羅像の前で立ち止まらないよう、係員さんの掛け声に合わせて台座の周りを時計回りで歩かされたくらい混雑した中での鑑賞だったけれど、今回はゆっくりと、見たいだけひとり占め。しっかりと、阿修羅像の姿、表情を目に焼き付けた。
猿沢池から見る興福寺の五重塔。
赤信号でも鹿が通れば車は停まる。
ライトアップしたホテルも美しい。
そしてお待ちかね、メインダイニングルーム「三笠」でのフレンチ。
披露宴会場みたい・・
カトラリーの重みが手にしっくりとなじむ。
泡で乾杯♪
この後、白→赤と1杯ずつ。
サーモンの火の入れ具合が絶妙。
熱々の全粒粉のパンと、オリーブのパン。
魚料理は和のテイスト。
”奈良県産白味噌の香りをつけた本日の魚柿の葉焼き”
国産牛のフィレステーキ フォアグラ添え
王道フレンチは重たいのでは・・と懸念していたけれど、
まったくそんなことはなく、量もほどよく、大満足。
和栗のモンブラン、マカロンまで美味しくいただきました。
幸せな気持ちで部屋に戻り、ゆっくりシャワーバスにつかり、ドライヤーにテンションアップ。これ、欲しいと思っていたドライヤーのさらに上級クラス。噂どおり、髪がさらっさらの仕上がり。さすが奈良ホテル・・5万円超のドライヤー常備なんて。
10PMに寝る私たちが悪いのか、大阪人と思われるおばちゃん3人組の声が大きいのか、はたまた部屋の壁が薄いのか・・隣の部屋の話し声がうるさくて眠れなくなり、フロントにお願いして声をかけてもらった。しばらくはトーンが下がったけれど、そこはおそるべし大阪のおばちゃん。話し声は続き、私たちもいつしか夢のなかへ・・ 濃い一日だったなぁ。
金沢は新盆なのでお墓参りは7月。
今まで7,8月に帰省することがなかったこともあり(←言い訳)これまであまりお墓参りをしてこなかったけれど、えしぇ蔵から「お墓参りしてきなさい」と言われたので、今回は母方の祖父母の眠るお寺へ母と行ってきた。
帰りにハグミトンワークスでベーグルを買い、アイスチャイをテイクアウト。
にこちゃんマークのかわいいクッキーがサービスでのってた♪
甘め控えめのアイスチャイがとーっても美味しかった。
少し歩きたいね、ということで母お勧めの姉妹都市公園へ。
ここは昔からあるようだけれど、私は初訪問なので4つ目のニュースポット!
金沢市と姉妹都市提携をした7つの都市(バッファロー市(アメリカ)、イルクーツク市(ロシア)、ポルト・アレグレ市(ブラジル)、ゲント市(ベルギー)、ナンシー市(フランス)、蘇州市(中国)、全州市(韓国))を紹介するコーナーが一つの敷地に集まっていて、ぐるりと回ると世界一周気分・・とまではいかないけれど、それなりに面白かった。
一番凝っていたのは中国式庭園。
日本では見られないような岩は現地から運んできたものらしく、雰囲気が出ている。
そして突如現れるヨーロピアンなゲート。
中には迷路のような幾何学式庭園があり、雰囲気はベルサイユ宮殿。
背景は明らかに日本の住宅街・・だけど。
韓国の庭もなかなかの趣。
とてもよいお天気で、暑かったけれどいい散歩ができた。
次はバラの季節にフランスの庭にあるバラ園を訪問したい。
金沢滞在中に訪れた3か所目の新スポットは・・、2020年6月1日にオープンした金沢港クルーズターミナル。
夜景が綺麗だと聞いて夜に行ってみた。
広々とした埠頭いっぱいに広がるライト。
金沢港大橋と、右岸の貨物ターミナルにあるガンドリークレーン(港湾で貨物の積み降ろしに使われる大型のクレーン)も、同じタイミングで色が変わるので、湾全体がライトアップされて見ごたえたっぷり。
5色に変わるライトは、臙脂(えんじ)、藍、黄土、草、古代紫
これは九谷五彩の色だそうで、さすが金沢、こういうところにもこだわりが。
コロナ前はクルーズ船がたくさん寄港していた金沢港。
立派なターミナルができて、さあこれからもっと多くのクルーズ船を迎えようという矢先のこのパンデミック。
金沢は観光地だけに、この状態が長引くほど受ける影響も深刻になるだろう。
ここに横づけされた巨大な豪華客船を間近に見ることができる日が一日も早く来てほしい。
前回の帰省時はまだ工事中だったホテルがオープンして、金沢駅西口に見慣れないツインビルが出現!
