中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

忙しい毎日

2006-06-21 | 一般
事前の予想ではもう少しヒマになるはずだった。。。

金曜日に董事会が終わったら、ちょっとのんびり出来るかな。
などと考えていたのだが、全然そうならない。

土曜日は昼間董事会で来ていた方とゴルフして、夕方は田舎町の日本企業会の会食。普段あまり出席しないのだが、帰国される方がいらっしゃったのでご挨拶に出席。

日曜日はこれまた企業会のゴルフコンペに数ヶ月ぶりに出席。いつものように気合いが空回りする低迷したスコア。台湾人や中国人の友人達と回るときのようにパッパ!サッサ!とは行かない。いつもの1.5倍くらいの時間がかかるのが日本人とのゴルフ。忍耐力の元々無い私としては、辛いものがある。
同行のキャディさんも「日本人は忍耐力がある。」と35℃を越す気温の中、愚痴をこぼす。

夕方からは出張者と会食。
さすがに中華宴会続きで、こちらの身体が持たないので勝手に焼き肉に決める。

で食事後は日本対クロアチア戦を飲み屋の大スクリーンでみんなで酒飲みながら見る。普段はカラオケの画面になっているスクリーンだが、こう言うときには便利である。しかしながら音声は中国語(CCTV5チャンネル)。
見終わってドッと疲れる。無駄に酒が進む。。。

月曜日は出張者達と終日会議。またまた宴会。。。

火曜日は溜まっていた仕事が山のようにある。午前中バタバタ片付けて、午後は今度は社内会議。
帰宅後はさすがに疲労困憊でさっさと寝ようと思うが、ドイツ戦をやっているので、なんとなくダラダラ見る。ずっと見続ける元気がないのでトイレに行ったりコーヒー入れに行ったりする度に戻ってくると点が入っている。中国の放送はそんなにゴールシーンのリプレイをやらないので、見逃し続けたまま試合終了。 終了後のリプレイでまとめてゴールシーンを見る。 間抜けである。

今朝から董事会と月曜日の会議の議事録を書いている。
これがまた結構疲れる上に、日本語を書き終わったら中国語訳が必要である。

金曜日は香港に出張。朝9時の飛行機、と言うことは家を出るのが6時半。。。。

香港に着いたら台北から来る台湾人とホテルでまず打合せ、午後から日本の会社と商談、夜は会食。想像するだけで疲れる。商談も会食も日本語-中国語の通訳は全て私一人、と言うことは半日以上しゃべり続けると言うことであろう。

土曜日は昼間で寝て午後の飛行機で帰ってくる。

なにやらやたらとハードな日々が続いているような気がする。。。

今日は董事会

2006-06-16 | 仕事
今日は董事会です。

日本で言うと株主総会がもっとも近いでしょうか。
日本と台湾の株主各社が田舎町に集結しています。
3時間ほど会議をするのに、2泊3日の行程で、本当にご苦労様です。

さて、お仕事お仕事。。

嫌な奴ら

2006-06-15 | 生活
夕べお客さんを連れていつもの按摩屋へ行った。

この按摩屋は基本的に4-5人が同じ部屋で足按摩をするようになっていて、最近出来たような新しい店のように来た人数で1部屋単位にするのではなく、相部屋のようなシステムである。

いつもは一人で行くのでどうと言うこともないのだが、お客さんが一緒だと必然的に日本語をしゃべることになる。

夕べ一緒の部屋にいた男2人(無論現地人である)は、我々が話しているのを聞いて、わざとこちらに聞こえるように大声で「小日本か!W杯であんなに惨めに負けやがって!恥ずかしくないのかな!」

按摩のお姉さんは困ったような顔をして私を見上げる。

こんなところであんな奴らとクダラン喧嘩をしても仕方がないので、「無視無視!」と黙って首を振る。お姉さんはちょっとホッとしたような、申し訳なさそうな顔で按摩を始める。

大声でクダラン事を言う奴は、もちろんそこそこ金を持っているに違いない奴で、私の前で困った顔をしてくれるまともな神経の持ち主は、農村から出てきて一生懸命出稼ぎをしているまだまだ子供のような女の子。

