スキーにハマっていたのは、30年以上前の出来事。
その頃はバブルだったし、まさしく「私をスキーに連れて行って」リアル世代です。
今のようにリフトガラガラではなくて、スキーしに行っているのか、リフト待ちしに行っているのかわからないくらい人が多かったです。
そんな状況ですから、4人乗りリフトに一人で乗るなんて言う贅沢は許されませんでした。
むしろリフトでたまたま乗り合わせた人と仲良くなったりなんていうのが、ごく普通の出来事でした。
今違うんですよね。
二人連れの友達同士が4人乗りリフトに二人だけで乗ろうとしているときに、空いている(はずの)残り二人分の所に乗ると、ほぼ間違いなく嫌な顔されます。
二人乗りリフトに、一人で乗ろうとしている人の隣に乗り込むためには、(最低でも)一緒でよろしいでしょうか?とにこやかに声かける事が必要です。
ごく当たり前のように隣に黙って乗り込むと、まぁ間違いなく嫌な顔されます。(下手すると舌打ちくらい来るかも。。。)
仲間かどうか、って言うのが、多分ものすごく大事なんでしょうね。
一人で乗ろうとしている人が女性だったりすると、その隣に座るというのは、相当な勇気が要るんでしょうね。
30年前の頃のように、もしかしたら可愛い女性と知り合いになれるかも、なんていう事を期待すると、「何このオヤジ?!!」というような冷たい視線を浴びて、針のむしろの様な時間を過ごす事になるのでしょうね。
知らない人に声かけて、一緒にその場で仲良くなって、なんていうのは、現代の友達大事ルールを逸脱した行為なのかなぁと、たかがリフトに乗っているだけで感じてしまいました。
年寄りの勝手な独り言です。