左の棟がハイアットセントリック。泊まってみた~い。
右の棟の3~7階は滞在型のハイアットハウス。
キッチン設備付きで”暮らすように金沢滞在ができる”って・・住みた~い。
そして右の棟の8階以上は高級レジデンス。お金があれば買いたいわ~。
右の棟の1~2階は商業施設のクロスゲート金沢、、ということで、さっそく行ってみた。
さすがにオープンして間もないので、人が多かった。
それでも例年のお盆であれば、この程度ではないはず。
”北陸初”というお店がいろいろ入っている様子。
ちょうどお昼時だったけれど、あまりの暑さに食欲がなかったので、菓ふぇMurakamiでかき氷を。
加賀棒茶のかき氷に、大納言のあずき、わらび餅というセット。
運ばれてきてから思った・・これ、メニューの中で一番地味やん。
フルーツをたっぷり使った、”映える”メニューもたくさんあったのに。
保存食専門店ストックでは、ユニークなお土産が見つかりそう。
金沢駅を出て、次に向かったのは、先月中旬に一般に開放された鼠多門(ねずみたもん)。
明治17年に焼失するまで実際に存在した門と橋が136年ぶりに復元されたのだとか。
橋を渡っていると能登ヒバのよい香りに包まれる。
黒漆喰の海鼠壁(なまこかべ)が特徴。
内部の資料館は閉館していたので、次回はぜひ入ってみたい。
尾山神社を散策。
夜は焼肉を食べに力八へ。
精肉店直営ならではの肉質、そしてリーズナブルなお値段。
お店もとてもきれい。オーダーはテーブルの横のスクリーンから。半個室でコロナ対策も万全。
近頃の焼肉店って、煙が出ないのね・・(←めったに焼肉に行かないから、最近の焼肉事情を知らない)
牛肉を4種類ほどと、ナムル、サラダ、スープをいただいて、お腹いっぱい!
さすがにお肉、美味しかった!!
でも高級牛肉を食べつけないので、霜降りのカルビは1切れでギブアップ。情けない。
以前より食べる量が減ったとはいえ、まだまだお肉を「美味しい」と私より食べられる
高齢の両親の姿を見られたことが、今回の帰省で一番嬉しかったこと。
帰ってよいものか・・迷いはあるものの
予定どおり帰省しました。
お盆真っただ中のJR。
いつもならチケットを取るのも大変で、自由席のホームは長蛇の列のはずなのに
博多駅発1分前ののぞみの車内には、私しかいない!!
