中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

固定の季節

2018-11-29 | 自転車


しばらく乗らないでいたら、タイヤの空気が抜けていた・・・ というていたらく。

動いている限り足を回し続けなくてはいけない固定ギアは、真夏の暑いときにはツラい乗り物。

でも、この独特の一体感。

脚とクランクが直結していて、そのままタイヤに伝わっていく感じ。

乗っている私を、さあもっと前に行こうよ!とタイヤが、自転車が、グイグイ押してくるこの感触は病みつきです。

ギア車のようにペダルを停めると転倒しますので、くだり坂のハムスター車輪回しは大変で、あの何もしないで重力に任せて加速していくような爽快感はありませんが、一体となって一生懸命下りるんだ、という感じも好きです。

K山さんが組んでくれた36本スポークの柔らかい車輪。

ギア車に使っているレーゼロのような硬い車輪ではなくて、路面の凸凹も、乗り手の私の凸凹もマイルドに吸収して、スムーズに走ってゆきます。

これに乗るまでは、ギア車で反応が命!みたいに硬いホイール好きでしたが、そればかりではないことも教えて貰いました。


キレイにペダルを回すこと、前に生きたがる車体をジャマしないで、そのまま進めてやること、に専念していると、仕事の煩悩も忘れてゆきます。

ギア車で平地走っていると、つまらないなと思うときも、固定だと楽しい。

時間的な制約などで長い距離走れないときでも、固定だと1時間でも楽しい。

なんか、不思議な乗り物です。

ちょっと驚き

2018-11-15 | 一般
gooブログが新しくなります。 という連絡がサイトの横にくっついていて、ふーん、と眺めてみた。

2004年からサービス提供、って。

この私のくだらない備忘録は、一体何時からやっているのかなと調べてみたら、なんと2005年の夏から始まっていた。

その前までは、HPビルダーとか使ってHPやっていたんですよね。

その頃から考えると、約20年。

かなり飛び飛びだし、仕事の中身や政治的な部分は意識的に排除してきたので、なんだかぼんやりしている部分もいっぱいあるけど、まあよくそんな長い間。。。

でもまあおかげさまで、あの頃何していたのかな、というのは大体わかりますね。

まあ公開絵日記です。

いつまで続くのかわかりませんし、どうするかも何も決めていませんが、ダラダラ行ってみましょう。

モヤモヤするときには走るしかない

2018-11-15 | 自転車


走る意欲が落ちている、なんて言うのを書いた翌日ですが、ちょうどさんちゃんが、初めて宮ヶ瀬に行くので、道教えてくださいな、と連絡があったのを良いことに便乗して、宮ヶ瀬行ってきました。

仕事もただいま絶賛待ちモード、ですので時間はあります。

仕事待っているのではなくて、あれこれ調整するのが必要な状況で、他部署の判断待ちだったり、よその会社の判断待ちだったりと自分で動いて何かできる状況にあらず。

もちろんこんな状況は悶々状態。

ならば天気も良さそうだし、走るべし。

宮ヶ瀬あたりは、あまり広葉樹がなくて紅葉は期待薄ですが、夏に宮ヶ瀬行くのに熱中症になって以来ですので、坂道楽しんできましょう。



相模川、田名のあたりは、川鵜天国。

流れが変わるところはえさ場なんですかね。

皆さん朝食中?


