ここまで来たら笑うしかない！

昨年１２／６に、また増えた！　と言う記事を書きました。

その時「計画中」であった１名がこの度めでたく妊娠されました！！

これで行政部に続いて購買部も全滅です。まあもともと購買部は女性１名だったのですが。。。


その行政部、今は男３，女１（他１名は産休中）ですが、女１名もあと３ヶ月ほどという巨大なお腹を揺らしながら歩いておりますので、ほぼ実質男３名で業務を回しております。

３５０名ほどの従業員の出勤管理と給与計算で、男２名はもともと毎月月末月初は休日出勤だったのですが、この２ヶ月ほどほぼ毎週最低１日は週末に出勤しているようです。

ここまで来たら笑うしかありません。　従業員が結婚して幸せになって、子供生んで親になって嬉しそうに働く。

素晴らしいことですよ。

でも行政部の責任者の男の髪の毛がどんどん白くなってゆくのをみていると不憫です。　まだ４０前なのに髪の毛２／３ほど白髪になってます。

待ってろよ、４月になったら一人新規採用してあげるからな。

工場勤務ではなく事務所勤務なので、相当な数の人間が面接に来るんでしょうね。

ふざけるなよ！ と言いたい。

昨日は２８℃という最高気温でした。

もちろん半袖生活ですね。

今日は３１℃　明日は３２℃だと言ってます。　まだ３月末だよ～～。


私の住んでいるアパートのエレベータの中には、銀行やら携帯電話会社などの広告がどーんと貼ってあります。　３５階建てという日本の基準では高層建築物の割にはごく普通の速度のエレベータなので、中にいる時間は結構長く、ついつい毎日読んでしまいます。

ふざけるなよ！　というのはある民間銀行の広告。

銀行から融資を受けている期間中に短期間でも余っているお金があったら口座に入れて下さい、そうすれば全体の融資の利息をその期間中軽くして上げます！という広告なのですが、金額がふざけています。

「ある市民張さんが○○銀行から１００万元の融資を受けています。ある時手元に４０万元のすぐには使わないお金が出来たので○○銀行の口座に入れました。そうすると○○銀行は、２５．５万元の分の利息を軽減しました。・・・」

１００万元、約１５００万円ですね。　日本でもこれだけの融資を受けるとしたら結構大変ですよね。　住宅ローンならありそうですが、そう言う日本人が「ある時手元にすぐには使わないお金６００万円」ができますか？

私の会社の従業員の平均給与２０００元／月です。２万４千元／年ですので１００万元は４２年分の給料になります。手元に余ったお金４０万元は１７年分の給料です。


あほか！　と思うような広告です。広告の写真では綺麗なお姉さんが「あなた！借りているお金の利息が減ったわよ！」というような台詞を携帯電話で話しています。

庶民感覚の全く欠如している○○銀行の広告・・・　対象は個人事業主です。


この国には、４大国営銀行（今は株式会社へ移行中ですが）の他に民間銀行が山のようにあります。　どこの銀行も、「皆様に愛されるリテール銀行！」を目指していると表面ではＰＲしていますが、実態はこんなモンです。

