山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

 鹿俣山とたんばら高原周回

2015-04-18 | 山行
2015年4月18日 当初、2,3月に諸事情で中止になっていた計画で4月半ばになってしまった。前夜自宅を出発して関越道沼田ICからR120のすぐの道の駅「白沢」で車泊した。夜目でも美しい満開の桜の下で翌朝が楽しみだった。翌朝、沼田街道の桜並木を市街に戻り玉原スキー場に向かった。雪はまだたっぷりだが4月も半ばなのでスキー場はクローズしてると思ったら広大な駐車場は開いていて向こう隅に10数台の車、こちらはスキーではないので入口付近に止めて準備してると続々車が入って来て、たちまち満車に近くなった、しかも土曜なのに無料のようだ。

駐車場(1240m)を左手に道路を歩き始め、ペンション村を迂回する道路から離れそのまま雪の林を直進して行くとどうやらキャンプ場に入った。道標には鹿俣山と書いてあり、ブナや葉を落とした樹林の森を高み向かってコンパス振り振り歩いていく。

左手には明るいスキー場が見えていてカラフルな別世界だ。1400m付近のリフト降り場の近くを通り、どうやら夏道に近づいている。鹿俣山の南西斜面に開けた台地にゲレンデが出来ていて、その右(東)縁が登路と思われ自然と夏道に沿って歩いていく。

右手が開け獅子ケ鼻山と剣ケ峰の雪が落ちて黒々して聳えている。

陽当たりでは夏道が所々顔を出している。尾根が狭くなってきた1550m付近で左手に最終リフトのトップが見えその上に黒い大きな露岩が見える。

積雪期はそこを左手に回り込んでゲレンデ上部から鹿俣山に登るようだが、正面の雪壁も登れそうなので近くへ行ってみた。案の定、行けそうなので低い辺りを狙って山靴で足場を作りながら何とか這い上がった。



右手に数分行くと山頂のようで立木に「鹿俣山」と書かれた板切れが結ばれていた。







獅子ケ鼻山方面へ行くのは止めてしばらく展望を満喫して、ブナ平方面に下山することにした。
コンパスとGPSを直して尾根伝いに南西に下っていく。初めは急だが樹林のなかを左手にスキー場の気配を感じながら下っていく。



いつのまにか静寂のブナ林の起伏を歩いて行くようになる。新緑か紅葉の頃にまた来てみたいものだ。

ブナ平の南尾根に乗るように適当に下って1250m辺りから顕著な尾根を辿ると末端で林道に降りた。



あとは左手に少し進むとセンターハウスがあって広大な広場を横切ってトイレ小屋から道路に出た。

さらにコンパスに従い林を突っ切ると雪の小山に行く手を遮られるが、そこを登ると駐車場だった。

車に乗り込み昨夜の「道の駅白沢」の「望郷の湯」で汗を流してお蕎麦を食べて往路を帰京した。

玉原P(1240m)発8:05…キャンブ場8:25…リフト降場(1400m)9:10…シャクナゲ生息地の標柱9:45…雪壁上10:20…鹿俣山(1637m)10:28,:45…ブナ平南尾根へ12:10…(林道)12:30…センターハウス12:37…駐車場13:00
コメント
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