中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

能登半島の付け根で遊ぶ

2020-11-26 | 自転車

グループ会社が富山というか高岡にあって、そこへ行く用事がありました。春頃から行きたいと言っていたのですが、先方からコロナなので汚染地域からは来ないでいただきたいと、丁寧な拒否をいただいていましたが、落ち着いていた間隙を縫って出かけてまいりました。

用事は、2時間程度の打合せと先方の工場設備の見学だったので、北陸新幹線を使えば日帰りもできないわけではありませんが、そこはそれ、スーツ姿に輪行バッグ担いで新幹線に乗りました。

 

駅前のホテルに自転車預けて、まずはお仕事です。

もちろん順調に終了し、夜は富山の美味い魚と美味い酒。

先方の会社は、会食禁止なので同行した若者と3人で飲んだくれ。

いやあ、やっぱり魚も酒も最高です。

で、翌日土曜日は早起きして、お出かけです。

スーツや靴など、仕事道具を袋に詰めて宅急便。

まずは氷見漁港へ行って、昼ご飯に美味しい鰤を食べなくてはいけません。

そんなに距離は無いので、途中遊びながら、写真撮りながらですが、天気も最高、車も少なく信号もありません。

車と信号の街中を走るのはストレスもたまりますが、自然の中、車も信号もない快晴の海沿いをゆっくりと走っていると、幸せがこみ上げてきますね。

海越しの立山連峰を眺める、というのはちょっと霞んでいて達成できませんでしたが、それはまた来ましょう。

 

漁港食堂は10人ほどの待ち行列でしたが、10分ほどで無事入店、大盛で行こうかとも思いましたが、この先道中どんな美味しいものに出会えるかもしれませんので普通盛で我慢。

氷見から今夜の宿の和倉温泉までは大した距離もないので、相変わらず遊びながら、写真撮りながらの道中です。

大きな道はできるだけ走らない、ということで細い道、海沿いの道を行きながら、途中に眼についたものがあれば、やじ馬で覗きに行きます。

一人旅の気楽さですね。

長い距離を走るのももちろん好きですが、とにかく楽しめるように一人旅の時は、一日の行動距離を100㎞程度に抑えています。その方が余裕たっぷりに道中を楽しめますからね。

何か面白そうな表示があれば、もれなく寄り道ですよ。

和倉温泉は、初めてですが、有名所の大きな旅館なんかには泊まりません。GOTOあるので割引にはなりますが、道中を楽しむのが主目的で寝るところがあって、飢えることなく食事ができれば御の字です。

 

ちょっと予想よりも早めに着きそうなので、能登島へかかっている能登島大橋も渡ってみましょう。

車だと駐停車禁止であっという間に通過する橋ですが、行きは車道、帰りは歩道を走って楽しみます。

 

ちいさな家族経営みたいな温泉宿。 露天風呂に入ると隣の旅館の壁がよく見えますね。

お湯は源泉かけ流しで大変気持ちがいいところ。

部屋は6畳一間の下宿屋さんみたいな部屋ですが、コロナのおかげで大広間ではなく部屋食。

豪華でもありませんが必要にして十分すぎるくらいでした。

あれこれ割引きで実質宿泊料2000円くらいですから何の文句もありません。

翌日も早めに起きて、どうしようかなと迷いましたが、能登半島の方へは行かずに羽咋から金沢を目指すことにしました。

あまりにもきれいに整然と柿が干されていて感動です。

能登半島は、絶景がいっぱいで、来年の夏にでも改めて来ることにします。

羽咋には30年ほど前に毎月通っていた会社があって、なんとなく行ってみたかったのと砂浜を車で走れる渚ハイウエイ。

車では何回か通ったことがありましたが、自転車の細いタイヤだとやはり潜ってしまって走れませんね。

MTBとかなら十分行けそうですが。

金沢まで行っても80km程なのでまた寄り道しながら遊びながらです。

大きな道ではなく集落を繋いでいくような生活道路を選んでいくと、集落ごとにある人者やお寺に大きな銀杏の木。

おはようございます、こんにちは、と挨拶しながら入っていくとどこから来たんだい、どこへ行くんだい、と声をかけてもらえます。

羽咋の会社は以前よりもきれいになっていたように感じました。

毎月来ては、進捗を確認したり商談をしたりととてもお世話になりました。

金沢の香林坊で、お茶屋さんに連れて行ってもらったり、ととても楽しかった仕事でした。

 

羽咋の辺りからは市街地の雰囲気。 信号も増えてきて単調な道です。その上向かい風が強くなってきました。

津端駅、という表示を見て、あ、もうここでやめよう。

ここからは列車の本数が増えるので、金沢まではあっという間です。

金沢から新幹線でピューンでした。

昔は飛行機で言ったり、新潟経由だったり、米原から回ったりと結構大変でしたが新幹線開通、って凄いことですね。

 

また行かなくちゃ。


カンパニョーロ シロッコ いいですよ。

2020-11-18 | 自転車

アルミのホイールでそこそこハイトのあるものを探していました。

カーボンホイールだと35mm 55mmと二種類持っていますが、アルミの使いやすさというのは捨てがたいです。

もちろんハイトのある分若干重たくなりますが、回してしまえばそう気になりませんし、なによりも巡行するときに楽ちんです。

世の中は、ディスクブレーキですし、カーボンホイール、ですので選択肢はそんなにありませんが、ふと除いた海外通販でなんと3万円以下でカンパニョーロ シロッコが出ていました。