持っている人だけお客さんになってね！　どんどん優遇するから！

お金持ってない人は来なくて良いのよ！　そう言う人にお金貸しても焦げ付くだけだからね！


まあ日本の銀行さんもあんまり変わりませんが、少なくともここまで露骨じゃないですよね。

夏が来る！

週末はまだ長袖でゴルフしていました。（もっとも土曜日は半袖でしたが）

今朝の新聞の天気予報では、今日２２℃、明日２５℃、明後日２８℃だそうです。

夏が来ます。これからほぼ１０月末まで７ヶ月ほどの真夏生活です。

３５℃は当たり前、３８℃ならまだ許容範囲、４０℃越えたら外に出たくない。。。

こういう生活ですので持っている服はもちろん圧倒的に夏服。比率で行けば９：１位でしょうね。長袖になった瞬間に毎週末同じ服ばかり着ています。

夏服は紫外線の影響もあって色落ちが激しいです。それに加えて私はゴルフ場のキャディさんに「汗かき大王」とあだ名をいただくほどの大汗かき！

まるで服の耐久テストやっているような環境です。

冬の間は、早く暖かくならないかなぁ！と心底思っているのですが、一旦暑くなり出すと際限なく暑くなるんですよね、ここの町。。。

最近こういう事故が続いています。

電信柱輸送中に急ブレーキ踏んだんでしょうね。

ほとんど真面目に締め付けていない荷物、電信柱とか鋼鉄製のパイプとか、重たいから動かないと思っていたんでしょうね。

急ブレーキ踏むとこういう重量物が慣性の法則で運転席向かって飛んでくるなんて想像もしないでいつものように運転した結果です。

運転席潰して、そのまま前へ飛んでいった電信柱。


私も２０数年前に会社入ったばかりの頃に、構内のパイプトレーラーだけには絶対に急ブレーキ踏ませるな。と会社の安全担当の人に言われました。

この国でこういう重量物積んだ車の周囲には間違っても近づかないことです。

何十㌧もあるような鋼製の桁を麻のロープで留めてあるようなこともしばしばです。　何も留めていないことも良くあること。

自分の命は自分で守りましょう。

嫌いな人は来なくて結構

新しい人が来ることになって、社員の中で　今度来る人は中国が好きな人かどうかと言う心配が流れていると、聞いた。


「以前他の都市に駐在していたひとだから安心しろ」と言っても「そうは言ってもこの国を嫌いな人が来たら嫌だな」と心配している。


嫌いな人は、どんなに表面を取り繕ってもすぐわかる、理解したような顔をしても最後は日本式を押しつけてくる、バカにされているようで心からは絶対にうち解けられない、等々、多くの理由が帰ってくる。


私もその気持ちは良く判る。


仕事だから、会社の辞令だから、と言ってイヤイヤ来るのは、双方にとって何も良いことはない。

無事で良かった！

出張者が航空券やデジカメの入ったポーチをホテルのロビーに置き忘れました。

２０分後戻ってみると大事なポーチは姿が見えません。

ホテルのフロントにも届けは出ていないし、今日の午後には飛行機で移動しなくてはならないし。。。　と出張者は途方に暮れてしまいました。

田舎町一番の高級ホテルですが、出入りする人は色々な人ですし、幸いパスポートは身につけていたので切符さえ購入すれば出張を続けることは可能です。

ホテル側は自分の落ち度でもありませんが、ロビーの光景を録画しているＶＴＲを巻き戻して調べるなど素晴らしい対応です。

捜索むなしく、仕方がないので再度切符を購入し、仕事を続けることにしました。


２時間後、電話が鳴りました。

ポーチは他の旅行者が一緒のグループの人の持ち物かと思って間違って車に積み込み空港まで行ってから初めて、他人の持ち物であることに気付きホテルに連絡してくれたのです。

あきらめていた中身全部が無事に本人の手に戻りました。

本人の不注意とは言え、こういう紛失事故があるとその町への印象がグッと悪くなってしまいます。
逆にあきらめたものが戻ると、印象はもの凄く良くなります。

私はこの田舎町が好きです。この町に住む理解不能な人達も含めて好きです。

出張者が一人でも多く、この町のことを好きになって帰ってくれるように願っています。

ホテルの親切な対応と、空港からわざわざ連絡をくれたおっちょこちょいな見知らぬ旅人に心から感謝しています。

そういえば。。。

月曜日から久しぶりの香港でした。

旧正月を田舎町の実家で過ごしたと思われる「お子様達（幼児ではなく乳児ばかり５-６人）」の泣き叫ぶ声と、それをあやすためのおもちゃが発生させる電子音（同じフレーズばかりを延々と繰り返すどうしようもないおもちゃ）の騒音にまみれて、耳栓を持ってこなかったことを思い切り後悔しながら香港行きの飛行機に乗っていました。

子供は好きですが、「赤ん坊は泣くモンだから仕方がない！」というスタンスを貫くこの国の育て方は大嫌いです。


香港で来期の原材料の商談を親会社とやる。この仕事もあと１回かと思うと、なんとなく残念です。商談している３-４時間にわたって日本語、中国語の間の往復通訳をずっとやらなければいけないので、精神的疲労がひどいんですが。