たいした坂はありませんが、自転車乗り始めた頃に1人で出かけて、結構悶絶した場所。

普段は16号の方から入っていくのに、今日は鶴見川の方から町田抜けて、なので途中で道間違えたりします。

まずは、おぎのパンで休憩と補給。

平日なので車も自転車海苔も少ないです。



グルッと回って宮ヶ瀬到着。



少しサドル位置を変えて、少しだけ踏みながら坂道走ってみます。

少しは速くなりたいからね。





朝は曇りがちで結構寒かったですが、いい天気になりました。



水の色が、綺麗なエメラルドグリーン。

宮ヶ瀬でこんな色はじめてみました。

何があったのでしょうかね。



初、宮ヶ瀬のさんちゃんもいるので、ダムの上も本当に久しぶりですが歩いて渡りました。

こういう高低差のあるところはお尻がムズムズします。

中国語でもこういう時は、屁股酸酸(お尻ムズムズ)。



服部牧場も行っておきましょうね。

ダムの横からワープ。

ここの農機具はジョンディアー製、農機具について語り合えるさんちゃんとの不思議な関係。



宮ヶ瀬からおりたところにあった台湾料理屋にて遅めの昼食。

注文が来た瞬間、これは絶対無理! な完全二人前。 

ラーメンセットなんて書くから軽い気持ちで注文しましたが、麻婆ナス丼なんてこれだけで二人前はあろうかという大盛りでした。

ハルピン出身の家族経営、こういう店増えましたよね。


同じ道帰ってもつまらないので、尾根幹通って帰ろうよと、さんちゃんをそそのかす。

ちょっと坂成分多めの130kmでした。

さんちゃんおつきあいいただきありがとうございました。

なんとなく

2018-11-13 | 自転車


夏が暑かったから、今年はあちこちへ輪行しました。

反動なのか、当然なのか、近場の車だらけの所を走りたくない病のようです。

本当ならば、季節もいいし、もっと一日中遠くへ行って遊んでいてもいい季節なのですが、なかなか朝起きられません。

輪行もゴルフも、目覚ましなる前に起きて出かけるのですが、自走で1日遊ぼ、と思ったら目覚めるのが7時半とか、8時とか。


世間的には、遊びすぎだから、たまにはゆっくり寝なさい! というご意見もあるのですが、まあ、こういう時に無理して出かけると怪我するよね、と、出かけないのも神様の思し召し と勝手に思っています。

一時期は、最低でも100kmは走りたいよね、と思って出かけましたが、若干モチベーションが落ちているのかな。


思っているのは、新鮮な場所を走りたい、かな。

あの坂越えたら何がある? あの町はどんな所?

というような好奇心を改めて持って出かけたいですね。


と言うことで、これからしばらくは千葉茨木方面かな。

RD9100換装

2018-11-09 | 自転車


Super SIX組んだときに、9100シリーズはもう出ていましたが、チェーンリングが黒いのが嫌で、というのと9000シリーズが結構投げ売り状態だったので、チョロチョロとパーツを集めて、9000DURAで組みました。

オジさんポタリングなので、もちろん性能に不満があったわけではなく、唯一の不満が、RDのワイヤーが長すぎて、輪行しにくい、という本来の性能と無関係なものでした。

とはいえ、輪行時に自転車の重量を、エンド金具ではなく、ワイヤーが負担していること、それに伴ってディレイラーハンガーが曲がる可能性が高いこと、から対策を検討していました。

