山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

鷹ノ巣山

2018-02-18 | 山行
2018年2月18日(日) 雪山山行のための足慣らしと新規購入品のテストを兼ねていつもの鷹ノ巣山に出かけた。山の天気予報の「てんくら」ではCだったのに奥多摩駅から眺めた西の空はピーカンだった。

巳ノ戸橋わたると山道には1月末の残雪が凍結しており、さっそくチェーンスパイクの出番。今日は、軽アイゼンのほかに新兵器を持参した。

装着簡単、外れ止めテープあり。前後方向の力にはチェーンで支えるられる。サイド側の力にはゴムがずれてくるので注意。できるだけフラットの足の置き方で歩行する。足裏の土踏まずの前部と踵下にスパイク付きのプレートがあり、ガッシリ雪面に食い込む。これで前4本、後8本の12本爪になる。軽アイゼンと呼ばれる4本爪、6本爪より滑らず頼れる。重量465gと軽くコンパクト。問題は耐久性か。

稲村岩尾根を往復した。上り2hを下り1hで降りた。後半は踵部のゴムが引っ張られスパイクが浮いてカチャカチャ音たてていた。が、最後まで外れることは無かった。ゴムが劣化して脆くなると切れやすいかもしれない。これで価格2000円は安い。ザックカバー、伸縮ストックとともに登山用品のヒット作だ。



バスで一緒だった高校生の一団(15人ほど)に追いつかれずに安心して歩いていた、初めはアイゼン外れたり、雪道歩きに手こづっていた。それも初めのうちだけで、まもなく歩き馴れたのか、彼らにあっさり抜かれてしまった。冬枯れに差し込む陽射しが美しく、ふくよかな雪面に木々の影を落とす。

鷹ノ巣山山頂着、くだんの学生達が休憩しており穏やかな光景だ。高曇りで風無く、石尾根も地面むき出しで
次の降雪を待っていた。
今回は足慣らしなのでいつもの榧木尾根は止めて往路下山することにした。





ところが決断が遅れてしまい、反省。東日原発のバス本数が少なく結局バス停で1hも待つことになった。

東日原9:10…巳ノ戸橋9:21…残雪凍結、チェーンスパイク…稲村岩コル10:16…ヒルメシクイの頭12:26…鷹
ノ巣山12:54,13:20…稲村岩のコル14:27…巳ノ戸橋14:59…東日原15:25  上り3h40、下り2h
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