結局、途中駅で乗車した人も10人以下で新大阪に到着。
博多駅のエヴァダイニングで買ったマクロビ弁当。
下に玄米が入ってる。時間はたっぷりあるので、一口100回もぐもぐ。
本を読んだり、うたたねしているうちに、あっという間に新大阪に着き、
乗り継ぎのサンダーバードもがらがらで、快適な電車の旅。
家に入る前に持ち物と全身を消毒。
高齢の両親のもとにコロナウィルスを運んでは大変なので用心しながら、過ごします。
ぐっすり眠って6時に起床。
朝食の前にお庭を散歩・・といってもぐるっと回って5分もかからない。
外から見た新館の食事会場。
さあ今日は柳川のハイライト、川下り。
20人乗りの舟はコロナ対策で10人に制限しているそう。
さらに観光客の減少で、私たちの舟は6名で出発。
30分に1艘ほどしか出ないので、舟が連なる光景も見られない。
蝉の声をBGMに船頭さんの語りに耳を傾けながら、ゆったりと1時間あまりの水上散歩。
若い船頭さんだったけれど、トークが上手で歌もお上手。
乗客がもっと多ければ盛り上がるんだろうな・・
舟の幅ギリギリの橋の下を、一度もぶつけずに通り抜ける技に思わず拍手。
川下りは片道コースで、御花の近くがゴールになっていて
帰りはシャトルバスを利用することができる。
御花も二度目のはずなのだけれど、前回の記憶がまったくない(汗)
さすがに素晴らしい庭園
他に観光客がいなかったので、この大広間の真ん中で大の字に寝転がりたい衝動にかられる(しなかったけれど。)
天井の細工が美しい
シャトルバスで出発点に戻り、そこから車ですぐの”茶餐無垢”で昼食。
当日インスタで検索して素敵な写真が満載だったので決めたお店。
玄関前のアプローチからセンスが光る。
思わずため息の出る空間。
昨年の夏のオープン以来、中国茶と諸国料理を楽しめるお店として人気を集めている様子。
ランチは台湾の魯肉飯(ルーローハン)、タイのグリーンカレー、韓国風の麺から選べる。
ポッサム(ゆで豚)つきのビビン麺と迷いに迷い、最終的に魯肉飯に。えしぇ蔵はカレー。
器もカトラリーも素敵。
八角が香る魯肉飯、とっても美味しい。
つけあわせの野菜もいいお味。
台湾の烏龍茶はすっきりとしているから好き。
デザートは山ぶどうのジュレののった豆花。
スプーンがツボ!
次に来る機会があれば、絶品という噂のかき氷を食べてみたい。
こちらのお店から掘割をはさんで対岸に、「柳川の離れ庭」を眺めることができる。
さきほど川下りのときに船頭さんが教えてくれた場所が、ここだったんだ!
そろそろ買い物をして帰路につきましょう。
赤レンガの並蔵が絵になる鶴味噌醸造所。
宿でいただいた朝食のお味噌汁がとても美味しく、こちらのお味噌と聞いたので。
歴史のある醸造所のよう。
最後は関屋かまぼこで夕食のアテを購入。
伝統的なかまぼこから、女性スタッフが開発に加わったというDELIサツマシリーズまで、商品のバラエティが豊富!
ナッツにバジルにモッツァレラ入り、発酵バター&ココナツ、オリーブオイルとドライトマトのイタリア風・・発想が豊か! かまぼこの概念が変わる。
ちくわ、ゆずこしょうのかまぼこ、軟骨天、DDELIサツマの”とうもろこし&マヨネーズ”を購入。
そしてお土産を並べて、帰宅後も旅の余韻に浸るのが我が家の旅の流儀(ただ食いしん坊というだけのこと)
鶴味噌のお味噌汁に、マルホ海苔のバラ海苔をぱらり。
立ち上る磯の香。。最高~
茶餐無垢のパイナップルケーキも絶品。
コロナのおかげとは言いたくないけれど、いつもと違う夏だからこそ
実現した福岡再発見の旅は、期待以上に楽しく、そして美味しい旅だった。
コロナは夏に終息するんじゃなかったの??
衰えるどころか、春より増えてるし。
日々の感染者数を聞いてもピンとこない・・危機感が麻痺してる。
今年はとうてい海外旅行は無理。
今年どころか数年は我慢しなければいけないかもしれない。
国内も県をまたいでの旅行はやめた方がいい雰囲気だし、GO TOキャンペーンもなんだか遠慮がち。
そんなところに「福岡県民が福岡県内の宿泊施設で使える」クーポンが発売されると聞いて
とりあえず2枚購入(5千円で1万円分になる。)
そこで問題なのは、どこに行く?
たいてい日帰りで行けるところばかりだし・・
そこで白羽の矢があたったのが柳川。
行ったことはある(らしい)けれど、ほとんど記憶にないのでいいかもしれない。
福岡から高速で1時間と少し。近っ! でも泊まりとなると旅気分♪
いつもはあまりお土産や買い物に興味を示さないえしぇ蔵が、
柳川では「海苔とかまぼこを買う!」と気合が入っていたので、笑えた。
宿に行く前にマルホ海苔に寄る。
有明海は海苔の生産量日本一。有明海苔は美味しいもんね~。
お店の2階がセルフのカフェになっていて、しばし休憩。
飲み物200円。お菓子までついて・・
今宵の宿は白柳荘(はくりゅうそう)
休前日だというのに宿泊客は私たちを入れて4名だそう。
本館は古いけれど、食事をするところはリニューアルされてとてもきれい。
部屋から眺める庭園がとても素敵。
柳川で楽しみにしていたことの一つが「鰻尽くしの夕食」
柳川で食べられる鰻のほとんどは宮崎産という実情はともかく、柳川といえばやっぱり鰻でしょ!