エンド金具を伸ばす、と言うのもありましたが、9100にしてしまえば、ワイヤーが短くなる、というお金はかかるが魅力的な方策。

今年初めにシマノが値上げする、と言う前にRD9100だけポチっていました。

購入後、半年近くたってようやく換装。

ついでに、9100にすれば、30Tという乙女ギア(高齢者ギアともいう)が使用可能。


なかなか換装しなかった理由の一つに、ついでにワイヤー類の交換もしてしまおうかというのがありましたが、結局こちらは今回見送り。

冬の全分解掃除の時に交換しましょう。


で、さらっとWEBでマニュアルチェックして交換作業。

も少し真面目にマニュアル読めばよかったんですが、RDなんてネジ一本で交換~、なんて不真面目な態度がよくなかったですね。

RDをハンガーに装着する段階でスゴく初歩的なミス。

なんかちょっと違うような気がしましたが、普通に変速します。

インナートップで、チェーンが以上に緩いのが気になりましたが、まあ普通使うギアではないので。。。

と、一抹の不安を無理矢理納得させてしまいました。


日曜日に駅まで行って、さて輪行、と言うときに過ちを発見。

そうです、後輪がハズレません。

RD交換の時には、RD付けて、チェーン張らずに後輪付けて、チェーン張って調整して、ですので、気がつきませんでした。

RDのステーが本来後ろに向いていなければいけないのに、真下向いてました。

後輪の抜けるスペースがありませんので、そりゃ無理です。


5分もしないで、これはいかんと、自転車を交換して日光に出かけました。


昨夜、会社から帰って再度換装作業。

ちゃんと装着すると、なんとワイヤー長さなんか4cmほど。アウターケーブル要らないくらいの長さです。

変速調整は、結局チェーン交換して満足。

5000km近く走ったチェーンで調整してはいけませんね。

新品に交換したら、スパスパのヌルヌル。

さて、今週中に確認の定点観測にでも行きましょうかね。

アラカンおじさん達で昇仙峡

2018-11-06 | 自転車


会社の先輩を、楽しいですよ~ と自転車の世界に引きずり込み、上海時代からの友人が国内ベースの勤務に変わったからと言って、健康にいいよ~ と引きずり込んで、また仲間が増えて来ました。

