中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

富士いち

2020-08-13 | 自転車

クラブでは過去何回か、富士山一周イベントが開催されていましたが、毎回都合が合わずに参加できていませんでした。

またクラブで企画されると、なぜか毎回雨や霧で大変、ということで縁がないのかなぁと思っていました。

ツール・ド というアプリがあって、それで富士一や、カス一、淡一などをやろう!という企画があるよ、と友人が教えてくれたので、数人で突然富士山一周に行ってきました。

 

御殿場まで輪行してスタート。

私が子供のころまでは、まだ御殿場線でSL走っていましたね。

山中湖までは篭坂峠越でひたすら上ります。

同じように走っている若者グループは、あっという間に上がっていきますが、おじさんたちはユルユルと行きます。

山中湖から忍野八海経由して河口湖回って、樹海を通り抜けて白糸の滝です。

忍野八海は、コロナでインバウンド勢がいなくなって日本に戻りましたね。

コロナ前までは、外国語ばかりで、ここはどこ?でしたから。

夕方17時に御殿場駅の観光案内所まで戻るのが目標、ということで珍しくあまり遊ばずに走ります。

とはいえ、言い出しっぺでありながら寝坊して遅刻したHさんが約1時間遅れでスタートしたのを、どこかで合流できないかとチェックポイント毎に若干休憩しつつ進みます。

コロナ禍ではありますが、夏休みとあって車や観光客はそこそこいますので、食事はコンビニおにぎりと途中で確保したサンドイッチ。

風穴まで来てようやくHさん合流。

篭坂峠をはじめ、一人で1時間差を埋めるべく走ってきたので疲労の色は隠せません。

風穴のチェックポイントを終えて、あとは下るだけかな、なんていうわけもなく最後、御殿場へ向けてまたしばらく登りが続きます。

コロナで体鍛えてなかったら死んでます。

 

17時までの目標は達成できなかったものの、30分遅れ位で御殿場帰着。

観光案内所のお姉さんが残業対応してくれて、無事に完走証をGET.

駅近くの温泉で汗まみれの身体をきれいにして、さてビールでも、と思いましたが、なにせ御殿場線は本数が少ない。

ビールとおいしいご飯をあきらめてサッサとかえります。

帰宅したら22時過ぎ。朝出発したのが5時ですから、まぁ一日よく遊びましたね。

 


信州の山に遊びに行く

2020-08-13 | 自転車

コロナに振り回されている生活ですが、天気いいですよ~ という魅力的なお誘いにのって今年も信州の山に遊びに行ってきました。

7月末のまだ梅雨明けしていなかった時の出来事です。

朝一番のあずさで輪行しますが、いつもと違って山登りの先輩方が乗車していないので電車はガラガラです。

単身赴任の友人が住んでいる韮崎で合流、久しぶりですねぇと半年ぶりの再会を喜びながらユルユルと山を登ります。

おいしい学校、という廃校になった小学校をレストランに改造した場所へ行って、その後はおいしいソフトクリームを食べに行こうと。

コロナになってほぼ毎日自転車に乗っているおかげで、かなり減量、体力もそれなりについたおかげで山登りも前よりちょっと楽になりましたね。

おいしいイタリアンを食べて、車もいなくて信号もない山道をしゃべりながら走ります。

30kmも走っていないのに1000m近く上っています。

都会よりははるかに涼しいですが、もちろん汗まみれになりますが、高原の自然の中は本当に楽しくて気持ちがいい。

坂の途中にお寺があって、休憩がてら立ち寄りますが、大きなお寺で素晴らしい場所。

あちこちで神社やお寺に立ち寄りますが、どこへ行っても独特の力を感じます。そういう場所だからこそ寺社仏閣が建てられたのでしょうね。

鳥居や門をくぐると、空気が変わります。もともとあったその地の力に加えて、過去からの人々のいろいろな思いがその力を強くしているのでしょう。 自転車に乗って自然の中にいる時間が長くなってきたせいか、そういう自然の力を感じる力が強くなってきたように思います。

長い登坂をしていると清里へ到着、もう少し上ってJR最高地点。

初めてここへ来たのは高校生の時だったと思います。まだ小海線にSLが走っていた頃。

野辺山の電波望遠鏡を眺めて、レタス畑の横を笑いながら走ります。

静態保管されているSLを見て、目的地のソフトクリーム到着。

あとは一気に下りです。

このあたりで遊ぶときはいつもそうですが、ひたすら上って一気に下る。

高度が下がると暑さが変わってくるのが体感できます。

あぁ、下界に帰ってきてしまったなぁと。 (笑)

