中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

多摩川の桜を確認しに、久しぶりの多摩サイ修行

2017-03-29 | 自転車


自転車に乗り始めた頃は、毎週のように多摩川サイクリングロードを走っていました。

最近は、人も自転車も多いので、あまり来なくなっていました。

でも、春になれば桜が咲いていたり、新緑が眺められたりと楽しいので、平日の今日、久しぶりに多摩サイ。



国道から多摩サイに入ると、早速道の両側に花が出迎えてくれます。



信号も無いので、ノンストップで淡々と走れます。



しばらく行くと、毎年かなり早めに桜が咲くエリア。



対岸の桜並木は、まだまだほとんど咲いていませんが、等々力の辺りだけは陽当たりなのか、毎年早め。



でも、ここしばらく寒いせいで、蕾の状態が多い2-3分咲き。



ここでこの状態だと上流はダメかな、と思いながらも、せっかくの平日休み、羽村堰まで行ってみましょう。



半年以上、多摩サイには来ていなかったので、知らないうちにあちらこちらで新しい道や拡幅工事が進んでいました。

立川を過ぎた辺りから、結構寒いです。

羽村の辺りは、まだ硬そうな蕾。

例年ならもう咲いている時期なので桜祭りの準備もされていましたが、全然咲いていませんね。

それでもシート引いて宴会やっている人達がいたのには、ちょっと驚き。

寒いですよ。


多摩サイは、午前中上流から風が吹いて、午後になると海側から風が吹くことが多く、往復すると景色の変化の少なさも手伝って、修行の様になります。

今日も帰りはひたすら足を回すことに専念するばかり。



ところどころに少しだけ咲いている桜や花を見ながら帰って来ました。





それでも、車はいないし、信号もないし、広々した空眺めながら走るのは気持ちいいです。

満開の桜楽しめるのは、来週でしょうね。

娘の故郷訪問 3-4日目

2017-03-29 | 遊び


北京へ行く前に、娘がやりたいこと、行きたいところ とあげていたところの一つに日本人学校がありました。

6年間通ったところですので、気持ちはよくわかりますが、残念なことに北京旅行の日程が週末から休日の3連休。

春休みの日程もあったのでしょう。 事前に連絡しても、来ても良いですよ、と言う返事は届きませんでした。

まあ、先生も知っている人はいるはずも無く、安全、警備上の問題からそう簡単に入れるようでは困りますからね、と断念。

その次には、天安門広場に行きたい! というのが北京育ちたるゆえんでしょうか。

学校の行事でも、君が代の続きには、必ず中国国歌が流れ、日の丸と中国国旗はいつもセット、というのが当たり前の子供時代ですから。

昔は、TAXIや地下鉄おりたら、そのまま歩いて行けた天安門広場に行くには、今はしばらく行列に並んで空港のような安全検査を通過しないといけません。

全国各地から北京観光にやってきた中国の人々に混じって、30分ほど並んでようやく天安門を見ました。



暖かくて、柳の芽も出始めの美しい季節。

PMに霞む空が、嫌ですねぇ。

故宮なんかは、別に良いというので、脇から抜けてまた古い町の中を歩き回ります。



電気自動車は、普通の自動車のようにナンバーを貰うために大金払わなくても良いし、というのであちこちに専売店がありました。

遊園地のおもちゃのような自動車で、衝突したら即死確定ですね。



それよりは、こっち?



冬が終わって、春が来たという感じでみんな公園に出かけてきて、楽しそうに遊んでいます。

桜も咲き始めていました。


街が大きいので、ものすごく変化したところ、全然変わっていないところ、入り乱れています。



普段出張で来ていても、こんなに街中歩き回らないので、久しぶりにとても楽しく、新鮮な気分になれました。



こんなのがビルの中にある超現代建築が街のあちこちにあって、



二人カラオケボックスなんかが、突然ビルの中にあったりします。

TVやメディアで流れるものだけでは、やはり街の変化は判らないですね。

自分の足でウロウロするのが、一番です。



帰国する最後の午前中には、昔6年間住んでいたアパートにも行ってみました。

住んでいる人は勿論みんな変わってしまっているようですが、門番のオジさん、フロントのお姉さん、プールの女性コーチ、みんな覚えてくれていて嬉しかったですね。



日本では、中国の悪いことばかり報道するし、中国でも同じように日本の悪いことばかり報道します。

仕事柄、国の関係の人々にもいっぱい会いますが、公式見解と個人レベルの使い分けもよくわかります。

20年以上、両方にまたがる仕事をしてきていると、どっちもどっちでもう少しなんとかならないのかなぁと思います。

うちの娘達のように、どっちも故郷、というように思える人たちがこれからも増えていって、双方の下らない誤解を解きほぐせる時が来るのを待つしか無いのでしょうか。


娘の故郷訪問、で久しぶりに北京の街中を4日間、約80kmウロウロと歩き回っての感想は、やっぱりこういうものでした。

娘の故郷訪問 2日目

2017-03-29 | 遊び


二日目は、天壇公園へ行こうという。

家族で北京にいたのは、1997年から2003年まで。

長女が小学校6年間、次女は3才からの6年間でしたので、それこそ歴史的なところに行ったって何にもわかりませんから、公園だとか山だとか、そういう広々したところへよく行っていました。

