中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

雨の週末は自転車いじり

2022-05-23 | 自転車

昨年250回も通ったいつもの場所。

今年もすでに87回通っております。

朝起きたら最初に行くのがここ。(笑)

晴れていると冬の朝でも気持ちがいいですが、今朝は若干曇り空でした。

 

週末に雨が続いたりしたので、いつかはやろうと思っていた自転車いじりをしました。

一つ目は、Super-SIXのフロントチェーンリングの交換。

コロナが始まったころに、シマノがあたらしいDura-Aceを出したので、さすがに二世代前の部品供給は怪しくなると思い、物流がおかしくなる前に購入していた部品。

2万㎞を越えて、ギアの刃先がだんだん刃物のようになってきていたので素直に交換です。

ただ一度クランク抜いて、という作業になるのでなかなか手を付けておりませんでした。

まあ始めてしまえばどうということのない作業ですが、ついでにBB(若干ベアリングが怪しいのは前回のチェックでわかっているのですが)におまじないのようにグリスを詰め込んで終了。

あわせてチェーンも新品に交換です。

今朝走ってみましたが、やはり新品のチェーンリング+チェーンは気持ちがいいですね。

新車の頃を思わせるように、無音でスルっと変速してゆきます。

もう一つの作業はちょっと大物。

世の中がディスクブレーキばかりになってきたので、予備にしようとカーボンのリムブレーキフレームを手配しようとしていたのですが、コロナやなんやで全然めどが立ちません。

それように手配してあったカンパニョーロ コーラス12速をCENTOにつけてみようという作業。

クランク、チェーンリング、ブレーキ、変速装置一式全部交換。

シマノを付け替えるとかの作業は比較的楽です。

いろいろなところが正確で調整もかなりデジタルな感じなのですが、カンパニョーロの場合は、ご機嫌取りながらちょうどいいところを探していく感じです。

作業中にディレイラーハンガーが曲がっていたのも発見して修正。

クランク交換していたら10mmの六角レンチが必要です!と言われて近所のホームセンターまで出かけたりと一筋縄ではいきませんでした。

こんな工具、自転車いじりには他に使い道全くありませんが、代用品もないので仕方ないですね。

交換前は、銀色がピカピカのアテナ。

交換後は、ピカピカがほとんどなくなって黒くなりました。

リアのギアも大きくなって、オジサン仕様の34T。

フロントのインナーギアと同じ大きさなので坂には強いが前にはなかなか進みません。

ホイールが替わったのは、カーボンホイールのフリー部品がカンパ用を入手できていないためです。

当面はフレームやドライブトレインと同じイタリアンのレーシング3で行きます。

K山さんのところで部品手配出来たらまたカーボンのBCホイールに戻す予定です。

で、昨日の日曜日にちょっとチェックに行きました。

家で調整した変速も、実際に走ってみないとうまくいかないのがカンパニョーロ。(笑)

特にフロントは気難しくて、道端でワイヤーの張りをギリギリまで緩くするなど、工夫しながら自分の好みに合わせてゆきます。

シマノさんだと家で調整できればほぼ完了。

でもこの手のかかり具合がまたいいんですよね。

 

あ、そういえばイタリアンの大物、ジュリエッタさんは、12か月点検にてウオーターポンプからのお漏らしが発見されて、昨日の日曜日からポンプの交換作業で1週間ほど入院しております。

こちらもイタリアンそのもので、何もないのに警告灯がついたり、ルームミラーが突然落ちたりと楽しませてくれますが、3万㎞を越えたあたりからエンジンも絶好調で排気音もなかなかいい感じになっております。

使う人が手をかければかけただけよくなるって、本当に楽しいですよ。


GW自転車旅 下栗の里としらびそ高原

2022-05-09 | 自転車

とても楽しい4日間でした。

前から行きたいなぁと思いながらもアプローチがちょっと難しくて、最低でも二泊くらいはしないと楽しめない行程。

クラブの仲間と奥只見に行こうとしていたのですが、大雪で橋が落ちていてそっちは断念。

急浮上したのがこっちの下栗の里、しらびそ高原。

中央線で下諏訪駅まで行って、天竜川沿いに下っていきます。

できるだけ車が少なそうな脇道主体。

天竜川沿いには古いコンクリート橋がいっぱい。

昭和の初めころの建設ですが、とても美しい。

一つ見つけるたびに仲間を巻き込んで寄道。

日が暮れる頃までたっぷり遊んで飯田に宿泊。

翌日は飯田線に乗って一山分ワープ。

こんな駅から山登りです。

途中に廃校になった小学校。

木造校舎の雰囲気が私の通った小学校によく似ています。

一緒に行った仲間たちは皆一回り以上若いので、物珍しそうですが、私一人は懐かしい。(笑)

この橋のところまでは、緩やかな登り。

ここから下栗の里へ向けて、なかなかの激坂が延々と続きます。

こんな道登るんですか? こっちじゃあないですよ、と言われてやり直し。

ヒイヒイ上っていくとこんな景色が待っています。

きついけど気持ちいよね。

下栗の里ビューポイント到着。

ここは自転車置いて20分ほど山道を歩いたところ。

この辺りは林業が主体、とはいえどうしてこんな山奥に?

ここまでで、本日の行程の約半分。

まだまだ上らないと宿泊場所に到着できません。

昔昔、隕石が落ちてできたクレーター地形だそうです。

解説板を見ると、確かにそうだなぁと思える急斜面。

で、日暮れちょっと前にようやくしらびそ高原のロッジに到着。

天気に恵まれて最高の夕陽。

途中の坂で死んでいた方も生き返って喜びを表現。

標高1900mちょっと。

寒さを心配していたけれど、いろいろ着込んでなんとかしのげる範囲でした。

夜は、満天の星。

ぐっすり眠って夜明けは見られませんでしたが、朝食前に散歩。

ロッジから少し下ったところのしらびそ峠。

3日目はここからほぼ下りで浜松まで。

途中の佐久間ダム。

50年ほど前の小学校の社会の教科書に出ていた気がします。

浜松から新幹線で帰るというお二人をお見送りして、延長1泊。

今日は、150kmちょっと走ったので写真少な目。

東京地方は雨予報だが、静岡県は晴れ! というので急遽延泊しましたが、大正解。

掛川城に寄り道して、お茶畑を目指します。

お茶畑って、基本山の上ですよね、まだ上るんかいな、と山の上を目指します。

この「茶」を見るためだけに上がってきましたよ。

実は、輪行中にディレイラーハンガー曲げてしまったみたいでしらびそ高原上がっているときも変速不調でしたが、手で修正したりしてしのいでおりました。

この日は「もうこれ以上無理するとディレイラーもげるよ~」という感じに絶不調。

ロー側2枚は使えない状態でお茶畑上がりました。

道の途中にあるお茶工場からは、とてもいいお茶の香り。

楽しいオジサン+オバちゃんの自転車旅でした。

掛川からほんの二時間で横浜に帰ってきてしまうんですね。

また行かなくちゃ。