終了後の会食ですが、今年の初めから香港も禁煙政策が強化されてレストランの中ではタバコが吸えなくなってきています。でも今回の場所のセッティングは最高。

部屋を出てすぐに外への出口もあってそこで喫煙可能。会食の最中も誰かがいません。


そういえばそろそろ都会勤務の為に必要なものを揃えてゆかなければいけないようです。　サラリーマンにもっとも必要とされているスーツすらほとんど持ってきていない現状では、毎日のスーツ勤務には全く対応できません。

靴も持ってないよな。。。　ネクタイも骨董品みたいな奴ばっかり出しなぁ。。。


香港の町を歩く人々を眺めながら、そんなことを思いました。

滞在１０年以上で事故２回は幸運でしょう。

昨日会社の帰りに信号で止まっていると、ゴツッツ！！と何かが車に当たった音がしました。

特段何の衝撃もなかったので、自転車が横を通る時にぶつかったのかなぁ？　と周りを見回しましたが、人影がありません。

と、運転手が舌打ちしながら降りてゆきます。

後ろを振り返ると凄く近いところにサンタナの姿が見えました。

ほとんど衝撃がないくらいに前の車に追突する。。。　結構難しい技かも知れません。　やろうと思っても強すぎたり弱すぎたり。

結局バンパーにすらほとんど疵もない、上手なぶつけ方だったようです。


真面目に追突されていたら、病院行ったり、事故処理だったりとかなり面倒だったはずですので、まずはＬＵＣＫＹ！！


自宅で食事後、ゴルフの練習にでも、とまた出かけました。
宴会続きだと、身体が疲れていないのだが、神経が疲れている、という状況になりがちなので身体動かして汗をかきましょう！！

ＴＡＸＩを拾おうと家の前の道ばたに立っていると、目の前でちょうどさっきの再現のようなもの凄く軽い追突事故発生。　ぶつけられたのは高級車ＢＭＷ７シリーズ！！　追突したのはＶＷパサート。

パサートのオジサン、降りてきてＢＭＷのオジサンと話をしようとしたほとんどその瞬間！　

ドガッツ！！！

後ろから何にも見てなかったんじゃないかというような速度で、日産ティアラ追突！！　ブレーキ踏む音はほとんど無かったので３０－４０ｋｍ/ｈ程の速度だったのではないでしょうか。

真ん中のパサートは後部トランク消滅、位に激しく壊れています。
もちろんその前のＢＭＷとは接触した状態ですので、被害はＢＭＷにまで到達！

追突された２台の車のオジサン達は呆然と姿を変えた自分の車を眺めています。

ティアナのオジサン、運転席でぼう然としています。

無論この後は激しい罵りあいになりましたが、現地方言が激しく聞き取れないのが残念です。　状況は、ＢＭＷ＋パサート連合軍　対　ティアナのオジサン　です。
パサートのオジサンがもっとも激しく戦いを挑んでいます。

よく考えるとティアナのオジサンが追突しなければ今頃はパサートのオジサン、ＢＭＷのオジサンに思いっきり罵られていたところでしょうが、状況は一転です。
まあ車のすがたも一変して見る影もなくなっているのですが。。。


野次馬に囲まれながら口論は延々と続いたのでしょうね。　私は途中でリタイアしました。

この国に１０年以上住んでいて、事故らしい事故にあったのは２回だけですので、幸運なんでしょうね。交通事故で病院行ったこともないし。


ところで、写真は間抜けな運転手が対向車とぶつかった後跳ね飛ばされて、川に転落したという写真。　姿はちょっと可愛らしい「ＱＱ」という車ですが、如何せん軽いので大きな車と衝突するとえらいことになります。