今と違って、渋滞なんか無い頃ですから、住んでいたアパートから北京の南の方にある天壇公園まで、TAXIで20分位。



こんな建物が有名ですが、周り一帯は緑豊かな公園です。

観光に行った方はご存じかもしれませんが、周りの回廊の辺りには近所のおじさんおばさんがいっぱい。

トランプしていたり、ダンスしていたり、地面に書道を水で書いている有名なオジさんも、みんな毎日ここへ来て、友達と遊んでいます。

公園へ入るには入場券が必要ですが、こういう需要のために「年間パス」「月間パス」も驚くような格安で売られています。

朝から観光客で混雑している中、親子三人でウロウロしてきました。

公園を出てからは、門の前にある虹橋市場。

今は無くなってしまいましたが、以前は地下が水産物市場で、魚が安く買えたので魚好きの家族は結構この市場目当てで、公園に来ていました。

一階から上は、雑貨や、衣類カバン、宝飾品売場。 今もキレイになって残っていますが、20年前はそれこそカオス!

本物よりも偽物の方が多い市場で、よくいろいろなものを買っていましたね。

当時はやっていたファミコンの偽物ソフトとかも、ここへ来ればなんでもありました。



今でもそう言うものもいっぱい残っていますが、こちら側にもうそう言う購買意欲がありません。

中華料理のキーホルダーというニッチな商品に心引かれましたが、写真一枚で退散です。



その後は王府井。 お上りさんコースですね。

今では年中歩行者天国の北京一のお上りさん向け商店街。

その脇にあるB級グルメ通りが目的地。



こんなサソリも串刺しで焼かれていますが、20年前には、こんなB級グルメは、そこら中の道端に屋台で売っていたものです。

で、娘達はそういうところで、現地の味を覚えてきたのです。(サソリはさすがに常食していませんが・・・)

物価上昇を体感しますね。 羊肉串10元/本! 90年代には1元あったらまあ2-3本は買えたものです。

物価上昇率20倍。



通りの脇には、キリスト教会もありました。

昔はこんなに大事にされていなくて、通りからも路地を通ってようやくたどり着くところ。

今は観光資源として大活躍で、結婚写真を撮るのに最適な場所と化しているようです。



でもその少し裏に入ると、今やなかなか貴重となってきた「ニイハオトイレ」。

壁も仕切りも無いので、しゃがんでいると隣のおじさんが話しかけてくると言う優れもの。(笑)

写真を撮れる位キレイに成長したんだなぁと、意外な気持ちで撮影。

昔は足を踏み入れたことを後悔するような場所であることが多かったですね。



そんな懐かしのトイレの周辺はこんな街並み。

道路や区画の再開発にかかっていない地域は、1980年代に初めてこの町に足を踏み入れた頃から変わっていませんね。

違うのは、車が止まっていて信号が付いていること位かなぁ。

そんなエリアを通り抜けると、故宮の角。



PM2.5で空が霞んでいるのが、悔しいですが、昔は青空にきいろい瓦が映えていました。

嫁さんが北京在住の友人から聞いてきた最近の再開発エリアにも行きました。

現代建築で再開発したのでは無く、昔の北京を再現しようという観光客誘致型の再開発。





若者や地方から来た人で大混雑。



外してはいけない、惜しい!パチモン。

ここまで似ていないと、さすがに誰でも買わないのでは無いかと思うほどですが、ショーウインドウの一等地にありました。

26km程歩き回って、夕食は昔よく行ったレストランへ。

繁華街では無く住宅街の外れにあるので安くて美味しい家族向けの店。

我々が知っているだけでも25年以上同じ場所で営業しています。

ここだけは外せないと、娘の極めて強い要望。 というか、ここへ来るための旅行だったのかもしれません。


娘の故郷訪問 1日目

2017-03-29 | 遊び


長女が、今年のどこかで結婚する予定で、一人暮らしをはじめている。

時のたつのは本当に早いもので、あのチビチビだった娘が、嫁に行くとなると親としての仕事が終わったと言うことになるが、実際のところ、そう言う気持ちよりも、仲良しの大人が一人増えた、というような感じになっている。