その場は、何もなかったような顔をして店を出てくるが、1日経った今でも嫌な気分は抜けない。

大雨の後はお約束の野菜高騰

2006-06-13 | 生活
週末良い天気でしたが、南に下がった前線がもう一回今度は日本の方へ上がってゆく途中で田舎町を通り過ぎていて、雨が降っています。

長雨でかつ大雨だったせいで野菜が一斉に大幅値上がりを続けています。ついでにおまえは今の雨に関係ないだろう、というような物まで値上がりしているのはどこの国でも同じようなものです。

のきなみ30%近い値上がり。食用油や米、味の素まで上がるのはどうかと思いますねぇ。

会社の社員食堂の経費もそのまま増加中です。 以前は八百屋さんの様なところから仕入れていたのですが、経費削減と癒着防止でスーパーマーケットから購入中。この間までは地元スーパーでしたが、この2ヶ月くらいは開店したばかりのウオールマートです。

総務の人間に経費を下げる方法がないか提案しろと要求しましたら、いろいろ理由をつけて出来ませんと回答が来ました。結構面白いですよ。

油:安くしようとするとどこで作ったか正体のわからない油になる可能性大。健康に良くないので採用したくない。

肉:病気で死んだ肉や水を注入して重量増された肉がくる可能性大。健康に良くないので採用したくない。

魚、貝など:古くなった物、腐りかかった物がくる可能性大。

野菜:前日の残り物や規格ハズレ、農薬が多い物などがくる可能性大。

ここの人々が如何に信用できない社会に住んでいるのか、よーくわかりますよね。

気がつけば4回目のW杯

2006-06-12 | 一般
気がつくとW杯を中国で見るのは4回連続だった。

2006、2002、1998、1994と遡ってみると1994年の時には留学中で、学校の留学生楼で先生と一緒に映りの悪い小さなTVを見ながら、サッカー用語や出場する国の中国語表記や読みを覚えていたりした。留学生楼にはアフリカやロシア、アジア、中東など各国の学生がいたので直接対決があったり結構盛り上がっていた。

1998年は中国も出ていたはず。そのおかげで町中の商店がW杯一色になって、中国が1回勝てば全商品3割引、決勝に進出すれば半額!などとセールをする予定だった。
結果は決勝どころか1回も勝てなかったので、予選リーグ終了と共に一般大衆のW杯熱はあっという間に冷めていった。

前回の2002年は、日韓共催。アジアの覇者を自認している中国としては面白くない。そのうえ予選で敗退して出場も出来ない。それなりに盛り上がっていたが、一番盛り上がったのは日本や韓国が負けたときだったような気もする。

そして今回。気がつけば4回目。4年に1回なので12年が経ったと言うことだ。そんなに長い時間が経っているようには思えなかったが、結構すごいことかも知れない。人生の1/4以上この国にいるんだよなぁ、と昨日TVでオランダ戦を見ながらそう思った。

今日は日本戦。 家でひっそり応援しよう。 頑張れ日本!

TKY

2006-06-11 | 一般
ある銀行の駐在員の人がHPに書いていた「TKY」

日本へメールを書いてその最後に「TKY」と書くそうです。

TKSというのはサンクスですが、TKYはテメー来てやってみろ!の略だそうです。

ぱっと見たときにはサンクスみたいに見えるので便利ですよ、とのこと。

毎回日本へ送るメールの最後に書きたいTKYです。

よくまあそんなことが言えるよな、と思うような事を平気で書いてきて、そんなこと出来るかというと、ハァ??みたいな返事が返ってきます。
自分の道理だけをさも当然のように述べ、都合の悪いこちらの状況に対しては「わかりますよ、でもね。。。」全然聞く耳を持っていません。

よっぽど全部放り出してやろうかと思うときもありますが、ここで一生懸命働いている若い奴らを苦しめるのも嫌です。

日本の人は中国の人の考え方がわからないと言いますが、私には日本のご本社様の考え方の方がもっとわかりません。

週末は晴れて夏が来ました。

2006-06-10 | 一般
降り続いた雨も南に下がり、金曜日からは雨のほとんど無い日が始まりました。

それでも、土曜日の朝、ゴルフ場へ向かうタクシーの中で「線路が崩れたので福州駅を発着する鉄道は今朝の始発から、とりあえず午後4時まで全部運行停止です。」とラジオ放送です。

