中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

人事異動の季節

2009-02-27 | 仕事
そろそろ周辺がゾワゾワしている。

うちの会社は、2月中に役員人事が出て2月末から3月上旬に部長級人事が出る。

今回はみんなが期待していた「チェンジ!」は役員陣では、ほとんどなく、その分部長級人事で変化があるのではないかと言われているようだ。

10年以上も海外にずっといるのでサラリーマンらしく「人事異動の情報収集」の輪からは、外れていて世の中で何がどうなるのかは、発表されてから「ふーん、そうだったの」というのが毎年のパターン。

中には時々自分が「あたり!」を引いて海を渡らぬ国内異動を過去に2度ほどやっているのであるが、どちらも上司から言われるまでは「自分は異動はないもの!」と思いこんでいてビックリだった。


そうこうするうちに、小学校一年生で北京に連れてきた長女はこの春大学生になれるようであり、飛行機のシートで子犬のように丸くなって寝ていた次女は高校生になる。12年は決して短くはない歳月である。

そしてまた、直近の6年間は単身赴任である。これまた短くはない。


そろそろかえってみんなと一緒に生活したいと思わないわけではない。

毎日暗くて寒い部屋に帰るのではなく、家族が居て今日あったしょうもないことを喋りながらみんなで晩ご飯食べるような生活がしたいなぁと思わないわけではない。

会社の帰りに仲間内で「ちょっと一杯やっていくかい?」なんていう生活にあこがれがないわけではない。


別に今の仕事が嫌なわけでもないし、おそらく会社の中でも「中国プロ」では、それなりに意味があるとも思っているが、子供の進学などでしょっちゅう電話したりして心配していると、心が日本へ帰っている。


いったいこの先、いつまでここに居るんだろう?

気分は天気同様雨模様

2009-02-25 | 仕事
先週から天気は相変わらず悪く、気分も晴れない。

週末のゴルフも結構雨が降ったりして、楽しい仲間内のゴルフだったけれどもなんだか、「楽しかった!」という感じになれないくらい寒くて雨模様。

スコアも雨模様同様で、パッとしない。なんか身体全体の集中力が落ちているような最近です。

その上、月曜日に運転手との契約を切る話もした。
TAXI会社から車と運転手をセットで借りているのであるが、この運転手がとても「間が悪い」。別名「迷子運転手」ともいう位、肝心なここ一番で道を間違ったり、しなくていいこと、言わなくてもいいことを言って自分の評価を落とす。

一昨年、高速道路で事故ったのも、この運転手。公園で置き引きにあっている女の子を助けようとして大声を上げて、犯人グループにボコボコに殴られたのも彼。

運転していても「スイッチ」が入ってしまうと大変。

競争しなくてもいい無関係の車と先を争うようにセカセカ走る。一台くらい割り込みされたからって、自分も年中割り込んでいるじゃないか。

一生懸命時間に間に合うように走ってくれるのはいいんだが、ここ一番という交差点を曲がり損ねたり、高速道路の分岐を間違ったりして、目的地につけない。

そんな運転手さんだが、契約が3年。満期が来たので更新しないことにした。


中国も不景気で、就職も転職も簡単ではない。

韓国人がまとまって住んでいた「韓国村」は今真っ暗である。ウォン安の影響で昨年後半からあっという間に人がいなくなった。もちろん周辺の韓国料理屋もばたばたと潰れている。
韓国人が多かったゴルフ場は、いつでも予約できるようになり、上がり続けていた会員権は半値以下に値崩れしている。

日本企業も出張者が激減して、上海中のホテルの稼働率が半分以下になった。
昨年まで1泊3万円クラスだった超高級ホテルが5000円でもいいからとセールを始めている。今年完成予定だったホテルは軒並み建設を途中でやめて開業を延期している。
飲み屋も大不況で、昨年の今頃に比べてお客は2-3割しかいない。
出張者が来ないから、駐在員も経費節減の折りまっすぐ家に帰る。