それぞれ家の近所を走り回っていて、違うところに行きませんか? と声をかけたら、のってきたのでオジさん達で昇仙峡まで輪行です。

甲府駅から近いし、様子見ながら距離はどうにでも調整できるしと、なかなか都合のいい場所です。

初の輪行とあって、自宅で輪行準備して、駅まで車だったり歩いたりというのは、最初の頃にあるあるですね。

早朝の中央線は、山オジさんと山オバさんでいっぱいです。

皆様ばっちりと山装束に身を固めて、今日はどちらでしょうかね。

甲府で、韮崎在住のIさんも合流。 遊んでくれてありがとうございます。

ユルユルと山を登っていきます。

昇仙峡までは10kmちょっとかな。

メジャーな道は車多そうなので、一本裏から行きます。



遊歩道は平日自転車OKですが、休日は押し歩き。





今一歩かな、という紅葉と昇仙峡の名物?の大岩、奇岩を眺めながら歩きます。





自転車乗ってない分だけ、オジさん達のたわいもない会話が続いて、これはこれで楽しいですね。



大きな滝 仙娥滝があるところへは、階段で行かなくてはいけないので自転車をおいてまた歩きです。





歩く距離が長いので、ペダルをSPDにわざわざ変えて、歩きやすい靴で来たのは大正解。



滝には虹がかかっていて、ここまで来てよかったね。



ノロノロ遊んでいるので既に昼時ですが、昼食はこの上のダム行って、下におりてからゆっくりしましょう、ととりあえずの空腹をカレーパンでしのぐ。



で、結構急な階段を下って、車が通る道をダムへ向かって登りなおし。

結構キツい、とは聞いていましたが、始めたばかりのオジさん達は結構苦戦。



無事にダムまでたどり着いて、またひとしきりおしゃべりタイム。











下りはびゅーんとあっという間です。

途中の見晴台から眺めると甲府の町がだいぶ下の方。 結構登っていたんですね。



韮崎在住のIさんは、かつて近所に住んでいたといいながら、初めて来た武田神社にもよって、ようやく昼食。

もう4時近くですが、おかげで駅近くのほうとう屋さんも並ばずに入ってすぐに熱々ほうとうが出てきました。



帰りの特急は自由席ですが、なんとか座れて自宅まで2時間半ほどで帰り着きました。

電車輪行は、座れるかどうかわからないし、結構待たされたりもしますが、なんといっても渋滞知らず。

自転車走行距離は、50kmと少なめで、紅葉は、今一歩感がありましたが、楽しくしゃべってハイキングして、で楽しい1日でした。

ロングライドも楽しいですが、仲間でこうやって遊んでいるのもまた格別ですね。

日光 千手が浜へ行く道に行きたくて

2018-11-06 | 自転車


夏に、初めてこの道を走りました。

車で走って良いのは、ごく限られた関係者と低公害ハイブリッドバスのみ。

後は、自転車か徒歩。

だいぶ前から、良い道があるという事は聞いていましたので行ってみたかったのですが、なにせ日光。

輪行で日光まで行っても、いろは坂登らないといけません。

人よりも大きな身体を、あんな上まで持ち上げるのは大変。

でもこの夏に行ってみて、これは秋になったらまた来なくてはいけない。

できることなら冬の雪があるときにもまた来たい、と思いました。


先週の20日の土曜日に、仲良しの友人誘って来ようと思っていましたが、何年かぶりに発熱。

金曜夜に膝やら腰やらが痛い、重い、と思っていましたが、眠るまではまだ行く気満々で準備を整えて寝ました。

夜中に、どうにも苦しくなって熱を測ると、38度。

夜中の3時過ぎに、同行予定だった友人に、DNSの連絡。

友人は、お出かけ切符買ってあったようで、電車で宇都宮まで出かけて昼間から餃子にビールというダメ人間コースを楽しんでいました。


で、1週間たって土曜日の天気予報は雨。

体調は、70%回復かな、友人誘ってみますが北海道へ復興支援活動でダメ。 もうお一方も子供達が帰ってくるからと。

ソロ活動ですが、紅葉など、写真を撮って歩きたい私には、そう抵抗があるものでもありません。

土曜日に、Super SixにRD9100をつけて、30Tのギア入れて、と準備しました。



日曜朝起きたら曇りですが、現地は晴れると信じて出発。

ところが駅で輪行しようとしたら後輪がハズレません。

どうにもRD交換したときに間違いがあったようです。

どうしようか、やめようか、それとも車で行こうか、といろいろ悩みましたが、自転車を交換して少し遅れて電車輪行。

一度家に帰ってクロモリに乗り換えです。

いままでクロモリCHESINIは、車輪行したことはありますが、電車輪行は初めて。

リアは29Tですが、ホイールはアルミのディープリムと重量級。

すくなくとも山登ろうという仕様ではありませんが、ゆっくり登れば良いだけですし、秋の景色には似合うかも。


上野東京ラインの直通宇都宮行きを逃したので、次の直通を待つと日光到着が10時を過ぎてしまうが、新幹線を活用すると当初予定の日光線には乗れる事が判明。

ノンビリ走行の私には、時間が貴重なので迷わず新幹線投入。


日光に着くと、なにやら見慣れた顔が一人。 N谷さん、登場。

何の連絡もしていないし、偶然。 N谷さんは、日光から金精峠越えて沼田へと言うコース。

大体坂上るペースも違いすぎるので、先に行ってもらいましたが、あれよあれよで見えなくなりました。 若いっていいなぁ。

一人ですので、気になったところでは遠慮無く停止して写真とりながら上がります。






紅葉見物の車でいろは坂の交通量は多かったですが、明智平5km以上手前から車は渋滞でストップ。



バイク、自転車組は、道路の真ん中や端を使って、上がってゆきます。





渋滞の中をノロノロ登ったので、いつもより更に遅かったですが、おかげさまで疲れることもなく中禅寺湖到着。



湖畔の道路周辺は、紅葉真っ盛り。



色とりどりのトンネルを走って行くようで、来てよかった、です。



渋滞回避で、早朝車で上まで上がってしまうと言う手もあるでしょうし、車で沼田から越えてくると逆転の発想もあるかもしれませんが、まあこの後の千手が浜への道を行くためには自転車が必要ですからね。





竜頭の滝を越えて、リモコン可動式の柵を横から越えると、そこは別世界。





車がいない、ということもありますが、それよりも入り込む人が少ない、手が加えられていない、というような要素が強いので、自然が強く残っています。





湿原の景色も最高。

真っ青な空に、湿原と山々。

これだよこれだよ!!