骨のスナック、肝のマリネなどの前菜に始まり・・
うざく、うまきはお約束。
白焼き大好き!
かなり薄味なのも、「臭みがない」ことの自信がうかがわれる。
焦げ目の香ばしさが最高。
この日本酒、美味しい!
真打登場~。
柳川名物蒸篭蒸し。
どちらかというと、せいろ蒸しよりうな重派だけれど、
もっちりと蒸しあげられたご飯の美味しいこと。
鰻はふわふわ、皮は香ばしい。
日は暮れて庭園がほんのりライトアップ。
ザ昭和、という感じのひなびた客室も悪くない。
フロントで夜の川下り「灯り舟」の案内を受けたけれど、
翌日の朝に乗ることにして、食後に川沿いを少しだけ散歩。
ヤノケーキテン モクで買って大事に持ち帰った焼き菓子。
翌日でも美味しい、むしろ翌日のほうがしっとりとして美味しいと聞いて、4つ購入。
念願のミントブラウニー、バナナケーキは外せないし、大好きなキャロットケーキにオレンジチーズケーキ・・それほど種類は多くないので、今思えば全種類買ってきてもよかったな~。
正直なところミント味のものは好んでは食べない(←どうしても歯磨き粉の味に感じる)のだけれど、看板商品だし、見た目もユニークだし、ミント味のブラウニーってどんなの?と好奇心を抑えきれず。
ナッツの入ったチョコクッキー生地にミントリキュール入りのチーズが重なり、ミントは主張しすぎずチョコと絶妙なハーモニー。こんなケーキ食べたことない!
バナナケーキのバナナ感はハンパなく・・それもそのはず、使われているバナナの量がすごいらしい。
鹿児島といえばさつま揚げもはずせないお土産。
今回の旅で大きな収穫だったのが、鰹節の可能性に目が開かれたこと。
宿でいただいた”茶ぶし”は、お弁当や家飲みした後の〆にぴったり。
かつお節をダイレクトに楽しめる食品がたくさんあって、あれこれ買ってみた。
黒豚味噌は飯泥棒~。
秀水園は「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の料理部門の一位を長年維持し続けているというから、いやがうえにも期待が高まる。
食事は朝夕ともに部屋でいただく。
担当してくださった仲居さんが、天然キャラで、ちょっとした一言やリアクションに噴出しながらの楽しい食事タイム。
前菜は、海老寿司、きびなご南蛮漬け、うるいの胡麻浸し・・など。
二段の重箱の中はお造り。
銀色に光るきびなごの美しさ!
あんなに小さな魚を、これほど美しくさばくなんてさすがプロの技。
薩摩黒豚やわらか煮。
大豆あん掛けでさっぱりといただく。
桜餅に見立てた蟹の真蒸が春らしい吸い物。
一番美味しかった、そして珍しかった一品といえば、焼き物のあわび素味噌(もとみそ)焼き。
いろいろな材料を混ぜた”玉味噌”という味噌に、あわびやキノコを入れて焼いた和風グラタンのような一品。
味噌風味のグラタン・・これは絶品!!
美味出汁鍋。
残った出汁にご飯を入れておじやにしたらさぞ美味しいだろうな・・
最後になめこの赤出汁とご飯、香の物、フルーツ。
地元の食材、そして旬の味を堪能。
品数多く、最後まで飽きさせず、満腹になりすぎない絶妙な量で満足度200%の夕餉だった。
部屋でまったりしているところに・・善哉が運ばれてきた。
歯を磨いてしまったけれど、お腹いっぱいだけれど、これは別腹~♪
百名山にのぼり、砂蒸しをして温泉につかり、美味しい食事・・幸せな一日!