山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

会津駒ヶ岳から三岩、窓明山

2014-05-04 | 山行
2014年5月4,5,6日 毎年、GW前後は、東北や会越の山々を歩いている。豊富な残雪と山裾の新緑、山里の春の雰囲気が大好きだからだ。それと仲間達と過ごす数日間は何よりにも代え難い。

会津駒ヶ岳より三岩、窓明を縦走の計画だったが前線通過予報で窓明を割愛して下山した。天気予報では4日は晴れ、5日は曇りから夕方雨の予報。前線が通過するとのことで初日に頑張って三岩を越える予定に変更した。
4日15時

5日15時


メンバー6名でテント二張。クルマ2台でやって来て入山口の滝沢橋手前見通のPに1台、下山口の国体碑の近くに1台置いて出発した。



林道から階段に移り山道に入るとまもなく残雪を歩くようになる。樹林が切れ、快晴のもと駒ヶ岳までは、登山者、スキーヤーとボーダーさんが前日まで大勢登っており、たくさんのトレースが残っていた。



駒の小屋は小山の陰で大きくショートカットして駒ヶ岳の山頂に辿り着いた。

この時期に何度が訪れているが山頂標識が半分位埋もれており今年の積雪の多さを語つている。



ここより東に緩く波打つ2000mの広い稜線歩きだ。

左手に折れた先の台地が三岩だ。



心配された雪庇とか亀裂はあまり見当たらない。積雪多くて遅れているのかもしれない。唯一亀裂入りの急な東斜面を避けるように登りつくと広い頂稜でこんもりした樹林のあたりが山頂だ。



北面に広い斜面をくだると北の窓明と東の尾根の分岐で樹林に避難小屋が埋もれていた。建設目的の分からない小屋で冬期用の出入口が無いところから夏季避難小屋というべきか。今夜のお宿を小屋の隣に設営して鯉のぼりを飾る。



空模様は夕方には高積雲に被われたものの翌朝まで雨は落ちてこなかった。翌朝は、雨が降り出す前に下へ降りることにして、黒桧沢左岸尾根をそのまま下ることにした。





ブナ尾根を2h30ほどで国体碑のある国道に降りた。途中、イワカガミの群落に春を楽しむ。





クルマの回収を終え今夜の泊まり場にはアルザ(見通)のキャンプ場のバンガローを押さえた。GW最終日の前日なので皆さん帰京したあとでガラ空きだった。檜枝岐のJAで食材と飲み物を買い込みバルコニーで、待望の乾杯をしてお隣の風呂に行く。それから雨の心配をしなくてよいバンガローで、こんな時間から夕食準備を始めてしまい楽しい宴会に突入してしまった。




大体、この時期のいつものパターンなのだが、これも山の楽しみ方。

5/4  歩き始めは快晴、駒稜線付近より雲、三岩付近では曇天に変わる。
檜枝岐・見通P 6:10頃(見通Pに1台=国体碑前に1台デポ) 
見通P 7:15…滝沢橋7:20…階段7:58…駒の小屋迂回11:45…会津駒ヶ岳山頂12:15,30…
三岩岳16:00,05…尾根分岐(小屋)16:30 幕営   歩行:9h  

5/5  6:00起床 ゆっくり食事 テント撤収
幕営地8:25…(黒桧沢左岸尾根)…国体碑・R352着10:55  歩行:2h30

翌5/6は帰るだけ。伊南川沿いに山口まで下り、駒止トンネルを抜け台鞍スキー場、田島を経て下郷より甲子トンネルを越えて白河ICより東北道に入った。事故渋滞はあったものの順調に走り帰京した。
南会津の郷はまだまだ桜が満開、それだけ新緑の印象が薄かった。

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