結婚式でいきなりいなくなるのでは無く、一人暮らしということで、もう既に3ヶ月位家にいなくなっているので、なんと無くなれてきたのかなと言うのが実感である。

長女は、小学校1年の1学期だけ日本の学校に行って、夏休みから北京に引っ越した。

子供の頃の記憶というのは、小学校6年弱を過ごした北京であり、中学生活3年間を過ごした上海である。

結婚する前に、もう一回故郷を見に行きたい、という事で、嫁さんと三人で北京に出かけた。

旅行に出る前に、娘が会社の人に、「北京に帰ってきます。」と言ったら笑われた、と言っていたが、彼女にとっては、「行く」では無くて「帰る」ところだったんだなぁと、改めて過ごした時間の長さを感じた。




私にとって北京は、最近は出張で行く場所であるが、留学時代を含めて8年間も住んでいたし、今でも毎月訪れる場所なので、「行く」でも「帰る」でもなく、「普通にいる」場所になっている。

今回も本当は日本から家族一緒に飛行機に乗るはずだったのに、ちょうど出張の間にハマってしまって、北京空港へは、地下鉄に乗って迎えに行くという、よくわからない展開から始まった。



3月下旬の北京は、梅やら桃やら桜やら、いろいろな花が一斉に咲き始める春の初めで、PM2.5さえなければ青空にほんの少し出始めた新緑や花々がキレイに映える楽しい時期でもある。

家族も6年間住んでいたし、今更な観光地に行く必要も無いので、嫁さんと長女の行ってみたいところをのんびり訪れるというのが中心で、それに最近の街の変化を見せてあげる、という旅になった。




元々、どこへ行っても自分の足で街中を歩き回るというのが、うちの家族の旅行スタイルであり、移動の主要手段は足と地下鉄。

昼過ぎに満員で到着した飛行機からでてくるのに予想外に時間がかかったので、初日の街歩きは夕方近くなってから、ホテル近所の大使館街周辺ということになった。

みんながいた90年代は、のどかで大使館街といえどもたいした警備も無く、散歩も自転車ももちろんOKだったが、この10年位で通行止めの道が増えた。

大使館の門前には、自動車の突入防止のバリケードが並び、解放軍の兵士がしっかり立っている。

そんな変化もみながら、街をウロウロ。


普段仕事で北京にいるときには、散歩位しか歩き回らないので、(それでも普通の人の数倍は歩き回っていると思うが)こうやってウロウロすることが主眼の時間を過ごすと、本当にいろんなものが出来ているなぁと思う反面、30年前から何にも変わっていないというようなものもいっぱいある。





結構日本や世界中の有名な建築家がデザインしたエリア、建物も多い。

北京市内にあった工場や倉庫などまとまった土地一画をまとめて開発しているのと、建築物に関しての法律が日本などとは違うこと、なによりもかわった建物、目を引く建物が好きという国民性が強いのでしょう。 



建物好きの私たちは、こういうことで十分楽しめる。



車だって、こんな色。 自転車のビアンキのチェレステのようなキレイなポルシェ。



ホテルなんだから窓ガラスの掃除のことも考えましょうよ、と声をかけたくなるような高層ビル。

実はこのビル下の方より上の方が大きいというアンバランスな設計。



オフィスビルだって、オシャレなエリアにあれば、壁面で主張。 I love BJ(BEIJING)。



暗くなれば、こういう現代芸術みたいなライトアップも楽しいもの。



私がいた頃は、この場所、何かの工場で、どうやって再開発しようかと話題になっていたエリアですが、結構古い工場建屋を残したまま、レストランや美術館にかわってきている。

夕食は、普段私が一緒に仕事をしている方々が、高級中華をご馳走してくれました。

皆様、本当にありがとうございます。

お腹いっぱいになって、レストランからは、また30分ほど歩いて帰りました。

初日 歩いた距離は、約15km。

最近、花見を兼ねたリハビリライド続き

2017-03-29 | 自転車


11月頃から出張が続いていて、自転車に乗る時間がちょっと減っています。

1月420km 2月533km。

まあ、毎年冬場は、寒いから減少するのですが、それでも去年は1000km/月近くまで乗っていましたので半分ですね。

梅が咲いたよ、と出かけて、桜が咲く頃だからと出かけて、陽も長くなってきたのでそろそろ長距離に乗る季節の始まりです。

と、言いながら、金曜日に早起きして御殿場の向こうまで遊びに行ったので(たっぷり残っている有給の消化で平日ゴルフ)土曜日は早起きできず、ヤビツの方へ出かける仲間達と別行動。