３-４万元（５-６０万円）で買えるというお手軽な車なのですが、命の値段も安くなってしまいます。

銀行のＶＩＰカード

以前にやたらと銀行で待たされて、嫌気が差したので会社の財務担当に無理を言って中国銀行のＶＩＰカードを作ってもらいました。

本当は残高だの何だのと細かい規定があるのですが、そこはそれ、ここは中国ですので、ナントでもなってしまいます。

そうは言っても、今ある口座で作ろうとすると一応いろいろある銀行の行内規定にひっかかるらしく「じゃあ新しい口座を作りましょう！ＶＩＰカードさえ持っていれば別の口座に使うのも何の問題もないし。」よくわからない状況ですが、こちらとすれば要は窓口で並ぶのさえ回避できれば万々歳ですので、もちろん書類にサインします。

先週、忘れていた頃にＶＩＰカードが来ました。


本日初使用です。

ということでいつもの銀行へ出かけました。

入り口を入ってＶＩＰの順番待ちのカードを取ろうとすると、警備員のお兄ちゃんがなにやら寄ってきます。　銀行の中の警備員のおにいちゃんの腰には散弾銃が刺さってます。　俺はまだ何にもしてないぞぉ。。。

警備員「このカード使えば？　並ぶ時間減るよ。」
私　　「いらないよ～～ん！　俺ＶＩＰだも～～ん！」
警備員のお兄ちゃんは笑いながら去ってゆきます。

警備員のお兄ちゃんは、順番待ちのカードを取ったが待っているのが嫌になってそのカードを床に捨てていったのを拾って、顔見知りの私にくれようとしたのでした。

さてＶＩＰカードの霊験のおかげで全然待たないですぐに窓口に呼ばれました。

窓口の林さん（可愛いお姉さんです）「ＶＩＰカード作ったんだってね。」

私「そうだよ、でも何でそんなことしってんの？？」

林さん「そんなもの作らなくたって、この支店の窓口の人はみんなあなたが○○公司の○○さん！って知っているのにね、って話してたんだ。普通の方に並ばないでＶＩＰの方の順番待ちすればいいのにって。」

今までちゃんと普通に並んでいたのが無駄だったようです。

言われてみれば、この町に来てすぐの頃は書類に会社名とか、自分の名前とか連絡先とか自分で書いていましたが、その後自分で記入した覚えが全然無くて、何時も窓口のお姉さん達が書いてくれていた記憶があります。

前のここの支店長とは、ゴルフ仲間で時々一緒に今でも遊んでいますが、窓口でも有名だったとは知りませんでした。

まあ小柄な人が多いこの町、日本人でしょっちゅう窓口へ来る身体のでかい私は確かに目立つのですが。。。


と言うことでＶＩＰカードは結局提示すらしませんでした。

林さんからは「でも他の支店とか行った時にも使えるからね！」とにこやかな笑顔で送り出されました。

いいなぁ、このほのぼのした銀行。

これからは本格的な春でしょうね

夕べまで、真冬かと思うような寒さでエアコン入れて寝ていましたが、今朝からは久しぶりの晴れ！！

太陽見るのもなんだか本当に久しぶりです。

こんな日に会社行っちゃいけないんだよね。。。　と出勤の車の中で同僚と会話。

総経理が乗ってくる前は会話もこんなモンです。

今日から又お客様週間になっていて、連日の宴会対応が必要です。週の真ん中で２－３日宴会が予定されていると週末の買い物もすっかり控えめ。
野菜なんか買い込んじゃったら使う時にはしなびています。

でも宴会と宴会の間の日なんかは、外食も嫌だけども家には食べる物がない、という現象が発生して、結局面倒でラーメン、そば、うどんとなります。

田舎町は外食のおいしいところが結局見つからないままに４年間がすぎましたね。

海鮮系の料理が好きな人が日本から直接赴任してくるんだったら結構楽しめたんでしょうが、いかんせん北方経由で濃厚塩辛系の中華に馴染んでしまった後なので食生活は辛かったですね。

まあおかげで料理の腕が上がったと思えばいいのですが。


ところで写真は何かというと、田舎町の道路際にはよくある変電設備です。

この電柱にオシッコかけた犬が不幸にも感電死したという記事が載っていました。原因は変圧器からの漏電だそうです。

道も安心して歩けないんですね。

雨の日には電柱に近寄らないようにしましょう。

そういえば家の前の道にはもう１年前から切れた電線が数本垂れ下がっていますが、あれ大丈夫なんでしょうかね。