翌日は、どうしようかといろいろ考えましたが、自走して帰るのも暑そうなので、また山道走って諏訪湖へ行こうと。

昨日よりも車が多いのは県道だから仕方がありませんね。

途中で城跡へのぼったり、諏訪大社へ立ち寄ったり遊びながら走ります。

諏訪湖の周りは車がいっぱい。

夏に車の横を走ると、すごい熱気を感じます。

それだけ熱を放出しながら走っているのですよね。 世界が暑くなるのも無理はないことです。

韮崎まで走って帰る友人夫妻と上諏訪駅で分かれて電車輪行で帰ります。

わずか2時間半くらいで、帰宅。

また遊びに行こう。


2台のCHESINI

2020-08-11 | 自転車

コロナによるロックダウンにも負けず、イタリアから到着したCHESINI Cento

日本にフレームが到着してから、Cspeedの小山さんが徹夜作業をしてくれたおかげで7月下旬に納車いただいてから既に300㎞程走りました。

Columbus Centoで組まれたスチールフレームは、長い距離を楽に走れて、反応のいい自転車をお願いします、という希望を聞いてCHESINIさんが設計してくれました。

車と同じAlfa-Romeoの赤と艶消しの銀で塗ってもらいましたが、すごくきれいです。

 

2012年のサイクルモードに展示されていたのを写真で見て、奇麗だなぁ、と思っていた車体に本当に偶然にCspeedで出会い、それから3年を経過して我が家に来た青いCHESINI X-Uno

 

なんとも言葉にできない色気のある乗り心地、ほかの自転車はあれこれいじり倒してパーツの変更をしてしまう私ですが、この自転車だけは全くのオリジナルのままです。

基本的にオーダーで自転車をつくるCHESINIですが、この青い自転車は、私のためにオーダーされていたかのようにピッタリです。

オーダーで作ってもらった赤いCENTOとサイズもほとんど同じ。

同じようなスチールフレームのPanasonicもありますが、(サイズもまたほとんど同じです)3台とも全然違う乗り心地です。

青いCHESINI X-Unoは、しなやかながら踏んだり、回したりすると、嬉しそうに加速します。 

見た目は床の間自転車的なメッキキラキラですが、とっても乗りやすくて速い。

 

赤いCENTOは、全体的にチューブが太いです。 ダウンチューブなんか45mm径で、カーボン車のようです。

トップチューブも30mm径で青いX-unoよりも3mmほど太い。

相当硬いのかと思いましたが、乗ってみるとそうでもありません。

もちろん乗り比べると青よりもかなり硬いです。 カーボン車のCannondale Super-six EVO HMよりも硬いかもしれません。

でもガチガチではなくて、しなやかです。 路面の悪い道路走ってもガタガタしません。 路面の凸凹をトレースしながら全体で衝撃をいなしているような感じ。 ハンドルを取られるようなこともありません。

 

納車してもらった時には、35mmハイトのカーボンホイール履いていましたが、昨日からレーシングゼロに変えてみました。

ペダルに対する反応がもっと上がって、気持ちよさも上がりました。

ホイールが軽くなったのが主な理由だと思いますが、レーゼロの硬さは全然感じません。

むしろ若干柔らかいホイール履いているような感触。 フレームの方が硬いんでしょうね。

当分この組み合わせで走ってみようと思います。

レーゼロでこんな感じだとゾンダ履いたら、柔らかすぎるかもしれないと思うほどです。

 

Panasonicにレーゼロ履くと、硬いホイールだなと、感じます。 ゾンダだとちょうどいい感じ。

一日中乗っていられそうな快適さがあります。

青いX-Unoにゾンダ履くと、少し柔らかい感じ。 普段履いているGPIEMMEのアルミハイハイトホイールがちょうどいい感じ。

レーゼロ履くとちょっと硬くて重心が上がったような気がします。

車もそうですが、ホイールやタイヤ変えると全然違うものになるから楽しいですね。

そのうち55mmハイトのカーボンホイールも履かせてみましょう。

ちょっと重量はありますがスピード乗せると巡行するのは楽ちんです。

 

赤いCENTOの弱点は、もともとディスクブレーキやスルーアクスル前提でチューブが作られているようで、リムブレーキ+クイックリリースで作ると後輪の着脱でクイック抜かないといけないところ。 まぁかわいい弱点ですね。

オーダーでフレーム作ってもらったのはもちろん初めてですが、こんなピッタリだと思わなかったです。

シルバーのピカピカチェーンリングがいいなぁと、CHESINIさんにCampagnoloの廃盤アテナを探してもらいました。コンパクトクランクがなくてオーバー還暦のくせにノーマルクランクなので長い坂道は厳しいと思いますが、とりあえず近所の坂道は何とかなっています。

日光や信州の山にも連れていきたいと思っていますので、体力と相談しながら対策も必要かもしれないですね。

 

体力が続く限り自転車に乗って彼方此方行こうと思います。

スピード出して遊べるのはいつまで続くかわかりませんが、のんびり走るのであればまだしばらく遊べるはず。

できるだけ毎日大好きな自転車たちと遊べるように体力維持に励みましょう。