のんびりカミさんと朝食取ってから、桜の状況確認に出かけました。

大桟橋での定点観測をしてから、山下公園の毎年のしだれ桜スポット。

ここはいつも少し早めなのですが、それでもまだ半分も咲いていませんね。

風も強いのですが、とりあえず就航したばかりの護衛艦「かが」が横須賀にいるはずと、毎度毎度の横須賀コースへ。



「いずも」や「ひゅうが」を最初に見たときには、ついにこんな艦艇が!と驚きと感動を覚えましたが、人間怖いもので慣れるものですね。

「かが」ではなくて「加賀」だったら、そのまわりに「飛龍」や「蒼龍」がいるような感じもしますので、なかなか微妙な名前ですよね。

そのうち見学会も開催されるでしょうから、大きいと聞いているエレベータなど、見に行きたいと思っています。

ちょうどヴェルニー公園では、戦艦「陸奥」の主砲 里帰りお披露目式典が開催されていて、自衛隊の楽隊が軍艦マーチを演奏していました。

これだけ大きな船が目の前にあって、軍艦マーチが鳴り響いているというのは、平和日本でもちょっとドキドキしてしまう時間でした。



まだ昼前だし、これだけで帰るのものなぁ、とこれまた毎度の久里浜コースへ。

ロードに乗り始めて、6年ですが、いったいこの道を何十回走ったのでしょうか。

横浜~横須賀~久里浜でぐるっと回って帰ってくるとちょうど100kmちょっと。

特に冬場のように日が暮れる前には帰ろう、というような時には、ついここへ来てしまいます。

基本平坦ですが、途中にいくつかあるちょっとした坂、最初の頃結構ヒーヒー登っていたのを思い出しながらいつも走っています。

久しぶりに自転車乗っているので、とにかく踏まない、回すだけで走る、が本日のテーマ。

固定ギアに乗ると、重いギア回すので、ついついギア車でも重いギアを選びがちになるのですが、そこはリハビリ! とにかく軽めのギア選んでクルクル走りましょう。



最近お気に入りの久里浜フェリーの傍のラーメン屋で昼食をとってから野比の方回って帰って来ました。


夜は、5月に一緒に佐渡へ行くメンバーと打合せという名義の宴会。

日曜日が雨の天気予報だったので、ちょっとズルズルとしゃべっていました。

GWには、またあっちこっちへ行きましょうね、と楽しい約束。

通勤経路変更

2017-03-22 | 一般

(首都高サイトから転載)

うちの近所に、「よこはまきたせん」という新しい道路が開通しました。

湾岸高速(正確に言うと湾岸につながる大黒線)、横羽線、産業道路、第三京浜、国道15号(第一京浜)、国道1号(第二京浜)をまとめて繋いでしまおうという道路。


(首都高サイトから転載)

その上、国道15号と国道1号の間には、線路が全部あわせて10本!という京浜の大動脈を一気にまたいでしまうという荒技。
(線路は、京急上下線、東海道線上下、横須賀線上下、京浜東北線上下、それに貨物線がずらっと並んでいます。)

最初構想で出てきたときに、ほんまかいな?と思った位、生麦ジャンクションの形は複雑です。


(首都高サイトから転載)

生麦ジャンクションで、なんとほとんど全ての方向へ進行することが可能という都会の新設道路としては画期的な位の構造。

海沿い、産業道路、国道15号は海抜1m、国道1号は海抜20m以上、大黒線や横羽線は、かなり高いところを高架で通過しています。

線路は勿論、海抜1m程度の平地。

首都高の山手トンネルの大橋ジャンクションもスゴいと思いましたが、こっちは遙かに上を行く立体複雑怪奇な構造です。



道路建築好きな人は、多分ずっと楽しめると思います。

もうかれこれ10年近く工事していたのでしょうね。(調べてみたら15年のようです)

長い間中国に住んでいて、新しい道路や新幹線など、お上が計画すれば、それこそあっという間に完成する国にいましたので、この約8kmの道路に15年かかることもスゴいと思いますが、実際に車と自転車で通ってみて、完成度の高さにも驚きます。


(首都高サイトから転載)

もう少しすれば(日本の道路行政のもう少しですから、何年先なのか・・・ですが)「ほくせいせん」というのとつながって、東名高速まで一気に行けてしまうと言うことになりますね。

計画では、平成33年度、ということは後4年は少なくともかかる、と言うことです。

すごい便利!かもしれませんが、果たしてその便利さを享受するまで生きているのかが、問題です。笑



さて、個人的に開通の効果は、どうなるか、と言うことですが、これまで国道1号線経由で線路の塊を歩道橋で越えて、産業道路に近い職場へ自転車通勤をしていた私にとって、トンネルと高架橋で、ほぼ一気に産業道路近くの道に出られるようになりました。



