中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

銀行のVIPカード

2009-01-20 | 生活
中国で生活していると言うことは、もちろん給料を日本の会社からこちらの国で言うところの「外貨」で貰って、人民元に両替して生活すると言うことです。

毎日、為替レートが変わるが、会社はそこまできめ細かく面倒はみてくれないので両替した日のレートによっては、たいした金額ではないが得したり損したりします。

今のように円$がコロコロ動くと、あっという間に数百元位は得したり損したりするので、レートを気にし出すと両替ができなくなるのです。

私は給料貰ったら、何も考えずに銀行へ行くという生活をしていますが、部下のお兄ちゃんは結構こまめに気にしていて、その結果昨年11月頃に、1年間の個人両替枠5万$一杯まで両替し終わった後 円が90~80円台に突入してしまい日本円にして20万円ほどの「見かけ損」が発生したと泣いていました。

銀行は、今の時期旧正月前なのでかなり混んでいます。

数年前までは、立って列に並ばないといろいろなことが出来なかったが、番号札制度になってだいぶ改善してきました。

今日は午後銀行に行ったら、45人待ちだった!! 一人平均5分間手続きにかかるとして45人x5分=225分 窓口が5個あるので45分待ち!!
実際には、もっと待ちます。今の時期はふるさとの両親に送金したりするので、元々なれない手続きに相手の口座番号が違うとか、名前が違うとか、手数料が高いの安いのと揉めたり。。。
その度に電話で確認したりするので、まあ45人待ちだと軽く1時間は待たされます。

そんな時に役立つのが、福建時代に銀行から貰った金カード! 本当は数十万元口座にないと貰えないとか言われているVIPカードです。
これ持っていると、1)専用窓口であまり待たない。2)支店によってはソファに座って手続きできる などの各種優待があります。

というわけで、45人待ちの人々を尻目に、2人待ち、10分ほど待って両替が終了しました。

ところで、私の金カードの口座には、1元も入っていません。
利息も違っていたりするので、お願いだからこの口座は使わないでね、と金カードをくれた支店長に言われました。
おかげで初めての支店などで、口座内容確認したりすると窓口のお姉さんが、「なんだ?こいつ?」と、とても不思議そうな顔して私を見ます。

上海人って。。。

2009-01-19 | 生活
北京、福州、上海と中国生活3都市目ですが、各地の人々の性格って結構違うんだなあと改めて感じている今日この頃です。

上海に来て感じるのは、上海人って本当にプライドが高く、上海以外の人々を本気で馬鹿にしていると言うことです。

最初にあきれたのは、以前にも書いたかもしれませんが路線バスの車掌のおばちゃん!

一見して田舎から出てきたばかりという感じの乗客が「○○ビルはどこのバス停で降りたらいいの?」と訛りバリバリで尋ねると、なんと車掌さん、上海語で説明。もちろん乗客は上海語なんかわかりません。 おそるおそるもう一度「わからないので標準語で言ってくれないか?」と頼むと、車掌さん はっきりと大きくため息をついた後で 再び上海語で早口で説明。

乗客はどうしていいかわからない表情です。見かねた他の乗客が助け船を出しましたが、車掌のおばちゃんは、「フンッ!田舎者が!!」って言う感じで知らんぷり。

だいたい上海語なんて言うのがめちゃめちゃ田舎言葉の方言のくせに、上海語話せなけりゃ田舎者扱い っていうのが偉大なる田舎町 北京育ちの私には不愉快です。 

タクシーの運転手でも時々標準語しゃべれない奴います。そういう奴に限って有名なホテルの名前言っても知りません。「わかんないから標準語で話してくれ!」と頼んでも延々と上海語で話し続けています。


うちの会社にもバリバリの上海人のお兄ちゃんがいますが、これがまたしょっちゅうぶち切れて電話で怒鳴ってます。 そう言うときはまず相手が上海人ではありません。 だって標準語で文句言ってますから。

声裏返っちゃうんです。切れると。

この間なんか、頼んでた仕事の仕方が足りないと文句言ったら、また切れて声裏返って私に文句言うんです。ほんの些細なミス、不足分を指摘しただけですが。

仕方がないのでしばらくして冷静になった頃に言ってあげました。
「あなたがどう思っていようと私はあなたの上司であることに間違いはなく、先ほどの態度、発言は中国企業であればほぼ間違いなく即刻解雇されてもおかしくないレベルだと私は思う。今回は見逃すので次回同様なことがあれば解雇されると理解してほしい。」と。

すると彼は言います。「私はこの会社で10年以上働いている。あなたは中国人のプライドを理解していない!」

「今日はいいからこの週末家でよく考えてごらん。」と言ってあげました。
彼はもちろんまだ我が社で働いています。


上海、大都会ですが、ややこしい町です。

楽しかった!

2009-01-19 | ゴルフ
昨日は、朝一番のスタート。
まだ夜明け前に家を出発して、霧でぼんやりとコースが霞む中でのスタートとなった。

問題のキャディさんは、昨日は大当たり! 霧が出ている中でも的確なボール位置の指示、明るい笑顔!!

朝一番で前に誰もいないせいもあったが、4人ともスピーディ、かつほぼフェアウエイを外さないプレイで、どんどん進む。

この土日は、先週ある事件でご迷惑をおかけしてしまったお客様の会社名入りのボールが大活躍。 2ラウンド、池にも入らずロストにもならず、アプローチのウエッジでだいぶ傷だらけになりながらも活躍を続けています。

まだおつきあいしてあげるよ! とボールに言われているようでなんだかちょっとうれしい気分です。


明後日、水曜日の夕方便で日本へ帰ります。
仕事と旧正月休暇の両方です。

初めてのコンペ

2009-01-17 | ゴルフ
ある業界関係の方々が集まるコンペに初めて出た。

ごく数人の人は面識があるが大半の人とは初対面。メールでは結構やりとりしたことあるのですが。。。

人見知りするんです。なんて言ったらみんなが笑うようですが、ちょっと緊張。

集合時間はあるけれども、三々五々スタート。終わってからもなかなか皆さんお風呂が長くて。

結構年齢が上の方が多くて、いろいろな盛り上がり方があるんだなぁと、しばらくぶりに違う世界の集まりは結構楽しい。 気分転換になるので今後時々出てみようかなぁ。

ゴルフ場に対して諸処改善要求を出そうと、署名活動もありました。

でも今日の場所は、私のホームコースよりも格段にマシなんです。

明日久しぶりに行くホームコースは、日本人が支配人にもかかわらず、おそらく上海地区では最低の管理とキャディさん。

まあ7-8割の確率で、何もしなくて良いから黙って無事にゴルフバッグ持ってきてね、という感じのキャディさんにあたります。ボールは間違いなく見ていないし、電動カートからゴルフバッグ落とすし、人がまさに今ボールを打とうとしているときに大声で話しかけるし。。。

ゴルフ場にストレス解消に行っていたはずなのに、ストレス溜まります。

コースマーシャルのうちの一人なんか、顔見ただけで今までの戦いを思い出すので不愉快。

行かなければいいのですが、残念なことに会社で持っているのは、そこだけ。
そのうえ他のコースは値上がりして、転売も可能ですが、ここだけは誰も欲しがりませんので転売不可。


でも明日のメンバーは仲良し組ですので、楽しくやってきましょう!

そう言えば本日は娘のセンター試験でした。はてさてどういう結果になるのやら。

コンサート

2009-01-16 | 生活
普段一緒にGOLFさせていただいている先輩から、「行こうと思ってチケット買ったんだけれども仕事が入っちゃって。」とコンサートのチケットをいただいた。

友達から飯食いに行こうぜ!というお誘いを振り切って、久しぶりのコンサートに出かけた。

さすがに携帯電話が演奏中に鳴り響きはしなかったが、カメラのストロボがバシバシ光るのには閉口。 ビデオカメラで撮影している強者までいた。。。

でも良いですね、ピアノやサックスの生の音。 久しぶりに文化の香り。

ここしばらく、仕事で頭に来ることばかりで相当ストレスが蓄積していた身体にちょっと優しい音楽でした。

やっぱり北京はいいなぁ

2009-01-15 | 仕事
私は別名「飛行機遅延王」と呼ばれています。

お暇な方はこのブログをさかのぼっていただくだけでもボロボロと遅延話が出てきます。

さて本年は今のところ順調だったのですが(本年といったって日本からの戻り便一回だけですが)、いきなり北京空港で荷物が遅延しました。
積み残しとか、行き先違いではなかったので幸せでしたが、荷物が出てくるまでに約1時間。。。

やはり冬の北京はいいですねぇ。空気がキーンと澄んでて寒くて。
部屋の中は暖房ばっちりで暑いくらい。
食事に入ったレストランのお姉さんたちは田舎っぽくほっぺたが真っ赤です。

空港まで市内から去年開通していた電車で行ってみました。
車で行くのと変わらない時間で25元。TAXIの1/5位の値段ですね。
運転席との間に低い仕切りがあるだけで、後ろから運転手に話しかけてはいけませんという表示までありました。

いやあなかなか良くできてますよ。でも香港の空港快線に比べたらちょっと貧弱な感じかなぁ、4両編成でちょっと短めですし。

久しぶりの青空

2009-01-10 | ゴルフ
天気予報では、曇りでした。

朝目が覚めると久しぶりの太陽が出ていました。

今年初めてのゴルフ。はっきり言ってメチャクチャ寒いです。
行きの車の外気温マイナス3℃。

以前は真冬の北京でもゴルフしていました。スタート時の気温マイナス9℃とかで。
池に入れると跳ねるんです。凍ってましたから。
池に落ちるとキャディさんが「ハイ!」ってピッチングウエッジくれました。
厚く凍っていたので打てたんですね。

最近はそこまで凍らないようです。地球温暖化???

明日から久しぶりの故郷北京出張です。
北京空港に飛行機が着くと、帰ってきたなぁ。。。って今でも感じます。
空港からの高速道路走ると、空が広くてうれしくなります。

上海には無い青空だったのです。 昔は。。。
でも最近は結構冬でもどんよりしていて、嫌です。
車が増えて排気ガスのせいで、空が汚くなりました。

明日はどうかなぁ・・・・



日本式では新年会

2009-01-09 | 仕事
正月と春節の間は、微妙な期間である。

中国では春節が正月なので「まだ昨年」、日本では正月過ぎているので「新年」。

どうでもいいがここしばらくは宴会続き。

上海は大都会なので、日本酒だって結構選べる。ということで昨夜はいろいろ並べて飲み比べ。こんな事ができるような時代になったんですね。

昨夜一緒にいた人は10年以上前に北京でも一緒だった人。
昔はこんな事できなかったですよねぇ と昔話。

確実に年取ってます。

鳥インフル

2009-01-07 | 生活
昨夜、北京で鳥インフルで女性が一人亡くなった、と友人から携帯にメールが届いた。

新型インフルエンザ発生時の緊急脱出マニュアルなるものは、昨年策定してあり、何時でも緊急脱出可能なようにパスポートと日本行きの航空チケットは携帯しているのだが、いざ死者が出たりすると すごく嫌な気になる。

2003年のSARS騒ぎの時には、中国にいた我々には「帰ってくるな」という指示が飛んできたし、実際に帰った人々には「バイ菌扱い」が待っていた。

マスクが有効といわれたが、本社からマスク1個が届いたのは、騒ぎもほぼ収束しつつある7月の終わりだった。
消毒液に至っては、飛行機で運べないから上海まで取りに来いと、当時上海からほぼ1000km離れたところに働いていた私に冗談のようなメールが来た。

2005年だったか、抗日騒ぎの時には、出張者がバタッとこなくなり、しばらくは静かな生活が送れた。
このときにも緊急脱出マニュアル作って、「最後は漁船で海に逃げる」という文面に本社やら関係部署から「おまえらはボートピープルか?」と笑いをとった。

鳥インフルエンザが話題になり出した頃には、「出張者には鶏肉を食べさせないように」という駐在員はどうでもいいような文書が本社から届いた。

日本にのんびりと生活している人々には、週刊誌やTVで報道されている新型インフルエンザへの脅威を理解できていないのでしょうね。


そういう私も、現地の生産会社に勤務しているわけでもなく従業員だって少ないので、いざ逃げるときにはさっさと逃げ出せる気楽さがある。
現地の工場で働いていると、お客様もいるし、従業員も家族も。。。考えれば考えるほど会社と心中するしかなくなってしまう。

無事に何事もなく収まってほしいものです。

緊急脱出も嫌だし、バイ菌扱いも嫌だけれども、現地に残らざるを得ない仲間の心配をし続けるのがもっとも嫌だと思う。

今日も小雨模様で寒い。

住んでいる方には申し訳ありませんが。。。

2009-01-06 | おもしろ記事
元旦に横浜をウロウロ散歩していて発見した風景。

高所恐怖症の人は住めませんね。

どうやって家財道具を運び込んだのか、酔っぱらって帰ってきたときにはどういう事になるのか。

いちどぜひ上ってみたいものです。この家の階段。