日本で買う価格の半額以下。

コロナの影響で普段よりも若干時間を要しましたが、それでも2週間ほどで到着。

早速遊びに出かけました。

家にあったクリンチャータイヤで出かけましたが、狙い通りでよく走ります。

翌日も出かけようとしたらパンク。 パンク修理した古いチューブを適当に入れていたせいですね。

パンク修理だけではすまずに、チューブレスに交換してみました。

在庫していたIRCのRBCC(旧タイプ)を後輪につけてみると、案の定さらに楽しい走り心地。

前輪用に同じRBCCの新タイプを装着しました。

ホイールは、チューブレス対応ではありませんので、自己責任ですよ。

 

日常使いしているレーシングゼロは、軽くてすごくいいのですが、巡行しているときもちゃんと足回していないと減速します。(当たり前ですが)

シロッコは、300gくらいはレーゼロより重いと思いますがとにかく楽ちん。 ずっと登坂、というような山道では間違いなくレーゼロでしょうし、どこにでも使いやすいZONDA、もいいですが、キュンキュン回るシロッコ。

あんまり人気のないホイールのようですが、お勧めですよ。


仲間たちと日光合宿

2020-11-06 | 自転車

恒例化しつつある日光合宿。

昨年は別ルートで、なおかつ私は途中離脱となりました。

今年はコロナで心配していましたが、健康体であること、マスクなどを含めて対策を講じること、を前提に無事開催。

最高年齢70歳!でオーバー還暦組が5人という状況ですので、松本合宿の平均50歳、には届かないものの間違いなくオジサンとオバサン達の合宿です。

天気予報では、土日は晴れ、月曜日は曇りから雨、という状況でしたが、メインコースは土日なのでよかったです。

鬼怒川温泉駅集合で、湯西川温泉経由川俣温泉、そこで一泊して林道経由で戦場ヶ原、中禅寺湖を抜けて日光まで、です。

朝からオジサンオバサン達は、東武特急にのったり、JRでトコトコ移動したりで集合。

こんな道を走りますので、なかなか前に進みません。

もともと食事場所の少ない地域の上に、紅葉のシーズンですので、ご想像通りの食事難民。

予測しているメンバーは、どこからともなくおにぎりや補給食を取り出してモグモグしていますが、日頃コンビニの恩恵を十二分に味わっている都会人の一部は空腹に悩まされます。

宿まで一本道なので、皆バラバラと分散して山道を楽しみます。

宿は食事も温泉も満喫。

国民宿舎なので豪華ではありませんが、ご飯のお替りだけは山盛。

今回は山道ですが、のんびりペースなのが明白でしたので、楽しく走れるパナモリです。

フロントインナー32Tにリアローギア34Tという反則仕様。

林道に時々出てくる15%とか17%とかいう劇坂も笑顔で走れます。

川俣温泉から日光へ抜ける林道は、紅葉真っ盛りから落葉まで高さによっていろいろで楽しめます。

あっちこっちで止まって気分は最高。

頂上付近は、もう落葉。

ちょうどいい時期でしたね。

二日目の日曜日も食事の確保は結構大変。

なんとか戦場ヶ原で食事にありついた我々ですが、一部のメンバーはいろは坂下りてようやくコンビニ飯。

私は、もう一泊して遊ぶので日光で帰る人や、宇都宮まで走ってから帰る仲間たちとお別れ。

GOTOのおかげで、一泊5000円程度でどこででも宿泊できるのは、彼方此方行きたい私には大変助かります。

3日目は、朝の東照宮へ寄り道してから、わたらせ渓谷鉄道沿いに降りて桐生を目指します。

距離は無いですが、足尾銅山があったりして寄り道しながら走るにはちょうどいい感じです。

途中の学校もいい感じ。

ちょっと校庭にお邪魔させていただいて(ちゃんと了解いただきましたよ)パチリ。

小雨模様ですが、列車に乗るほどでもない雨でしたので走り続けます。

足尾銅山の精錬所跡へ行ったり、銅山の坑道見学をしたりと列車の時間も気にしないでいい自転車旅。

日光のあたりと全く違う景色です。

天気が良ければ、また最高の景色だったのでは、と走っては止まって、の連続。

日光からトンネル抜けるまでは登りでしたが、トンネル以降はほぼ下り。

時々出てくる短い上り返し以外は、ペダル回さなくてもいい楽ちん街道。

難点は、とにかく食事場所がなく、もちろんコンビニなんかないという食糧事情。

天気が良ければ走って帰ろうかなとも思っていましたが、夕方からまたパラパラと雨。

桐生で名物のうどんでも食べて、なんて考えていましたが、新桐生駅前にはお店もなく、またもや昼食抜きの補給食で特急に乗りました。

一緒に遊んでくれる仲間がいて、行ってらっしゃいと送り出してくれる家族がいて、大変ありがたいことです。

さて、今度はどこへ行こうかな!

これからは近場でも秋の色が楽しめる時期ですよ。