産業道路の鶴見川の橋をトラックに混じって走るのは怖いので、一本陸側の、旧東海道(生麦市場通り)を経由して会社まで、約15分。

行きはよいよい、でほぼ下り坂。信号も減ったし、歩道橋も越えなくて良いので、4-5分の時間短縮になりそうです。



帰りは、ほぼ一直線に登りですがたいしたことはありませんでした。

ただあまりにも通勤経路上に何も無い、と言うのが悩みでしょうか。

わずか15分で通勤できることの贅沢と引き替えに我慢しましょうね。




2500回転以上がとても美味しい

2017-03-13 | 


週末に、横浜~千葉房総と約300km走行してきました。

これまで、DNAシステムのN(Normal)運用が中心で、加減速も出来るだけおとなしく、という運転をしてきましたが、もうそろそろ3000kmということで4000rpm位までエンジン回していくことにしました。

Nでのジュリエッタは、ゆっくり加速していく限り2000rpm位でどんどんシフトアップしてゆくので、1400ccターボの過給圧が始まる迄の回転数でシフトアップしており、1.4トンのボディに対してやはりアンダーパワーでした。

横浜は山坂が多いので、交差点の発進などでもかったるい感じは否めませんでした。


で、土曜日に首都高速の合流から、D(Dynamic)運用開始。

アクセル踏むと、気持ちのいい音と同時に、ターボが効いたいい加速です。

N運用の時とは違って、3000rpm位まで回ってシフトアップしてゆきます。

房総のアップダウンを走ると、下り坂を傾斜計が認識しているのでしょう、勝手にシフトダウンしてエンジンブレーキ効かせながら下ってゆきます。

シフトダウンするときには、短いですがフウォン!とフリッピングして回転あわせて行くのがよく出来ています。

高速の料金所などで、ゼロ発進のように加速してみると、4000rpm位まで2-3速で引っ張っていきます。

パドルシフトでシフトダウンしても、回転あわせて一瞬で加速に移れます。



まっすぐな高速走っても面白くないので、隣に80過ぎのお袋さん乗せて、房総の山中を中心にウロウロ走りました。

デミオよりも若干固めの足回りもお袋さんには好評。

もちろん私もエンジン回転数は上げても、過度な加減速はしませんから、基本的にはおとなしい運転。

もう峠攻める年でもありませんからね。



横浜~千葉の往復径路も、単調な湾岸線は使わずに、昔何回もグルグル回っていた都心環状線を楽しみます。

初代RX-7ターボ(車重約1.1トン)よりも、車重もあるし、30年以上の時間の経過もありますので、正確な比較にはなりませんが、やや重たい車をターボで引っ張る、感じですね。

それでもTCTは変速のショックも全くなく、ロータリーよりもアクセルのふけ上がりは鈍いものの、気持ちよくエンジンは回ります。

Nモードでのジュリエッタは、非常におとなしい車(ハッキリ言えば加速のダルい車)でしたが、Dモードだとスポーツカーに戻ります。

トルコンATよりも、ダイレクト感あるのは、ハーフスロットルから滑らかに踏み込んだときに、キッチリ速度が付いてくる、もしくはキッチリ速度が落ちる、と言うあたりで楽しい感覚になれるというところ。

アクセルワークで、ブレーキ踏まなくても減速できるのは、トルコンATより絶対いいですね。

トルコンATやCVTのように空走感があると、制御されていない感じで好きになれなかったのです。


納車後、1ヶ月でほぼちょうど1000km走りました。

だいぶ馴染んできて、良い相棒であること確信しています。


ちなみに、燃費は市街地9-10km/l 高速13-16km/l位の様です。

#アルファロメオ #ジュリエッタ

何が違うのかわからないが

2017-03-09 | 
ジュリエッタがうちに来てもうすぐ一ヶ月がたちます。

出張ばかりしているので、長距離にはまだ出かけていないし、ほとんどは、会社へ来るか、娘を送っていくか、家族で食事に行くか、というような短距離運用。

たいしてスピードも出さないし、峠道を走るわけでも無い、信号だらけの道ばっかり走っています。

それでもジュリエッタは、乗っていて楽しい車です。

ボディにボリュームがあるので、駐車券取ったりするときには、(結構本人的には)ギリギリに寄せなくては手が届かないとか、人を下ろすのに、助手席のドア開けたらアイドリングストップから回復しない、とか、ほんの少しの動きでステアリングロックしてしまうとか、思ったよりも小回りがきかない、とかまあ色々ありますが、運転することが楽しい、と言う意味では一級品では無いでしょうか。

全体的なボディのしっかり感、足回りのしっかり感、適当に重いステアリング、等もありますが、私の動かしたいように動いてくれやすい、というのが最大のポイントでしょうね。

可変式のDNAシステム、Nだと確かにターボ効くまでのんびりですが、まあ実用上はこれでもいいかと。

Dにすると、楽しすぎます。ハンドルがグッと重くなるのが、まず楽しい。

次女がそろそろ運転したいと言い出してきたので、これから彼女も乗れるようになるといいですが、完全インドア派ですので、このDモードのハンドル回せるのかなと心配になる位です。もちろんパワステなので、回せないわけはありませんが、そう思う位の適度感。