そういう状況なので、迷子の運転手とはいえ、できることなら継続契約とも何度も考えたが、そのたびに「間が悪く」というか狙ったように事件を起こす。

結局契約通りの3月末で契約満期とし、別の会社からもう一台借りることにした。

契約とはいえ、彼がどういう環境になってしまうのかは、手に取るようにわかるだけに、私も心は痛むし、心理的な圧力になっているのが解る。

TAXI会社には、月曜日に通知済みであるが、あの会社はギリギリまで本人に何も知らせないので、それではこちらも胸が痛い。金曜日には本人を呼んで通知することに決めているが、またひとしきり彼の悲しそうな顔を見なくてはいけないかと思うとそれも胸が詰まる。


運転手を換えたからと言って、事態が急によくなる保証はどこにもなく、次の運転手が迷子にならない努力家タイプであることをひたすら祈るしかないのだが、だからといって、お金払って我慢して使い続ける義務もこちらにはない。

ここは、中国流に合理的に割り切るしかない と自分に言い聞かせる。


何でもいいから、すっきりとした青空が見たいなぁ。

思いっきり天気悪いです。

2009-02-19 | 生活
夕べは、仲良しのオジさんと2人で会食。
豪勢にサーロインステーキなんぞ食べながら、ワインをたくさん飲みました!
仕事関係ではなく、同年代で、というのは気分を非常に軽くしてくれます。

なんだかんだ言っても、同じように挫けたり、つまずいたり、怒ったりしてきているのを聞くと元気が出ます。


こういうのは、会社関係ではどうしても無理がある場合が多く、他業種の方々、それも幅広い年齢層の方々と知り合えるという海外駐在は、いいですね。


昼過ぎにも、大先輩から電話がかかってきて「なんか探していたようだけど、上海に帰ってきたし、ちゃんと生きてるよ!」と。

1月の中旬から何回か、愚痴聞いてほしくて電話していたんですが、半月以上も帰国しておられたと。

この方も仕事関係でおつきあいさせていただき始めたのが、15年ほど前。中国の北の方でのおつきあいでした。 その後私が福建行ったりしているうちに、一度ご帰国され、再び上海勤務でまたご一緒させていただいてます。

最近の不景気で、仕事も減ったし、収益もよくないし、もう日本に帰って引退しようかな、などとおっしゃっていますが、まだまだ長いおつきあいをさせていただくつもりです。


バタバタとしているうちに、今週もあと一日! 
週末だけは、晴れてほしいです!

真冬に逆戻り

2009-02-18 | 生活
先週、春が来たような25℃の気温をすっかり忘れたかのような真冬の気温。
今日も7℃くらいしかありません。

先週末に北京へ日帰り出張してきた際に、野次馬としてはCCTV現場を見てきました。

いやはや、無惨なものですね。

CCTVとしても中国政府としても、できることなら建物全部にシートでもかけて隠してしまいたいでしょうね。

本当はもっとよく見えるように車を止めて、じっくり写真撮りたかったのですが、さすがに出張中の身の上で、あまりワガママを言うわけにも行かず。。。

それにしても、一回暖かくなっただけに、今週は寒い。。。

春が来た?

2009-02-12 | 生活
今週は毎日毎日暖かくなっていく。

今朝はもうコートなんかいらない暖かさ。

会社までの40分歩いてくると汗ばんでくる。

今日の最高気温は23℃の予報。


で、このまま行けばいいのだが、週末ゴルフの予定があると雨の天気予報。
平日は会社にいるだけなので、雨降ってもかまわないのにねぇ。

やっぱり起きた大事件

2009-02-10 | 生活
毎年旧正月から昨日、元肖節(旧暦1月15日)迄は、この国の習慣として花火がバンバン上がります。爆竹も鳴りっぱなしです。

10数年前に北京で留学していた頃、よく花火が原因で火事になっていました。
手が無くなったり、目をつぶしたりという事件もよくありました。

福州にいた頃には、アパートの上層階から火のついた爆竹が雨のように降ってきたり、道路で上げる花火がちょうど私の部屋尾あたりで爆発して、窓にバラバラと当たったりしていました。

