中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

中秋節

2007-09-26 | 生活
中秋節が過ぎた。

夕べの満月はとってもきれいで、珍しく晴れ渡った上海の空に神々しいばかりに輝いていた。

あいかわらず仕事はバタバタとしており、一つの仕事を片付けようとすると、付帯する仕事にあれこれと不備があるのを見つける。そんなことがあるはずが無かろう!と思うような部分に大きな漏れがあったり、あって当たり前のような規定が作成されていなかったりと、いい加減な状態にあきれてしまっている。

無論ただあきれていても仕方が無くて、さっさと何とかしなくてはいけないのだが、なかなかササッと片付かない。

なんだか、やってられないなぁ、と気合いが入らない。

この週末からは国慶節で会社は1週間休みになる。でもそのおかげで休み明けからバタバタするのが確定していて、それも結構想像するだけでメゲる。

なんやかんやといろいろな人と会ったりゴルフしましょう、なんて約束していると週末ばかりが先行して予定だらけになって、11月まではもう満杯。 大体まず週末が埋まって、次に夜が埋まって、平日に昼間が最後に埋まる。でその後ご本社様とかの出張者が入ってきて平日の調整が必要になるのが、こっちに来てからの仕事のパターン。
週末も仕事だか遊びだか、わからないようなゴルフが増えてきて、たまには気の置けない仲間内でやろうよ、といっても実現するまでに最低1ヶ月はかかる。

というような調子で、あれよあれよと時が過ぎていて、上海に来てからもう3ヶ月が経過している。いろんな人と話をするのも仕事なのだが、自分を充電する時間が欠けてくる様な気がしている。田舎町の仲良しに会いたいと、時々切実に思う。業界が違っていたし、仕事の関係もなく、年齢も上は70歳過ぎ、下は25歳くらいとバリエーションに富んでいたし気分転換には最高だった。

まあ後ろ見ていないで、ここでまた新しい友人達をつくればいいんだけれど。。。

やはりここは特殊な世界

2007-09-23 | 生活
先日 武漢へ行ってきました。

なんだか久しぶりに「中国」にいる感じがしました。

ホテルの前の公園では夕方や早朝に、なんだか昔懐かしいダンスや太極拳の人々。
道端では、羊肉串やいろいろなものを焼いている光景。

なんだかなつかしい感じがしました。

やっぱり上海は「中国にありながら中国ではありません。」

でも今の現代中国の典型であることも又事実です。

矛盾の固まりだよなぁ。。。

ゴンッツ!!!

2007-09-18 | 生活
台風の影響で大雨の中、郊外の出張から上海へ帰ろうとしていました。

大雨は降っているし、夜7時もう真っ暗です。

あと100km位で上海に着くね!なんて運転手と話していて、5分ほど前にはそれまで一緒にいた商社の若者に「順調だよ。あと1時間半ほどで家に帰れるね。」などと話していました。

前が急に減速していくので、危ないなぁ。。。と思っていたら、

ゴンッッッ!!! 


追突されました。

止まる寸前の状況で軽い追突なので人間は大丈夫です。
降りてみると車の後ろのドアが結構変形しています。

危険なので三角表示板をとりあえず後ろに置きに行った「追突当事者」のオジさん、「この前の車にも当たったのか?」と我々の前に止まっている車を指さします。


「いや、これは関係ない。」そうなんです。我々の前方には2-3台の追突のセットが少なくとも4組見えます。

今のところ我々の「セット」が最後尾、なんて思っていたら、三角表示板を引っかけて急停止した車に、見事なまでに「ゴンッ!!」 はいもう1セットできあがりです。


車の中にいたら危ないので大雨の中、傘さしてガードレールの傍にいます。

私の車の運転手と、追突当事者のオジさんは話が付いて、修理費は全額オジさん持ち!で決着しました。 その間約45分。

話し合いが終了するまでに、我々の後方には、もう2セット追突セットができていました。


シートベルトは後部座席でも必ず締めましょうね!!

自分の命は自分で守ろう! なんといってもここは中国!!

なんだかなぁ!

2007-09-11 | 生活
昨日、会社の往復徒歩通勤のおかげでよく眠れました。

やはり毎日運動していなくてはいけませんね。大都会上海のゴルフ場は強制的にカートに乗せられてしまうので、田舎町の時ほどゴルフをしていても「運動している」感じがありません。

今朝も比較的爽やかな風の中、40分歩いて会社に来ました。昨日に比べるとちょっと暑いですね。

上海に来てから歩いてくる道は、東京でいえば「青山通り」のような道ですが、高級店が並んでいて、綺麗ではありますが面白くありません。毎日歩いてくるには、もっと生活感漂う細い道が面白いです。表通りは綺麗になっていても、一本裏通りに入れば朝ごはんのマントウをかじりながら、歩いているようなお兄さんや学生、洗濯物を歩道の脇に干しているようなオバちゃん達が昔ながらに生活しています。

うちの近所も結構古い町並みが残っていて、道の両側の並木の下を散歩するのは楽しいものです。真夏のギラギラした日差しではなくスモッグだらけの上海にしては透明感のある秋のキラキラした日差しになっています。

田舎町は3月から11月までの夏、と12月から2月までの冬しかないような気候で、久しぶりに「四季」のある生活になっているんだなぁ、と秋の感傷にちょっと浸ってみたいような気持ちになっています。

田舎町の事業会社は、何といっても目の前に仕事がありましたが、ここは決裁権のない連絡事務所です。 なんだかつまんないなぁ。。。

今日から再開! 徒歩通勤

2007-09-10 | 生活
9月に入って急速に秋の気配です。

週末にゴルフしていても、もう大汗かくことはありません。(冷や汗はかきますが。。。)

と、言うことで今朝から徒歩通勤再開です。


すっかり涼しい風が吹く中、トコトコ歩いて会社へ行きます。

日差しが真夏のように厳しくなくて、日本の秋のような透明感です。
それでも40分ほどかけて会社まで歩くとYシャツは汗で色が変わっています。

事務所ビルの下にあるスタバのお姉さんが「あ!又歩いてきたの?」って、よく覚えてましたね、7月に汗まみれでスタバに入ったら、結構まじめにあきれてましたからねぇ。


今日は夜の宴会もなかったので、帰りも散歩がてら徒歩で帰宅。

途中の中国ラーメン屋さんで晩ご飯。 台湾牛肉面。
なかなか美味しかったけれども、本場台北の小さなお店の方が、やはり美味しいですね。

夕方の空には、うろこ雲! もう秋です!

コンビニ生活

2007-09-09 | 生活
魔都上海にあって田舎町にないもの、そうですコンビニエンスストア!

田舎町にも「方便店」はいっぱいあります。コンビニと同じように24時間あいていますし、飲み物も食べ物も売っています。

違うのは、サンドイッチがあったり、おにぎりがあったり、弁当があったりすること。方便店には、「お茶卵」があったり、「台湾ソーセージ」はありますが、間違ってもおにぎりはありません。

単身赴任者には、コンビニって便利ですね。 私のアパート付近には小さなスーパーが1軒と昔ながらの市場が1カ所、それにコンビニがいっぱいあります。スーパーは徒歩5分程で結構なんでも売っていて便利なのですが、いかんせんレジが1-2カ所しかなくて結構並ばされるのが難点です。市場は一人暮らしにはロットが大きすぎます。田舎町生活の時にはほぼ毎日自宅で自炊生活でしたので、ほうれん草1束がどんなに大きくても数日で消化可能でしたが、上海生活ではほぼ外食、ごくまれに自宅ご飯ですので、4-5人分もありそうなほうれん草の束は巨大すぎて買えません。

となれば勢いお世話になるのはコンビニです。田舎町では探さなくては買えなかったトマトジュースもヤクルトもあります。ついつい面倒になって、たまの自宅ご飯が、「日式鶏ご飯」とか言う「日本風かやくご飯(もどき)」になってしまったりします。

身体にはよくなさそうですが、もうしばらく「コンビニ生活」楽しんでしまいそうです。

乗りたくない飛行機

2007-09-08 | おもしろ記事
中国関係のニュースを集めた記事を読んでいたら、「シンセン航空は、飛行中にネットに接続したり電話をかけられるサービスを導入することを決めた。」と!

絶対乗りたくないですね、シンセン航空!

乗客の90%がアンケートの結果、飛行機の中でも電話をかけたりメールを打ったりすることを希望している。。。

あの乗客が密集している飛行機の中で90%の人間が携帯電話を持って、あの大声で電話をしているシーンを想像しました。

そんなウルサイ飛行機、絶対乗りたくありません!

新聞がつまらない!!

2007-09-06 | 生活
上海に来てから新聞を読まなくなりました。

本当は仕事柄も新聞読まなくちゃいけないんですが、つまんないんです。

田舎町の新聞は、野次馬の私にぴったりでした。 どこの街角でゴキブリが大発生したとか、車が間違って運河に落ちたとか、道の真ん中に電柱があって不便だとか、そういう「ニヤッと笑える記事」がいっぱいありました。(ヒマで気になる方は過去記事をご覧ください)

上海の新聞は、真面目でつまんないんです。なんだか「人民日報」読んでいるみたいです。もっと生活に密着した野次馬新聞がないかと探していますが、どれもこれも「我が誇るべき大都会上海!中国の、いや!世界の先端都市上海!」みたいな記事ばかりで。。。

まあ仕方がないのでしょうね。町がでかすぎて、田舎町みたいにくだらない記事載せるようなスペースもないのでしょうね。くだらないニュースの発生率は、きっと田舎町の数十倍はあるのでしょうし、もっともっと「ニヤニヤできそうなニュース」もいっぱい発生していると思われますが、本当に残念です。

というわけで、今でも時々ネットで田舎町の新聞記事見ています。 

いいですよね、銀行にアクセル踏み間違えた車が飛び込んだとか、高速道路になぜこんなに大きな船が入り込んだんだとか。。。 


上海のネットは見ていてもそういう私好みの記事や写真がありません。

交通事故のような・・・

2007-09-04 | 生活
思っても見なかった買い物をしてしまいました。

今日本に出張してきているのですが、コンパクトデジカメの高級版が欲しくて、CANON G7を買おう!と意気込んでお店に行ったら、後継機のG9がもうすぐ出るのでG7はもう売っていません!と冷たいお言葉。

同様に競合機のNIKONももうすぐ発売で。。。

帰ろうとしているとオリンパスのE410・E510というコンパクト1眼レフが気になります。触っていると店員さんが寄ってきて。。。。




帰るときにはCANON 40D握ってました。

当初思い切って買おうとしていたG7の約4倍の価格。

でも楽しいです。

魔都上海は結構散歩していても写真取りたくなるような光景がいっぱいあって、いままでのコンパクトデジカメでは物足りなくなっていたのも事実ですので。

と言い訳しています。


でも飛行機に乗るときに面倒です。

だって今回は事務所で使うPC(軽量ノートですが)を2台ハンドキャリー。
さらにデジカメ。。。

何とかなるでしょう!