昔、初代RX-7ターボに乗っていたときに、パワステ付いているグレードには手が出せず、225/50位のタイヤをノンパワーステアリングで回していたのを思い出します。

あそこまでは重くありませんが、なかなか国産車にはなさそうなこの感覚。

室内もボディが大きい割には、そんなに広い感じはありません。

同じボディ幅のアクセラに比べると、センターコンソールの幅が明らかに狭くなっているので、よくわかります。

ほぼ同じ長さのゴルフと比べると、後部座席の膝前スペースが明らかに少ないこともよくわかります。

何より、乗り込んだ時に、包まれ感が全然違います。

簡単に言ってしまうと、そのくらい狭いです。(笑)

その代わりに最近の車には少なくなってしまったスポーツカーの包まれ感が楽しめます。


この間まで乗っていたのが、13年もののデミオですので比較してはいけないのかもしれませんが、デミオも軽量スポーツとしては、とても楽しい車でした。

何より軽く、マニュアル車だったので、きびきび走ることにかけては、今でも良い車だと思います。

ジュリエッタのお金振り込むまで、このままデミオに乗り続けようかと悩んでいたのも事実です。



この週末は、デミオの初代所有者であるお袋さん乗せて、ちょっとドライブに出かけましょう。

感想も聞いてみたいですね。とても楽しみです。

複数の自転車に乗ると言うこと

2017-03-06 | 自転車
今、ロードバイク3台、ミニベロロード1台、折りたたみブロンプトン1台、という5台体制で日々の自転車生活を送っています。

ものすごく贅沢で、これ以上無い自転車生活だと、家族に感謝しています。



通常の自転車通勤は、ミニベロロード B-antのベンチュラ。

フレームのキレイさと、ニッケルメッキの色合いに惚れて衝動買いしました。

ドロハンですし、10速ですが105仕様なので、勿論長距離も走れますが、ほぼ通勤とご近所周りに限定使用です。

タイヤを、当初の1.5インチ幅から1インチにしてしまったのと、やはり小径故の不安定さ(あくまでも700Cロードと比べて、と言うことですが)から荒れた道路や高速域では気を遣います。

