中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

会社の洪水対策

2006-06-08 | 仕事
洪水になってもおかしくない! と言いながら何もしないでいるのは気持ちが悪い。

水が危険水位を越えて工場まで来たらどうしようか?と言うのはこれまで無対策であった。 昨年の大雨の時には事務所の地下にある従業員食堂が冠水。 流れ込む水を残っていた従業員は何も出来ずに眺めていたと。。。

と言うことで 工場にいっぱいあるシャッター+出入り口の洪水対策です。

どこまで効果があるのかはわかりませんが、防水シート+土嚢積みです。

雨の合間を縫って実際に積んでみるテストをしました。 土嚢を運んでいるオジサンは社員ではなく、土嚢に砂を詰める仕事を請け負ったオジサンです。1日10元とか20元とかでこういう仕事を請け負うオジサンがいるのもこの国ならではですね。 工場操業しながら土嚢に砂詰めるなんて出来ないだろ?と聞いた答えがこのオジサンでした。

実際にこんな事を対策しなくて良いように願っています。

大雨被害は拡大中

2006-06-08 | 気象
今日もまだまだ大雨である。

もうかれこれ20日間近く降ったりやんだりを繰り返しながらほとんど雨の日が続いている。一日中降らなかった日は無かったと記憶している。

福建省内では経済損失が既に20億元(300億日本円)に達したと報道され、倒壊もしくは損壊した家屋は3万戸を越えたと言われている。

写真はこの町から150km程上流の町が洪水になっている状況です。

でもきっと日本では何も報道されていないんだろうな、と思う。昨年の大雨の時にも何も報道がなかった位で、これが上海や広州だったらそれこそNHK辺りは特集番組でも作りそうです。

中国の天気予報と台湾の天気予報両方見ていてもまだしばらくはこんな状況が続きそうです。

今朝の天気予報でも一言「暴雨」。

明日は大潮です。会社のある場所はミン江の河口から50km程の場所ですが、潮の満ち干による川の水位上下幅が大きく、普段でも干満差で1.5m位。大潮だと2m近く川の水位が上昇します。

今朝の満潮時で水位が6m弱。警戒水位までまだ80cm程ありました。危険水位までは1.7m程の余裕。

たしか一昨年は水不足だったなぁ。。。