自転車で速く走るのも、遠くに行けるのもいいですが、こういう所へ自由に来られる行動範囲の広さ、改めて自転車っていいなぁ、です。

車だと一瞬で見逃すもの、気がつかないで通り過ぎるもの、そういう行動の自由が汗かくことで獲得できます。





林の中に広がる黄色、赤、様々な色と太陽の光が混じって最高の景色です。



中でも好きなのは、中禅寺湖へ向かって流れ込む小川の景色。



夏に来たときも、ずっとここで遊んでいたい、と思ったくらい。



今回は、一人なので気が向くままに停まって、ノンビリできます。





気温は、日光駅付近よりも明らかに下がっていますので、途中で着替えた冬用のジャージです。





ずっと走り続けるなら薄手でもいいかもしれませんが、なにせノロノロ写真撮りながらのサイクリングです。

自転車できている人達もいましたが、皆さん走り屋さん、一人だけTOHEIのランドナーでおいでの方がいらっしゃいました。

趣味の世界ですから、とても綺麗な自転車で、いいなぁ、です。


いつまでもこの道で遊んでいたいと思いますが、千手が浜からは、しばらく登らないと道に戻れませんし、下りのいろは坂も間違いなく渋滞。



そのうえ、絶対に寒い! 二年前に来たときは真っ暗ないろは坂を震えながらおりた記憶があります。

下りは本当にあっという間です。



渋滞無いから速い速い。

輪行準備終えたらちょうど宇都宮行きの時間。 上野東京ラインに乗り換えて8時半には帰宅。

さて、今度の週末はどこに行きましょうかね。


自転車整備が続きます。

2018-11-06 | 自転車


RDを交換して、ついでにチェーンを張り替えて、と夜暗くなるのが速くなったのと、いまいち体調が本調子に戻らないので、平日夜に自転車整備が続いています。

RD交換の前には、ものすごく久しぶりに(というか、組み上げて以来初めてかも)バーテープの交換もしていました。

なんだかシートポストかBBあたりからも時々異音がしていたので、シートポスト交換して、BB周辺も掃除して、締め直したりと細々したことをしていました。

Super SIXは、BB30規格ですが、プレスフィット式は整備しにくいので、組み上げるときにWISHBONEのBBにしていました。 



純正シートポストは高いので、台湾製カーボンでトライ。

軽くてとてもいいです。

会社が近くて、主として自転車通勤ですので、5時半頃までには帰宅していることが多く、夕食前に自転車に乗りに行ったりすることが多いのですが、暗くなるのが早い時期には、帰宅して遊びに行く時間帯が既に暗い、そのうえ帰宅の車が多くて、結構裏道まで交通量が多い、= 余分なところにまで気を遣わないと結構怖い思いをする。 ということで、帰宅の車が減った8時以降に自転車遊びに出かけるようになります。

国道を走ることが多いので、工事現場用の黄色い反射ベスト着て出かけます。

フロントライトは、点滅+点灯の2灯体制、リアは、自転車に付いている点滅+点灯に加えて、ヘルメット後方に付いている点滅 と3灯体制です。

遊びに行って怪我してはいけません。

後方へ合図をすることも多い右手には、100均で買った反射テープ巻いてます。


出かけないときは、結構夜に時間がとれますので、いろいろなことができます。


で、勢い付いたので、重い腰を上げてCHESINI(クロモリ自転車)のBBグリスアップという作業に着手。

CHESINIはスタイル優先でカンパアテナが付いていますが、このメンテが結構大変。

BB(クランク根元のベアリングです)は、3000km走ったらメンテナンスしなさい、雨の中を走ったら距離に無関係にメンテナンスしなさい、とカンパニョーロのご託宣。

シマノだったら、1万km位はノーメンテで全然OKな場所ですが、そこはイタリアン。

普通に雨の中走ったら水かぶります。 泥も入ります。

なのに、そういうのが当たり前だからちゃんとメンテしなさいね、と言う指示。

その上、メンテの時には、クランクをプーラー(通常ベアリングなどを引き抜くときに使う工具)で力尽くで引っこ抜け、という乱暴さ。

そうして出てくるベアリングをメンテナンスしなさいと。

整備性と性能に優れた日本製シマノを使わないで、好き好んでイタリアン、ですので、こういう趣味的な事をやらなくてはいけません。


でも、六角レンチ一本でクランクハズレるシマノと違って、プーラー用意して、結構な力で引っこ抜いて、ベアリングにグリスアップして、また力尽くでクランク嵌めて。 面倒です。