この辺りは山ばかりですが、基本的に岩山なので崩れやすい、と言う傾向があります。今回の大雨でも支線部分で線路が崩れたというのは何回かありましたが、本線部分で路盤が崩れたのは初めてでした。

修復には結構時間がかかりそうです。

ゴルフ場は池の水が大幅に増水しています。フェアウエイもグジュグジュ部分がいっぱいありました。

それでも週末晴れてくれて良かったです。

久しぶりの太陽

2006-06-09 | おもしろ記事
今日は朝起きると久しぶりに太陽がでていた。

何はなくとも嬉しい。

降り続いた雨のおかげで家の中がどこもかしこも湿気ている。ベッドもなんとなく湿気ているが、どうしようもない。

夕べは家に帰ってから家中エアコンをかけて除湿!!

雨が上がってからはスーパーマーケットへ米を買いに行きました。

今までは大体「東北米」と書いた米を買っていましたが、なんと「あきたこまち」があるではないですか!!

よく見ると包装は怪しさが一杯。まず「秋田小町」これは仕方がないでしょうね、漢字の国ですから。 でも大きく書かれている「ツユテケのユザ」???
こういう怪しい表示には相当慣れている私ですが、全く想像が付きません。原文は何???
どこで生産されたかの表示もありません。精米加工した業者の住所は福建省。あやしさを倍増させます。袋の裏の中国語を読むと「遼寧省で生産したかも知れない。。。」と想像させるような表示ですが、確定は出来ません。

味の方は、まずまず! とは言え日本の本当の「あきたこまち」の味を覚えているわけではないので、本物かどうかも全くわかりません。

お値段の方は、5kg=19.5元! 日本円で300円です。特売で売られている普通の米の約2倍の値段ですが、これまで買っていた東北米よりも安い。。。

まあいいんです! 結構おいしいので!!

会社の洪水対策

2006-06-08 | 仕事
洪水になってもおかしくない! と言いながら何もしないでいるのは気持ちが悪い。

水が危険水位を越えて工場まで来たらどうしようか?と言うのはこれまで無対策であった。 昨年の大雨の時には事務所の地下にある従業員食堂が冠水。 流れ込む水を残っていた従業員は何も出来ずに眺めていたと。。。

と言うことで 工場にいっぱいあるシャッター+出入り口の洪水対策です。

どこまで効果があるのかはわかりませんが、防水シート+土嚢積みです。

雨の合間を縫って実際に積んでみるテストをしました。 土嚢を運んでいるオジサンは社員ではなく、土嚢に砂を詰める仕事を請け負ったオジサンです。1日10元とか20元とかでこういう仕事を請け負うオジサンがいるのもこの国ならではですね。 工場操業しながら土嚢に砂詰めるなんて出来ないだろ?と聞いた答えがこのオジサンでした。

実際にこんな事を対策しなくて良いように願っています。

大雨被害は拡大中

2006-06-08 | 気象
今日もまだまだ大雨である。

もうかれこれ20日間近く降ったりやんだりを繰り返しながらほとんど雨の日が続いている。一日中降らなかった日は無かったと記憶している。

福建省内では経済損失が既に20億元(300億日本円)に達したと報道され、倒壊もしくは損壊した家屋は3万戸を越えたと言われている。

写真はこの町から150km程上流の町が洪水になっている状況です。

でもきっと日本では何も報道されていないんだろうな、と思う。昨年の大雨の時にも何も報道がなかった位で、これが上海や広州だったらそれこそNHK辺りは特集番組でも作りそうです。

中国の天気予報と台湾の天気予報両方見ていてもまだしばらくはこんな状況が続きそうです。

今朝の天気予報でも一言「暴雨」。

明日は大潮です。会社のある場所はミン江の河口から50km程の場所ですが、潮の満ち干による川の水位上下幅が大きく、普段でも干満差で1.5m位。大潮だと2m近く川の水位が上昇します。

今朝の満潮時で水位が6m弱。警戒水位までまだ80cm程ありました。危険水位までは1.7m程の余裕。

たしか一昨年は水不足だったなぁ。。。