ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

9/13日 本宮山(砥鹿神社・岩戸神社・一等三角点・スカイラインと県道歩き)その5  山頂からスカイライン経由で戻る

2017-09-19 07:05:51 | 草花
この山行は花や景色を愛でることよりも、歩くことそのものを楽しもうと思って来ています。
それでも道々で出会った草花や木の実、山の眺望などは、もちろん、それぞれにこだわりを入れていきます。

本宮山の山頂で小休憩をしてからあと、次なる目的は、普段は車で走る道を、愚直に歩いて通そうということでした。
こういう”馬鹿な”考えは、自分以外の人と歩く場合は(趣味合わせが必要になる団体行動では)、「傍迷惑な」嗜好となりましょうね。
単独で歩きますと、こういうことが思いのままにできるという、(小生にとってはとても大事にしている”思い入れ”を実行できる)自由性が確保できます。

昔は有料道路の本宮山スカイラインでしたが、10年ほど前から愛知県道となり、無料解放された道を7kmほど歩いて行くことにします。

山頂からの眺望を少しだけ固めます。
豊橋方面 ↓


富幕山 ↓


坊ヶ峰 ↓


三岳山 ↓

今放映されているNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台はこの山麓にあるようです。

視野を広げて ↓


山名を確認(カシバード) ↓




これから後は山頂を辞して、帰りの道になります。



オニルリソウ ↓



山頂付近の空地に生えていました。



テンニンソウ ↓

昔は山頂の一角に保護されて生育していて、それは砥鹿神社の神官の方が世話していたそうですが、その方がいなくなり、その保護域も消滅してしまいました。
それが散逸したのか、それとも、もともと山頂周辺に生育していたのかは定かでありませんが、アンテナ施設の周辺にわずかに残っていました。
未だ蕾だったので、花が意外に遅いと思いました。



廃れた道 ↓

高度経済成長の頃、こんな山の裏側にまでセメント舗装の登山道がありましたが、オイルショック以降の経済停滞期からこのかた、放置され続けて、今では舗装した道がセメントごとずり落ちて、人が歩ける状態ではなくなっていて、道が閉鎖されていました。
ここでも、セメント製の木を、横に置いて作られた坂道も、崩れてしまっています。



昔の光、今何処 ↓

ここは使われなくなった駐車場ですね。旧スカイラインから進入できましたが、今はフェンスで閉ざされてしまいました。



振り返ると山頂のアンテナ群 ↓

その駐車場から振り返ると、本宮山頂のアンテナ群が見えています。



野外センターの跡地 ↓

駐車場の先に広い平地があります。ここに県の施設で野外センターの建物がありましたが、今はこのような更地になっています。
公費で理屈を並べて自然破壊をして、利用者が少ないのを以って建物を解体撤去し、今では遊休の地になっています。結果、残ったのは自然が壊されたことだけでした。
これがすべて公費で行われるのですから。勿体ないことです。 一部に潤ったところもあることでしょうね。



道路上の標識 ↓

緑色のプレートに1/6kmとあります。200mごとにこの看板があり、この数字の意味を類推しながら歩き、どうやらこれは基点から1.6km地点を指すようだと理解しました。



アカメガシワ ↓

アカメガシワは、もう実が出来ています。



栗 ↓

栗は、どれも未だ、イガを開いてはいませんでした。



ケンポナシ ↓

ケンポナシの実のついた枝を、こんなに身近で見たのは初めてです。冬になると、この実のついた枝が膨らんで、(膨らんだその枝を齧ると)甘くておいしくなりますね。



ノリウツギ ↓

ノリウツギは、花の終末期になっていました。
コメント (2)
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