ベアリングもメンテの容易なカップアンドコーンではなく、シールドベアリングからリテーナー外して、掃除して、グリス詰めたらまたリテーナー嵌めて。。。

ベアリングそのものを交換するのも手段の一つですが、それはそれでまたまずベアリング手配して、プーラーでベアリング抜いて、また打ち込んで。。。

誰がこんなこと考えたんだ! と文句言いたくなります。

ベアリングもカンパの純正品なんか手配すると涙でそうな金額になりますので、型番調べて日本製を通販しなくてはいけません。


今回は、クランク抜いてみたら、ベアリングの周辺グリスは硬化していたり、減っていたりしましたが、ベアリングの内部はちょっと汚れているくらいだったので、リテーナー外して、まではやりませんでした。

もう次回メンテするときは、ベアリングごと交換しましょう。

写真ありません。作業中はグリスで両手が汚れるので、携帯もカメラも触れません。


しまなみへGO!

2018-11-06 | 自転車


サイクリストの聖地と言われるしまなみ海道。

元々、四国に親戚が多く、本籍地だって未だに愛媛県の私。

本籍地に住んだことはありません。

祖父、祖母が住んでいて、オヤジが子供の頃に少しいたくらい。

でも、なんとなく根っこはあっちにあるんだよ、と本籍は置いたままです、

自転車仲間に、因島出身の若者がいて、皆さんお連れしますよと優しい言葉をかけてくれました。

せっかく遠くまで行くのだからと、3連休を使う事にしましたが、天気予報では二週間連続の台風襲来の可能性。

土曜日、新横浜始発の新幹線で行くことにしてありましたが、先週水曜日頃から、参加者みんな天気予報とにらめっこ。

木曜日になって「最悪、土曜日は台風の影響で雨風になるかもしれないが、日曜と月曜は晴れる!」ということで決行を決定。

そんな決定をあざ笑うかのように、前日の金曜日は一日中雨。。。


ともあれ、土曜日6時発の新幹線に乗るべく、5時半過ぎ頃から新横浜へ自走や輪行で集合。

しまなみの天気予報は、くもり、雨。

通過する大阪や京都付近では結構な雨。

福山で乗り換えて尾道到着、青空が見え始めています。やったーです。



自転車をいそいそと組み立てて、出かけようとした頃に、若い女性二名が自転車組立に若干苦労しています。

なんとかするんだろうなと、思っていたら仲間の一人がしっかりお手伝い開始。

そうなったら一人より二人の方が早い、ということで一緒に手伝って、、、その後いっしょにしまなみに出かけることになりました。

聞けば、半年くらいの経験者と、ロードバイク買って二週間というその先輩。

タイヤに新品のひげがバッチリ残っています。

まあ、こういうのも縁ですね。




地元民の仲間の紹介で、ラーメン屋を皮切りに、あちこちのしまなみ名所をめぐりながら進みます。

正確に言うと、あちこち食べ歩いていて、なかなか進みません。



一回停まったらしばらくしゃべってばかりの仲間ですので、走っている時間よりも停まってしゃべっている方が遙かに長い。




こういう素晴らしい景色で、青空となったら、それだけで楽しいのが自転車海苔。



ハッサク大福食べて、灯台見て、カフェオレ大福食べて、萬田発酵寄って、足湯に浸かって、ジェラート食べて。。。











サイクリストの聖地の碑、がある道の駅へ着く頃には、すっかり夕陽。



暮れゆく空と島と橋。



いいですね。



で、日が暮れるともちろん真っ暗。

突然同行することになってお二人は、もちろんそんな暗くなるまで走るつもりもなかったようでライトなし。

こちらの仲間達は、これでもかというくらい明るいライト満載。

島の中を通る道で、暗いライトしか付いていないレンタバイクの女性二人も仲間に入れて、宿のある伯方島に着きました。

尾道から同行の二人は、宿泊先がもう一つ先の島だというので、若者選抜隊がお見送り。

暗くなるまで引きずっておいて、こんな所で放り出してはいけません。

同行のお二人は、大変だったかもしれませんが、まあまあ楽しんでいただけたようでよかったです。

途中からはしっかり30km巡航くらいで付いてきてましたからね。

翌日は、「身体中が痛いので今日は遠慮しておきます」と連絡がありました。


二人ずつしか入れない可愛いお風呂に順番に入り、食事をしたらみんなバタンキュー。

まぁ新横浜6時前ですからね、自走組は5時前に家出てきているので大変だったでしょう。

初日は、64km程の走行距離。



二日目は、朝方小雨模様。

年長者組は、早寝すると自動的に早起きなので目覚ましいらず。

よく寝る若者を寝かせておいてやろうと、年長者組は各自で散歩(笑)

同じ宿に連泊なので、今日は荷物持たずに軽装です。



亀老山展望公園へちょっとした登りです、と言われて、結構な坂を結構な長さ登ります。



よくしまなみ紹介ででてくる素晴らしい景色が待っていました。



こういうのがあるから、ヒイヒイ言いながら坂上るんですよね。



私は、坂好きではありませんが、嫌がっていては楽しい景色などが見られないので、最近は嫌がらずに登っています。





今治まで行っておきましょうね、と最後の橋も渡って、四国到着。

愛媛に来たら一六タルト!

私の祖父は、宇和島で栗まんじゅうとタルト作って売っていました。

小学校くらいまでは、宇和島に帰るとまんじゅうの配達大きな自転車に三角乗りしていました。

向かいの八百屋さんに曲がりきれずにツッコんだこともありましたね。



今日も、走っている時間よりも遊んでいる時間の方が長い。



カロリーも消費より、もちろん獲得の方が多いですね。



今日は早めに宿に戻りましょうね、とまだ夕焼けが残る時間に宿到着



二日目は、80km程の走行。

食事も終わってウロウロしていると、お祭りの神輿がやってくるよと、玄関前で待っていました。

御神輿投げるんですよ、と一目見ようと。

で、御神輿やってきたら、一緒に神社まで行こうと、地元の方に勧誘され、あろうことか御神輿担がせていただいて、神社まで。

上がっていっぱいやっていって、とお誘いを受けると、遠慮を知らない我々は、神主さんのお話聞いたり当番の方達と一緒に一杯やったり。



若い女性がメンバーにおりましたので、お祭りのオジさん方には大受け。

来年も是非来てくれとお誘いを受けました。

地元のお祭りですから、本来は我々のような部外者が入る場ではないのは、十分承知しておりますが、また来年お祭りの時にしまなみに遊びに来ると言うのも縁でしょうね。




三日目は、2時過ぎの電車に乗って帰らなくてはいけませんので、出発も我々にしては早め。





それでもしっかり、名物を味わいながら、尾道へ戻りました。



途中、救急車登場の場面にも遭遇しましたが、我々は全員、無事怪我もなく、3日間でパンク一名、というなかなか優秀な記録となりました。




海外からも走りに来ている人が大勢いたし、歩いている方もいっぱい。

道路にひいてある青い線をたどっていけば道に迷うこともない、信号も街中に少しだけ、と瀬戸内海の素晴らしい景色、海を渡る大きな橋の美しさ、を楽しめるなかなか素晴らしい道でした。

高いところを通っている橋にあがるのは、坂道ですが、子供が自転車で楽々上がれるくらいのなだらかな坂になっているし、よく考えてあるなぁと感心しました。

横浜方面から出かけて行くにはちょっと距離があるし、それなりの費用もかかるので、ちょくちょく行くわけにはいきませんが、ぜひまたこの楽しい道を味わいに来たいねぇと、話していました。

本当によかったですよ、しまなみ海道。

また行きましょう。