山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

鳩ノ巣から本仁田山

2011-08-28 | 山行
「東青梅を出発しまーす」のアナウンスで辺りを見回すとやけに席が空いていた。あらら、進行方向が違うよ、次の駅であわてて下車した。久し振りの山行で、青梅で奥多摩行きに乗り換えるのに寝過ごして降り損なってしまった。(誰も蹴飛ばしてくれなかったのだ)東日原行きのバスはしばらく無いし、持参のエアリアマップのA4コピーの端に、めぼしい所を見つけ鳩ノ巣で降りた、ドジなスタートやれやれだ。

鳩ノ巣7:50発、棚沢から杉ノ殿尾根で本仁田山へ行くことにした。出掛けるときは好い天気だったのに、奥多摩の峰々は灰色の雲が低い、正法院の前から山道に入り杉林の尾根を辿る。大根ノ山の神という祠の裏手には林道が横切っていた。道路標識には舟井戸とかいてある。

道路を横切って尾根筋を行く、濃いガスで霧雨の一歩手前、涼しいのでヤッケを羽織ったが丁度良いくらい。数10mもない視界のなかで樹林の急坂を登り切ると、分岐標識からコブタカ山らしい。本仁田山はまもなくだが、こちらで昼飯にした。本仁田山へはまだアップダウンがあって平石尾根を過ぎると、にぎやかな山頂だった。少しは明るくなってきていた。下山は、花折戸尾根から、足場が濡れてなければゴンザス尾根を降りるつもりだった。

出だしは急で枯れ葉が溜まっていて滑り易かったが濡れてはいない、いつ来ても踏み跡の薄い尾根だ。



チクマ山で南東に向きを変えるとゴンザス尾根の標識があった。尾根上にはTVアンテナ施設、送電塔、NHKの奥多摩TVと続き、やっと雲が晴れたら暑くなり、草藪もわずらわしくなる。NHKの資材運搬に使ったらしいジグザグ道が尾根を外れる。倒木の後始末がしてなくて歩きにくい、2年前はスンナリ降りられたのに、やっと祠に着いた。眼下に樹林を透かして道路が見えるのだが、右手に回り込んだ積もりが、やや手前だったようで日向集落の墓地の裏に出てしまった。民家の庭を失礼して通り抜けると、目的の神社は数10m先だった。どこで見落としたのか山道が荒れてるとしか思えない。

国道の日向集落入口には真新しい指導標があり「ゴンザス尾根・本仁田山」と書かれていた。ともかく大汗を流しに「ヨモギの湯」へ向かった。

鳩ノ巣7:50…大根ノ山ノ神9:40,50…コブタカ山11:10,25…本仁田山11:45…チクマ山12:40…日向集落14:20…ヨモギ湯14:50

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする