ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

春の景色:コブシ、シュンラン、梨花、ボケ、ヒサカキなど。牡丹のつぼみとヤマシャクヤクの若い芽

2013-03-27 06:35:03 | 草花
自転車で巡回して得た、春の花のシリーズは今回で終わりです。
確かに花の姿が纏まって来ましたね。
これから初夏まで、一ヶ月余りですが、一年中で一番花の多い季節ですね。
どんな風に移っていくのか、その経過を楽しみたいと思います。

コブシ(全体) ↓

三河安城駅前のビルの間で見ました。


コブシ(近写) ↓

近付いて花を愛でます。


シュンラン一茎二花 ↓

拙庭の毎度おなじみの姿です。



梨の花(台湾梨ヤーリー) ↓

梨の集団営農地の、その中間地帯でこの木が植えてあります。それは受粉用の花粉を取るためのものです。


梨の花(近写) ↓

(枕草子第三十七段)
梨の花は、ひどく殺風景なものとして、身近でもてなされることもなく
ちょっとした手紙をこれに結びつけたりなどさえしない。
魅力のない人の顔などを見ては、例えにして、本当に、葉の色をはじめとして
面白みがないように見えるが、中国では、この上ないものとして
漢詩に作るのは、やはり、何と言っても訳があるのだろうと、強いて目を凝らして見ると
花びらの端に、美しい色つやがほんのちょっと付いているようだ。
楊貴妃が、玄宗皇帝の御使者に向かって泣いたとか言う顔にたとえて
「梨花一枝、春、雨を帯びたり」
などと言っているのは、並一通りではないからだろうと思うにつけ、やはり
ひどくすばらしいことは、他に類があるまいと感じられる。
 現代語訳は「枕草子の部屋」さんよりコピペしました。
清少納言さんは良い感性をしていましたね。



ヒサカキ ↓

農家でこれを、生垣として植えてありました。



ボケ ↓

紅白混じって綺麗に咲いていますね。



牡丹(赤花) ↓

下のものと二つは拙庭のものです。



牡丹(白花) ↓



ヤマシャクヤク ↓

芽は出してくれましたが、何だか力がないような・・・・
花を咲かせるのはもっと先になりそうな心細さを感じます。
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♪花が来た来た町から町に・・・・♪

2013-03-26 08:12:46 | 草花
誠に春は心浮き立つものがあります。
自転車を漕いで向かい風(これが意外と冷たい)の中を花めぐりします。
出合った花の中には一年中咲いているような元気ものもいますし、もう去年の暮れから咲いていてフライング気味のものもいます。
しかしその皆が今の季節にこそ春を謳歌したかったのだといっているようにも見受けました。

元気ものも、フライング気味も、今こそ本来の季節到来なのではないでしょうか。

タネツケバナ ↓

お正月から咲いて損しちゃったよ、春が一番ダネ。(ツケバナ)



タンポポ ↓

ホントは、私も今の時季に旅発ちたかった。


ツクシ ↓

僕も出てきちゃったよ!


ナズナ ↓

オッホン 小生も本当はフライングは嫌いなんじゃよ。


ノゲシ ↓

私だって・・・・・みんなが急ぐものだからお付き合いしただけよ、ホントは今が好きなの。


ノボロギク ↓

ワシは働きモンの子沢山じゃけん、別に季節は気にせんがのう。


ハボタン ↓

寒い間にちょっと食べ過ぎたかなぁ?


ハボタン ↓

私も・・・・・だって、夫唱婦随って言うでしょう。


ホトケノザ ↓

フライングをして損したな、今から頑張って勢いを取り戻そう。


ムスカリ ↓

結局節操のあるのは私一人だけだったのか。
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3/16日 玖老勢から鳳来寺山の西北側を回遊 その7(最終):利修仙人護摩所を経て下山する。

2013-03-26 07:21:25 | 草花
鳳来寺山のこのシリーズは今回をもちまして最終となります。
歩いてみて思ったことですが、下りて来る最高地点から”利修尾根”は崩落箇所が有り、怖い思いをしました。
しかし、それ程人気のあるコースでは無さそうですから、その分だけ静かな山道で、このコースを通して誰にも出会わず、心豊かに山旅に浸ることが出来ました。
出来ることならもう一度、今度はこれを登りに使って歩いてみたいと思いました。

それではレポートの最後に入ります。
樹のガン? ↓

これは業病に罹った樹のようです。どうしてこんな姿になってしまったのか?
とにかく気の毒に思いました。


サルノコシカケ ↓

この茸は松の木に着くのが好きですね。


針葉樹の大木 ↓

この尾根上ではツガでしょうか、針葉樹の大木が時々姿を見せます。


サカキ ↓

サカキも頻繁に姿を出します。


岩茸(イワタケ) ↓

イワタケという茸の名前ですが、実際には地衣類ですね。
霊峰立山の絶巓近くでこの岩茸が採れ、それを一口食べると10年寿命が延び、2口食べると20年延び、3口食べると・・・・・・死ぬまで生きられるという霊験あらたかなる”茸”です。
小生はこれを秩父の両神山・清滝小屋である晩に鱈腹食べたことがあります。
ですからきっと死ぬまで生きられることでしょう。
奥穂高の岸壁でも、木曾御嶽でもこの”茸”を見ています。
この山で岩茸に出会えたのも利修仙人の思し召しでしょうね。


ヒメコマツ ↓

ここでも五葉松の一種ヒメコマツに出会えました。


名勝及び天然記念物の境界杭 ↓

ここでもまた出会えました。


ヒイラギ ↓



ヤブコウジ ↓

未だ実がついています。


カワラタケ ↓

綺麗な模様ですね。


利修仙人の護摩所 ↓

地図上の標記とは異なり、実際は300mほど下のところにありました。利修仙人のお像の背後は大岩壁で、なかなか厳かな雰囲気が漂っています。


杉の植林帯 ↓

花粉症の小生にとっては、敵の懐に向かって飛び込んで行くような気持ちです。


杉の花粉塊 ↓

おお~怖い怖い・・・・・・・


下山地点 ↓

集落の端に下りて来ました。


栽培シイタケ ↓

美味しそうな可愛い茸が・・・・・


日当たりの良さそうな墓場 ↓

集落を一望できる場所で、ご先祖様の霊が子孫の行く末を見守っています。


ハコベ ↓

可愛い花を見つけました。


ホトケノザ ↓

今の季節なら何の違和感もありません。


総歩行数 ↓

時間の割には歩行数が伸びていません。それは歩くスピードが極端に遅い所為のようです。
コメント (8)
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昨日のソメイヨシノ

2013-03-25 12:30:47 | 草花
昨日、気温が上がってきた午後に、自転車で一回りして来ました。
ソメイヨシノの並木ではまだまだ蕾ばかりで、一番進んだ枝でもこんな程度です。 ↓



ならば花の早い彼岸桜を見に行きましょう。 ↓

こちらには満開の花の蜜を吸うメジロがたくさん来ていました。



シンビジウム ↓

咲き揃いました。


シナサワグルミ ↓

これにもメジロが来ていました。蜜が出るのでしょうか。


ハコベ ↓



オオイヌノフグリ ↓

ネットのお友達が「昼の銀河」と形容していましたね。


オガタマノキ ↓

既出のシナサワグルミの木に攀じ登り、この姿を撮りました。


カトレア ↓

前出のシンビジウムと共に、我が家の花模様です。


カリン ↓

公園のカリンですが、つぼみに色がきています。


カンアオイ ↓

若い葉が出て来ました。
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3/16日 玖老勢から鳳来寺山の西北側を回遊 その6:山頂・瑠璃山を経て利修仙人尾根を下る

2013-03-25 06:54:57 | 草花
鳳来寺の本堂にお参りした後は、帰路となります。それには先ず、鳳来寺山の”山頂”と最高点の瑠璃山まで登り返さなければなりません。例によってカタツムリのようにゆっくりと登って行きます。地図上では瑠璃山のところから道が分岐しているようです。
瑠璃山にもどり、それを確かめますと、潅木に目印が付いていました。
それから先の道は初めて歩くところとなります。

先ず始めは、本堂の裏手から山頂を目指して歩くところからレポートします。

白山大乗坊大神 ↓

岩斜面にこんな祭祀がありました。


勝岳不動 ↓

大きな岩根の下部にお不動様が祀られています。


六本杉 ↓

大きな古い切り株があります。名前のようには6本揃っていなかったので以下省略。


奥の院 ↓

この上の岩からの見晴らしが良いのですが、今回はグループが陣取っていましたので通過。



枯れた大木 ↓

奥の院の前に枯れた巨木がありました。枝振りがよいので見入ります。



枯れ木にラン着生 ↓

その巨木の枝にはランが付いています。 マメヅタランでしょうね。


アセビ ↓

その枯れ木の少し手前では、アセビが花をたくさん付けています。


芯に腐り ↓

こんな腐り方をするのですね。


休憩所 ↓



再度”山頂” ↓

午前中とは違い、静かな空間になっていました。


本日二度目の瑠璃山 ↓

「瑠璃山」という看板が付いていたことに、今初めて気づきました。


ここから未体験の利修仙人尾根へ踏み入る ↓

ここから未体験ゾーンに入っていきます。これから先どんな険しさがあるのか、期待と心配が半分ずつあります。コースの途中に利修仙人が護摩を焚いて修行した場所がありますので、今回はこのコースを仮称「利修仙人尾根」コースとしておきます。


イワカガミ ↓

紅葉しているイワカガミが出て来ました。


ミヤマシキミ ↓



岩にマメヅタランが密生 ↓

岩にマメヅタランがびっしりついています。嬉しくなって写真を何枚も撮ってしまいました。


斜面の崩落箇所 ↓

ここに来て進退極まりました。下っていくべき道が崩落していて、とても下りて行けそうになく思えたからです。
そこであちこちいろいろ探してみますが、どうも無さそうです。
仕方ないので、身支度をしっかり整えて、その崩落箇所を強行突破することにしました。
(所要時間は12分。難儀して通過しましたが、来たところを振り返ってみると、矢張りほかに道がありました。)



幹に打ちつけられた道標 ↓

これはひとつの道標ですが、チョット無神経ですね。樹木に釘か木ネジで、直接止めてあります。


大岩の下を行く ↓

大きな岩の下を急いで通り抜けます。
「不時の雨の時にこの岩の下で雨宿りする気持ちにはなれないな・・・」と思いながら。
コメント (4)
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