今のタイヤがもう4000kmなので、そろそろ交換時期。 当初の1.5インチあたりへ戻して安定性の確保をしたいと感じています。

リアキャリア装着して、荷物も運べますよ仕様にしていますが、やはりカゴの導入がお買い物自転車としては、必要でしょうね。

ただ、ドロハンロードとしてのスタイルは、カゴで崩壊すると思いますので、なかなかいい方法を見いだせておりません。

STIからのアウターケーブルをどう取り扱うのか、というのも結構大きな問題です。

一気にフラットバーにしてしまうという解決方法もありますね。



折りたたみのブロンプトンは、ポタリングにほぼ専用化しています。

電車や車で出かけるれど、走り回る事よりも、移動手段として自転車があった方がいいという場合に活躍します。

なんと言ってもスピード出して遊ぶ自転車では無く、ゆっくりといろいろなものを眺めながら、その地を楽しむのに最適です。

その気になれば結構早くも走れますが、そんなことするならロード持って行く方が、楽だし楽しいです。

北海道へ持って行ったときに、小樽観光の坂対策として、フロントチェーンリングも小さくしてありますので、ゆっくりではありますが、まずかなりな激坂まで対処可能です。

子供達も独立しつつあるので、今後はカミさんと出かける時用に、カミさん号をもう一台、とするのか、ミニベロを輪行するのかで、対処して行きたいと思っています。

普段住んでいる街でも、こいつでウロウロ走り回るのは、新しい発見、車や散歩での移動とは、また違ったものが見えて、楽しいです。

長距離を速く走るばかりが自転車では無いよ、という事を再認識させてくれる楽しい自転車です。


ロードの3台は、全部個性派。



我が家へ来た順番から行くと、イタリアンクロモリのCHESINI。 

サイクルモードのショーモデルとして輸入された車体そのものを購入させて貰ったので、アルミリムのミドルハイト、キラキラのホイール履いています。

自転車雑誌で見て、キレイだなぁと思っていたのをしばらくして店頭で発見、そこから3年かかって購入しました。

大きいフレームだったのと、日本ではあまり知られていないブランドなので私のことを待っていてくれたと思っています。

ロードに乗るのって、こんなにも楽しいんですよ、と思える自転車。

のんびりも勿論ですが、走ろうね、と声をかければ、一緒にグングン走ります。

自転車そのものとしての性能が高いのでしょうね。

カーボンフレームよりも当然重いですが、そんなの関係ありません。

クルクル回してもいいし、重いギアにトルクかけて走ってもいいし、後はエンジン次第です。

春や秋の季節に景色眺めながら、目的地周辺ではのんびりしたい、がっつり走るよりも走ることそのものを味わいながら過ごしたい、と言うような日には、CHESINIです。


買ってから、バーテープの交換以外、全く何も変わっていないという、私の自転車にしては極めて異例の存在です。

ホイールも一時期は、カンパのZONDA履いたりしましたが、美しさ優先で元のホイールに戻しています。

キラキラしてて美しいのですが、引き替えにかなり重いのと、メンテが大変そうなホイールなのです。

でも、元々ショーモデル。ハンドル回りもリア部分にも、出来れば何もつけないでそのままの姿で走りたい、美しさです。




2台目は、パナソニッククロモリロードのフレームに変速機をつけないで、固定ギアにした固定ロード。

CHESINI買ったお店のご主人が、面白いよ~ とおっしゃるので、いつの間にかとりつかれて組んで貰いました。

最初は、こんな恐ろしい自転車、と思ったのも事実で、固定ギアですので、車輪が回るとペダルも回ります。

正確に言うと、自転車が動いている限り、ペダル回りますので、上り坂であろうが平地であろうが、下り坂であろうが、どんなときでも足を動かしていないといけません。

それが原因で、最初は乗り降りにも気を遣う世界。

無意識に足を止めるというのが、どれだけ身体に染みついているか、に気がつきます。

有り難いことに、購入後まだ一度も転倒、落車が無いので、(というよりもロードに乗りだしてから一度も経験ありません)身をもって、その怖さを実感するには至っておりませんし、今後も経験したくはありません。

この固定ロード、慣れてくると最高の自転車です。

回した分だけ走る、というダイレクトな感じ、坂を登るときにでも感じられる、後ろから車輪、自転車全体が前へ進もうというアシストをしてくれている感覚は、フリーのある自転車では全く味わえない楽しい感覚です。

また、無駄な力をペダルにかけない、自転車と協調して、必要十分な力を加え続ければ、自転車は前に進むこと、ペダルは上から踏むものでは無く、クランクの回転にあわせて円運動をすること、等が身体で理解できます。

縦にペダル踏んでも走りますが、早くないし、ものすごく疲れます。

急激に力かけても、力の行き場が無いので、自分の身体にダメージとして返ってくるだけです。


慌てて回そうとしても、車輪は急に回りませんので、ゆっくりというか丁寧に力を入れてあげる必要があります。

というような事を書いても、言われても理解できませんが、ゆっくりでもいいのでそれなりの距離を乗って行けば、身体と筋肉がわかってくれます。

この冬の間、なにやら忙しくて、出張ばかりしていましたが、空いた時間にはこの固定ギアに乗っていました。

足を回し続けることになれて、速度を維持するためには、加速するためには、どの位のトルクをペダルにかけるのか、と言う感覚が面白くて乗っていて飽きません。

加速するのでも、ギアを落として急激にクルクル回して、というのが出来ませんから、ジワッと力を入れながら回転をあげてゆく、というのが楽しいです。

ダンシングして加速したり坂を上がったりするのでも、以前はどう力を入れていいのか、よくわからなかったのが、固定のおかげで力のかけ方、身体の使い方、少しわかってきたような気がします。

こんなに楽しくて面白い自転車は、他に無いかもしれないですね。

フレームのしなり、というか、フレームとこちらのリズムが合うと、弾むようにして加速してゆくというのも少し感じられるようになってきました。




で、最後はホリゾンタルに近いフォルムのCannondale Super Six EVO HMです。

形と色にほぼ一目惚れして、自分で組んだ自転車ですが、軽快 という一言が似合う自転車です。

走るのも回すのも、軽いです。 加減速するのが楽しい、ヒラヒラハンドリングするのが楽しい、優等生。

癖がなさ過ぎて、いいのかなぁ、と感じるほどです。

この自転車で、固定で少しずつ学んできたことを試してみると、自分が思っていること、感じてきたことが正解なのか、まだまだなのか、がよくわかります。

正解だった場合は、バビューンと加速しますし、グングン前へ行きます。

基本的には、高ケイデンスでの乗り方があっていると思うフレームですが、トルクかけていってもきっちり反応してくれます。

ただし、過大なトルクかけると自分が死にます。ここはガチガチだったFOCUSと同じですね。



生まれて初めて買ったカーボンフレームが、このFOCUSでした。

今は、自転車仲間の若者のところへドナドナして、元気いっぱいの力を受け止めています。


どの自転車も、味が違っていて、毎日どれで出かけようかなと嬉しい悩みを抱えています。

最初はダイエットであったし、交通機関としての自転車でしたが、ここまで楽しみになるとは本当に思ってもみませんでした。

あっちこっちへ行くのも勿論好きですが、ただ同じような道を毎日走っていても、季節の変化、乗っている自転車で全く違ううれしさがあります。

今は手元に無くなってしまったクロスバイク、BASSOのクロモリ、FOCUSもそれぞれ違う人が楽しんで乗ってくれているようです。

全部置いておくわけにはいかないので、手放しましたが、どれも最高の相棒でした。

今一緒にいる5台の自転車達は、このまま私と一緒に年取っていってくれるのだろうと思っています。


病気や怪我、事故で乗れなくなったりしないように、安全と健康に注意しなくてはいけませんね。



中国新幹線

2017-03-03 | 一般


仕事で毎月お隣へ出かけますが、最近は国内移動に新幹線を使う事が多くなってきました。

中国語では、高鉄 と言うのですが、この10年ほどで中国全土の主要都市をつなぐ大鉄道網になりました。

1990年代からお隣に駐在していたので、国内移動=飛行機 と言う感覚だったのですが、本当にどこにでも新幹線がつながってきたので、そのおかげで結構飛行機路線が無くなったり、便数が削減されたりと飛行機が使いにくくなってきてしまって、結果として新幹線移動が更に増えるという感じになっています。

日本では、数年前に中国の新幹線が高架から落下して、それをブルドーザーで埋めてしまった事件があまりにも有名ですね。

また、日本の技術を導入しておきながら、独自技術だと言い張って、世界各地で日本の本家新幹線と受注競争を繰り広げたりしているのも、よく知られた話です。



新幹線が全国網になる前は、緑皮車 と今では呼ばれる、緑色の客車を電機やディーゼル機関車が牽引するタイプの鉄道ばかりでした。

よく言えば、旅情があって、人とのふれあいがあって、ですが、まあとにかく時間がかかるのと、切符の入手が大変で、とても仕事の出張では使いにくいものでした。

最近では、きっぷのダフ屋防止策として、身分証明書番号と実名での登録が必要なので、以前より遙かに楽に切符が入手できるようになりました。


我々外国人は、パスポートなので、自分で駅や町の中の切符販売代理店に出かけてゆく必要がありますが、一般の中国人は、ネットで予約、購入して身分証明書があればそのICカードで乗車できてしまう位便利なものになりました。

外国人は依然として一手間多いのですが、普通の人が窓口に並ぶのが大幅に減少した結果、たいした時間並ばなくても切符が買えるようになったのは大変有り難いことです。

列車は、最初の写真のような日本新幹線タイプの他に、ヨーロッパから導入したタイプの車両も走っています。

どこの路線に何を運用するかというのを決めているのかどうかは、よくわかりません。




共通しているのは、2等車は日本の新幹線同様に2+3の横5席。 1等車は2+2。 写真はその上の日本ならグランクラスである、ビジネスクラス。

1+2で、シートはフルフラットまで倒れます。

私のように、出張の詳細日程が決まっていなくて、行ってから考えるという行動をしていると、お得な2等車が結構取れずに、仕方なくビジネスクラスに笑顔で乗るケースが増えてしまいます。

北京や上海という主要駅から出発する新幹線は、それころ5分に一本、というような頻度ですが、なにせあの広大な面積ですので、自分の行きたいところへ向かう列車は2-30分に一本、田舎方面行きだと1-2時間に一本という事になってしまいます。

その上、のぞみや、ひかり、こだまなどと同じように列車によって停車駅も所要時間も勿論違うので、ボーッと切符を買うと、後から来る奴に抜かれまくる、と言うこともおきます。

また同じところから出発して同じ所へ行きたいと言う場合でも径路が異なると時間も費用も変わってきます。

浙江省の杭州から、福建省の福州まで移動しようとして、調べたら、寧波、温州を経由して海沿いに行くと早くても5時間半。

それに対して、武夷山、南平と山側を経由すると3時間半でした。

まよわず、山側を選択しましたが、途中からトンネルだらけ。

当たり前ですね。その昔、北京から福州へ転勤するときに、北京の友人に「お茶と山しか無いところへ行って何をするんだ?」と言われた位の山ばかりのところですからね。




新幹線のビジネスクラスに車内販売で売りに来た弁当です。

ご飯もおかずも暖かい。 これにカップのスープがついて65元、日本円で1100円位です。

安くはありませんが、味もまあまあ、ただスゴく量が多くて全部食べたら動けません。

最大の難点は、このトレイの上にビニールが接着してあるのを剥がさないといけないのですが、汁がこぼれたりを防ぐためでしょうか、スゴい勢いで接着してあって剥がすのに難儀しました。

そこらにぶちまけたら災難ですからね。


国の土地の上に、計画する新幹線ですから、やたらにまっすぐに走って、日本のように右へ左へカーブしません。

乗り心地も悪くありません。

後は大きな事故がもう起きないように、願うばかりです。