上海に遊びに来ていた義理の母が、春節前の大晦日夜中に鳴り響く爆竹と花火に「まるで空襲のようだ」とあきれていたりしました。

夕べ、家でのんびりと近所であげている花火の写真とっていたころ、北京では30階建ての高層ビルが花火と爆竹のせい全焼しました。
死者がでなかったのが不思議なくらいの実写版タワーリングインフェルノです。

もったいないですね。新築したばかりで未使用の高層ビル全焼。

世界でもこんな間抜けな火事は初めてでしょうね。

まずは一安心

2009-02-09 | 生活
日曜日にGOLFをしていたら携帯電話が鳴った。

長女が無事に大学に受かったと。

小学校が北京、中学校を上海で過ごし、日本の学校に行きたいと高校から日本に帰ったのだが高校受験は帰国枠で強運で乗り切り、3年間の高校生活をとても楽しく過ごしてしまったので、まあ浪人は確定的であろうと半ば以上あきらめていたのだが、なんともLUCKYである。

親の都合で中国を連れ回してしまったので、運でも何でも無事に大学生になってくれればありがたいと思って、旧正月の帰国の時にもあちらこちらのお寺や神社へ「運頼み」をしていたのが少しは役に立ったのかなぁ。

とはいえ第一志望ではないようなので、まだ今日からも試験には出かけている。

超未熟児で3ヶ月以上も保育器にいた生まれながらの「箱入り娘」であるので、なんでも無事に大きくなってさえいればうれしいと思う。小さく産んで大きく育てるをまさに地でいく170cmオーバーの巨大娘がまた笑顔で学校に行ってくれるかと思うと、何よりも幸せだなぁと思う。

GOLF終了後、ささやかなお祝いにおつきあいいただいた方々に本当に感謝です。

今朝は小雨模様ですが、気持ちよく徒歩通勤でした。心は


どうなることやら

2009-02-06 | おもしろ記事
上海浦東地区に今年の5月か6月から走るといわれている路面電車。

一本のガイドレールで走るスタイルのようです。

結構かっこいいですね。

楽しみなのは、普通の道を自動車と共用するという点です。

普段から車線も守れないし、かろうじて信号だけは守っているこの国の運転マナーで、路面電車と接触しないで、また邪魔もしないで無事に済むとは到底思えません。

開通したら乗りに行きます。


今朝も左折レーンを守らないで直進しようとしたアホな運転手が、交差点にいた警官に捕まっていました。一生懸命いいわけをしていましたが、警官は黙々と切符切っていました。罰金200元! ざまあみろ!

南国仕様の身体?

2009-02-05 | 生活
慣れない上海の冬で元気が出ません。

毎日ドンヨリと曇っている天気で、日本の冬のような寒いけれどもピカピカ太陽!っていうのがほとんど無いのです。

朝起きたらピカピカの天気で、よぉし!今日も明るく元気にがんばるぞ!とはなりません。

通勤もビルの間の都会の道を信号だらけで走ります。

福州の時のように、大きな川の横を100kmでガァアアアア!とは走りません。

なんか変化が少ないんですよね。都会の生活は。


よし!明日から寒いけど歩いて通勤再開しよう!

年末~正月、すぐに旧正月と日本に長くいたのでおいしいものもいっぱい食べて、体重も増加してます。 身体と気持ちの健康のためにも朝からしっかり気分転換しましょう!!

とはいえ、南国仕様の身体には、まだちょっと寒いのですが。。。

悲しい

2009-02-04 | 生活
春節休暇で帰国している間に電話があった。

上海で一緒に食事をしたりゴルフをしたりしていた先輩が事故でなくなった。
帰国して翌日散髪に出かけた帰りの不慮の事故であったらしい。

いつも楽しそうに笑っていて、素敵な先輩だった。足が震えた。

人生何時どこでどんなことになるかはわからない、とは頭で理解していても全く予想もしていなかった位ショックだった。

お通夜やお葬式には出かけられなかった。家族思いの先輩だっただけに奥様や子供さん、友人の方々の涙になるのはわかっていた。

残った我々で元気にやりますから、そっちでのんびりしててくださいね。