2016年6月18日(土) 梅雨に入ってイジイジしていたが、日本気象協会の10日間予報を見て、週末の18日に山に行くことにした。カミさんも運動不足とみえて声かけたら良い返事。暑いので少し高度があって近場でアクセス良いとなると八ヶ岳か谷川となり白毛門の名前が出てきた。笠から朝日となると長いので白毛門往復して温泉に立寄るつもり。会のTさんにも声をかけ前夜池袋東口に集合した。
関越道のSAで夕食を取り久し振りの土合駅着22時頃。駅前が整地され汚れガラスに蜘蛛の巣張りの蛍光灯がきれいに、なんとトイレが水洗便座でタイル床にヒーター、見違えるようにきれいになっていた。乗降客が増えた訳でもないだろうに。
上り線の地下の「日本一のモグラ駅」のせいだろうか。私は地上駅時代の様子は山の会の先輩たちの話でしか知らないが、上野発夜行列車22:13長岡行から吐き出された登山者の群れに混じってあの、462+24=486段の階段を「蜘蛛の糸」のように地上へと向かって重荷に耐えながら階段を数えながら登った。渡り廊下のガラス窓越に年末の積雪を見て、改札を出て床に座り込むか、外の雪道に歩き出すかしたものだ。その日は20人前後のたぶん若者達が内部と外に静かに寝ていた。我々の頃は、車座になってまずセレモニーしてから寝袋に潜り込んだもの。相変わらず1時と3時前後に通過する貨物列車の轟音に起こされて4時頃には登山者の起床時間になってしまう。
のんびり最後に土合橋の白毛門登山口の駐車場に移動した、すでに数十台の車で満杯に近い。どうやらロープゥェイが整備運休中で駐車施設を締め出された車達か、白毛門にこの人数が行く訳ないだろうから。
身支度して駐車場の端から歩き始め白毛門沢を赤い橋で渡ると急登が始まる。しばらく降った雨のせいか地面が湿っているが見上げる新緑のブナの森が美しい。
空は晴れて吹き上がる谷風が涼しく樹間に天神平が見えてきたり花期の終わったシャクナゲ帯が。森が切れて露岩の鎖場に来れば松木沢ノ頭は近い。松木沢ノ頭から見上げた右手には緑色の斜面に爺岩と婆岩が控え、山頂直下の岩が見える。
向かいの谷川本峰は白い雲にまといつかれている。マチガ沢、一ノ倉沢には残雪が少ない。松木沢ノ頭を出てまもなくカミさんが両足の痛みを訴え出した。どうやら休憩中に運動不足の筋肉の緊張が緩んで“吊り”が始まったらしい。ヒザの曲げ伸ばしやマッサージしたらナントカ頑張って歩きはじめてくれたので一安心。
やっと白毛門に到着、数人しか休んでる人が居ない、いるうちにシャッターをお願いしてしまう。ほとんどの人達が目前の笠か朝日に行ってしまったことになる。
そこに爽やかなトレランの青年が現れた。半パンツに派手なスニーカーで背中に薄っぺらなザックを背負っている。
カミさんが彼の姿恰好からかイケメンさんとみてか田中陽気さんの名前を出したところ「彼、友達です」と我々の会話に入ってきた。なんと土合橋の登山口7:30発で我々を追い抜いて、白毛門を越え笠、朝日に達し折り返してきたのだと。ハイキング地図だと同じコース7h30を彼は3h30ほど駆け抜けてきた韋駄天さんだった。カミさんが名前を聞き出してなんと記念写真をお願いしてしまう。
帰宅してネット検索したところ、トレイルランナー 代田渉さん 長野県出身 Runtrip にはトレイルランナーとして挨拶文「主に中距離(30~50km)を得意とする山屋上がり(登山歴20年)のトレイルランナー……関東周辺のトレイルランニングコースを紹介している」著書(共著)「東京周辺トレイルランニングコースガイド」山と渓谷社 今月初めに道志山塊の阿夫利山に行った際に見つけた置き忘れのトレランのガイド表示の話をしたら「上野原秋山トレイルコース」は、彼がコース作りしたとのことでした。自治体によっては取り外すところと残すところがあるような話をしてました。トレイルコースアドバイザーとか
トレランさんとハイカーさんとは、現状ではあまり互いに好印象ではありません。山は静かに歩くものと思っている私は、集団で狭い山道を後ろから擦り抜けていく彼らを危ないなと思い目くじらを立てます。彼のホームページを読むと高尾山等のハイカーで混みあった山でなくて里山には人の少ない静かな山道がたくさんある、そんなコースの紹介をしていました。しかし、それでも静かな山歩きをしてる私には困った存在であることに違いない。でも、山で出会ったらお互いに挨拶できるような関係だったら許されるかと思います。
