遠くに出かけてみたい気持ちがいっぱいで、かつ、この間渡良瀬遊水池に行ったときに、利根川の河口が見たいなぁと思ってしまったので、行ってみました。
ルートラボで調べてみると、家から東京を通って、手賀沼を抜けて利根川に出てから河口まで行くと160km。
ちょっと早めに出かけましょう。でも暗いうちに起きるのもなぁ・・・と優柔不断に会社に行くときと同じような6時起床。
寒いです。
1号線から品川回って15号、6号と何時もの大通りを行きます。
品川のイチョウがキレイで、出だしからストップです。
水元公園手前のお稲荷さんのイチョウにも引っかかります。
紅葉もいいですが、個人的にはイチョウの黄色が大好きです。キラキラしてて。
で、途中で迷子になりながら手賀沼到着。
40年ぶりくらいでしょうか、中学生の頃に同級生と一緒に自転車で釣りしに来たようなかすかな記憶が。
昔は、周りに道路なんかあったのかなぁ。 藪漕いで水面近くで釣りしたような。
いいですね、道は広いし、キレイなトイレやベンチもいっぱい。
千葉県の自転車乗りは、幸せかも。
多摩サイの人混みや、鶴見川の車止め攻撃、道はいつでもトラックだらけ、という川崎・鶴見京浜工業地帯の自転車乗りには、谷地周辺ののどかな道を含めて大変羨ましい環境です。
だらだら走って利根川着。木下ですね。
中学に入るときに新宿から千葉へ引っ越して、驚いたことがいくつかありましたが、木下と書いて、キオロシと読む、というのもその一つでしたね。まるで言語が違っていたかのような感覚でした。
それにしても利根川は長い。木下から河口まで74kmと書いてありましたが、とにかく平らで、自転車乗りもランナーもほとんどいません。
千葉側を走ったり、茨城側を走ったりしましたが、途中で出会った自転車乗りは、ロード・MTB・クロス合わせて、なんと6台!
河口まで行って思いましたが、変化がなさ過ぎるんですね。きっと。
途中になぜか河原に大量の牛がいたり、
成田空港へ着陸するために高度を下げてくる飛行機がいっぱい見えたりしますが、基本的に平らで誰もいない、という状況に変わりはありません。
震災の影響で、あちらこちらでダートになっていて、パンクが心配でしたが、予感は的中。
最後の20km程は、スローパンクで空気足しながらの走行でした。
修理に踏み切るほどの抜け方では無いし、とは言えだんだん走りにくくなってくるのも事実。
朝の快晴からだんだん雲が広がって来ています。 利根川、本当に流れているのか???
天気はイマイチになってくるし、寒いし、変化は無いし、スピードも出ません。
あと15kmで陽が沈みそうです。でもこんな夕日が見られたら、それでもいいかなぁ。
暗くなって河口に到着。
河口は広いなぁ、ですが中国で訳わかんないくらいの大きな川いっぱい見てきた身としては、も少し頑張ってほしかったような気がします。
明るいうちに着けなかったのと、犬吠埼灯台が残ってしまったので、どこかでリベンジに行かなくてはなりませんね。
でも利根川から行くのは、もういいかも。