キトキトの魚と美味い日本酒を味わいに、富山に行ってきました。
出張まみれの生活でいただいた豊富なマイルを活用させていただいて(笑)嫁さんと長女夫婦の4人旅。
うちの夫婦は、安宿OK、公共交通機関大好き、旅先では有名高級店ではなく、地元スーパー愛用という極めて特殊な種族なので、娘の旦那さんがこんな旅に適応できるか? という懸念があったが、昨年の台湾旅行で「耐性」「適応力」があることが判明したので、今回も楽しいおいしい旅になりました。
朝の一便で富山キトキト空港到着。
空港バスで市内へ移動してホテルに荷物を預ける。 まあ荷物といっても2泊3日の着替え、それも基本着た切り雀なのでリュックだけ。
初日は、新湊へ行って魚三昧。 もちろん鉄道移動。
富山は地方都市ですが、鉄道王国。
新幹線が通った後の、第三セクター「あいの風とやま鉄道」だけでなく、富山地方鉄道、路面電車 富山ライトレール(LRT)が頑張って走り続けてくれているので、遊びに行くにはとっても便利。
富山LRTは、ずっと駅の南北で分かれていた路線を、もうすぐ駅の中通過して繋いで運行するという画期的な改革が行われるので、それも見たかった。
新湊も、高岡から万葉線というLRTに乗ってトコトコ行くと到着可能。
富山からバスでも行けるが、万葉線で行きます。
万葉線も富山LRTも、車両は新潟トランシスという会社がドイツの会社からLicenseで生産する新鋭車。
昔の床が木でできているような車両も味があっていいが、やはり新しくて使いやすい車両に更新していかなくては利用者が離れていく。
バスよりも維持費はかかるかもしれないが、駅に行けば乗れる、ある頻度で来ることがわかっていれば通学の学生や通勤の足として活用されるし、高齢者にとっても使いやすい交通機関だと思っている。
バスって、地元の人はともかく旅行者には、バス停がわかりにくい、どこを通るのか路線がわかりにくい、と意外と使いにくいものです。
万葉線は、高岡の駅の下、バスターミナルの横から出発。
バスのようにチョコチョコ停まりながら新湊へ向かって進みます。 車で走ればもっと速いですが、運転しているとよそ見ばっかりしているわけにもいきません。
新湊の「キトキト市場」へ駅から徒歩5分くらいでしょうか、観光バスがいっぱい来ているし自家用車の人も多いです。
万葉線で来ていたのは我々くらいかな。
カニもいいですが、ブリの若いやつ ふくらぎ、鯛、イカ、スズキなどを刺身で購入。
市場にある地酒屋さんから萬壽泉なんかも調達して、昼前から宴会開始。
富山の酒は、立山、萬壽泉とすっきりした味で、もともと好きです。
酒飲まない長女夫婦はご飯食べてますが、我々はダメ人間コース全開で楽しい。
カニは次のタイミングに取っておこうと、海王丸見学へ酔い覚ましに向かいます。
船好きなのは、家族に伝染していてみんなで満喫。
説明員のオジさんも嫁さんと娘の質問の嵐に大喜び。
こちらもとても楽しかったです。
新湊の古い運河の街も楽しい。
日本のベニス、は言い過ぎかもしれませんが、街並みを守り、静かないい街です。
雨という天気予報でしたが青い空に運河や船が映えて楽しい散歩。
暗くなるまで新湊をウロウロして、また万葉線、あいの風とやま鉄道で富山へ戻ります。
大仏様もいらっしゃいました。
夜は富山駅ビルの回転寿司で好きなものをこれまたおなか一杯。
私はまた日本酒~。
有名どころの寿司屋ももちろんいいですが、魚の美味い場所の回転寿司なんかもいいですよ。
自転車で新潟行ったり佐渡行った時も街の回転寿司愛用。
高級ではありませんが、みんなが食べておいしい地場の味。
とっても旨い!という魚や料理をちょっとだけ食べる、のではなくて、美味いものを好きなだけ食べたい!です。
ちゃんとした寿司屋で同じ物何回も頼めないでしょ。
食べ終わったら、嫁さんが駅の傍に、公園があってライトアップが綺麗だよというので、またみんなで散歩。
世界一綺麗だと言われるスタバがあったり、池を含めて確かにきれいな場所ですね。
そんな寒くもなかったので、2時間くらいは散歩したでしょうか。
まあよく歩き回りました。
一日中電車乗って、歩き回って、魚食べて、酒飲んで、3万歩。
普段あまり運動していない嫁さんや、長女夫婦ですが、意外に元気に着いてくるもんです。
うまい魚という餌があれば、運動もできるという事ですかね。 笑
ビジネスホテル、但し天然温泉大浴場つき、に戻って、温泉入っておやすみなさい。
いいんです、部屋の窓から隣のビルしか見えなくたって。
どうせ寝るだけですからね。