土合橋6:20…松木沢ノ頭8:54…白毛門10:15,11:20…松木沢ノ頭11:42…土合橋14:05
帰りに水上から仏岩温泉によって汗を流してから往路を帰京した。
関越道のSAで夕食を取り久し振りの土合駅着22時頃。駅前が整地され汚れガラスに蜘蛛の巣張りの蛍光灯がきれいに、なんとトイレが水洗便座でタイル床にヒーター、見違えるようにきれいになっていた。乗降客が増えた訳でもないだろうに。
上り線の地下の「日本一のモグラ駅」のせいだろうか。私は地上駅時代の様子は山の会の先輩たちの話でしか知らないが、上野発夜行列車22:13長岡行から吐き出された登山者の群れに混じってあの、462+24=486段の階段を「蜘蛛の糸」のように地上へと向かって重荷に耐えながら階段を数えながら登った。渡り廊下のガラス窓越に年末の積雪を見て、改札を出て床に座り込むか、外の雪道に歩き出すかしたものだ。その日は20人前後のたぶん若者達が内部と外に静かに寝ていた。我々の頃は、車座になってまずセレモニーしてから寝袋に潜り込んだもの。相変わらず1時と3時前後に通過する貨物列車の轟音に起こされて4時頃には登山者の起床時間になってしまう。
のんびり最後に土合橋の白毛門登山口の駐車場に移動した、すでに数十台の車で満杯に近い。どうやらロープゥェイが整備運休中で駐車施設を締め出された車達か、白毛門にこの人数が行く訳ないだろうから。
身支度して駐車場の端から歩き始め白毛門沢を赤い橋で渡ると急登が始まる。しばらく降った雨のせいか地面が湿っているが見上げる新緑のブナの森が美しい。
空は晴れて吹き上がる谷風が涼しく樹間に天神平が見えてきたり花期の終わったシャクナゲ帯が。森が切れて露岩の鎖場に来れば松木沢ノ頭は近い。松木沢ノ頭から見上げた右手には緑色の斜面に爺岩と婆岩が控え、山頂直下の岩が見える。
向かいの谷川本峰は白い雲にまといつかれている。マチガ沢、一ノ倉沢には残雪が少ない。松木沢ノ頭を出てまもなくカミさんが両足の痛みを訴え出した。どうやら休憩中に運動不足の筋肉の緊張が緩んで“吊り”が始まったらしい。ヒザの曲げ伸ばしやマッサージしたらナントカ頑張って歩きはじめてくれたので一安心。
やっと白毛門に到着、数人しか休んでる人が居ない、いるうちにシャッターをお願いしてしまう。ほとんどの人達が目前の笠か朝日に行ってしまったことになる。
そこに爽やかなトレランの青年が現れた。半パンツに派手なスニーカーで背中に薄っぺらなザックを背負っている。
カミさんが彼の姿恰好からかイケメンさんとみてか田中陽気さんの名前を出したところ「彼、友達です」と我々の会話に入ってきた。なんと土合橋の登山口7:30発で我々を追い抜いて、白毛門を越え笠、朝日に達し折り返してきたのだと。ハイキング地図だと同じコース7h30を彼は3h30ほど駆け抜けてきた韋駄天さんだった。カミさんが名前を聞き出してなんと記念写真をお願いしてしまう。
帰宅してネット検索したところ、トレイルランナー 代田渉さん 長野県出身 Runtrip にはトレイルランナーとして挨拶文「主に中距離(30~50km)を得意とする山屋上がり(登山歴20年)のトレイルランナー……関東周辺のトレイルランニングコースを紹介している」著書(共著)「東京周辺トレイルランニングコースガイド」山と渓谷社 今月初めに道志山塊の阿夫利山に行った際に見つけた置き忘れのトレランのガイド表示の話をしたら「上野原秋山トレイルコース」は、彼がコース作りしたとのことでした。自治体によっては取り外すところと残すところがあるような話をしてました。トレイルコースアドバイザーとか
トレランさんとハイカーさんとは、現状ではあまり互いに好印象ではありません。山は静かに歩くものと思っている私は、集団で狭い山道を後ろから擦り抜けていく彼らを危ないなと思い目くじらを立てます。彼のホームページを読むと高尾山等のハイカーで混みあった山でなくて里山には人の少ない静かな山道がたくさんある、そんなコースの紹介をしていました。しかし、それでも静かな山歩きをしてる私には困った存在であることに違いない。でも、山で出会ったらお互いに挨拶できるような関係だったら許されるかと思います。
土合橋6:20…松木沢ノ頭8:54…白毛門10:15,11:20…松木沢ノ頭11:42…土合橋14:05
帰りに水上から仏岩温泉によって汗を流してから往路を帰京した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます