ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

8/29~8/30日 北アルプスの針ノ木岳と蓮華岳山行 その1:扇沢から針ノ木峠を目指して歩きだす。

2017-09-02 07:19:05 | 草花
山のお友達から、”8月最終週に山行”の提案がありましたので、針ノ木岳と蓮華岳を一泊山行でやることにしました。
この山域は以前から気になっていたところで、その割にはなかなか足の向かない場所だったのです。

この山友達は、最難関コースと言われる「奥穂高から西穂高まで」を過去に歩いている超猛者?の女性です。

高齢者の小生がヘバることはあっても、お友達がどうかなるなんて心配はありませんから、気楽なものです。

この山行記はシリーズ化して7回に分けてレポートします。

鳥瞰図(カシバードで描画) ↓


実行図 ↓

山を歩く最初の日は、扇沢から針ノ木峠を経由して針ノ木岳に到り、針ノ木峠に戻って宿泊。
翌日は小屋から蓮華岳を往復して、針ノ木峠から扇沢まで戻る行程です。



行程断面図 ↓


朝まだき ↓

前(28)日は移動日で、自宅を昼過ぎに出て、長野県大町市までやって来ました。(前記事で紹介)
鷹狩山で入り日の眺望を楽しみながら、夕食をとり、その後扇沢の駐車場に行き、そこで、テントを張り一夜を明かしました。
歩き始めはまだ明けきっていない感じでした。



扇沢のターミナル ↓

ここでトイレを使わせていただきました。



ヤナギラン ↓

ヤナギランは標高1500メートルくらいのところで生育すると聞いていますが、扇沢のこの場所は1430メートルくらいのところです。(まだフラッシュを焚いています。)



扇沢駅の横 ↓

未だバスも車も動き出す前にここを通り抜けていきます。



登山道の入り口 ↓

登山道に入りますが、しばらくの間は車の通れるほどの広い道と何度かクロスしていきます。
(しかし、一般車は入って行けません)



クロツリバナか?

これはクロツリバナでしょうか?以前徳本峠の近くでも見ています。



テンニンソウ ↓

テンニンソウの群落帯を通り抜けます。



キツリフネ ↓

このあたりからやっとフラッシュ撮影をしなくても済むようになりました。



車道と交差 ↓

一般車の入れない車道と交差してすぐに山道に入っていきます。(これを何度か繰り返します。)



ネジバナ ↓

車道脇でこんな花も見ます。



コウゾリナ ↓

朝が早い所為なのでしょうか、未だ花が開いていません。でも、鮮やかな黄色です。



ヤマハハコ ↓

この植物は標高の上下については相当な適応力があるようです。



シオガマギクか? ↓

トモエシオガマか?、シオガマギクか?…今でも悩んでいます。



ソバナ ↓

”お気に入り”の花が出て来ました。



トチバニンジン ↓

綺麗な赤い実をつけていますが、実の数が貧弱です。



キオン ↓

山道では鮮やかな黄色が目を引きます。



岩がごろごろ ↓

まるで河原のような(これでも沢ですが、)岩がごろごろして歩きにくい沢を横切ります。



オガラバナ ↓

カエデ科の特徴的なプロペラをつけています。



また車道と交差 ↓

このあたりが車道と交差する最終だと思いました。道脇にまるで木の株のように大きく育った、草本のオオイタドリが花を咲かせて立っています。



ヨツバヒヨドリ ↓

この花があればアサギマダラが寄って来そうなものですが、まだ朝が早いので蝶の活動前だったようです。



クサボタン ↓

花が一つしかついていないので、ちょっと名前が出て来にくいものでしたが、やはりクサボタンでしょうね。



ベニバナイチヤクソウ ↓

残念ながら花の後でしたが、面影は残っています。
コメント (6)
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