ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

猛暑日が続きますが、秋の気配も見えて来ました。

2020-08-27 10:28:44 | 草花
いつもですと喧しく鳴くクマゼミの声でしたが、昨日、今日とその声を聞かなくなりました。
そして夜にはコオロギの声に癒されております。
日中の気温は相変わらずの「猛暑」であり、夜の寝づらさは相変わらずなんですが、空の雲は秋を思わせるものに変わって来ています。

我家のことで恐縮ですが、ユウスゲの花が咲き終わった様です。
今年の開花数累計は98輪で、昨年の四分の一以下でした。しかし、咲き始めの7月24日からまる一か月間というものは毎日夕方に花を見て、心と目を和ませてもらいました。

さて、ここの所、夜空を見上げて星空を楽しんでいましたが、昨日は上弦の月でした。
この先、興味深い天体現象は8月29日に土星と月(月齢11)・木星が同じような場所にまとまって見えます。時刻は暗くなった19時30分頃から床に就くまでの間としておきましょう。(本当はもっと長時間ですから)
方角は南の空で、ちょうど見やすい高さにあるはずです。
その時間あたりですと、もう少し右側で同じくらいの高さのところにさそり座のアンタレスもオレンジ色で明るく輝いて見えるはずです。
もちろん夏の大三角形(ベガ・デネブ・アルタイル)は頭上で存在を誇示している筈です。
空が晴れて、きっちり見えると良いですね。

星空を眺めていると、ついつい夜更かしをしてしまいますが、早寝早起きの方向きには、午前4時少し前頃の東の空がおすすめです。
明けの明星(金星)が輝いていて、そのすぐそばで、冬の星座として有名なオリオン座がくっきりと見えています。
夜中近くから見えだしていた火星はずっと右に移動して、南の空に赤に近い色(最下段の画)で輝いています。

ワレモコウ ↓

ワレモコウの花が咲き進んできました。



シュウメイギク ↓

夏の暑さでげんなりしていたこの草も、それなりに蕾を持ち始めています。



ユウスゲ ↓

ユウスゲの花が終わりました。 種を採るために花殻を残したものでは、莢が大きく膨らみ始めています。



バッタ ↓

そのユウスゲの茎にバッタ君がしがみついています。



ヒマワリ ↓

外周の舌状花が萎れたのはもう三週間以上も前のことですが、未だに大きく姿を変えていません。強いて言えば、乾燥化が進み、種の部分が充実してきているように感じるくらいでしょうか。



上弦の月 ↓

月齢7でちょうど真南に来た(正中の)時刻(18:14分)の画です。



上弦の月の空 ↓

この日の日没タイムは18時24分で、未だ入り残りの空です。



夕焼け空 ↓

日没直後で、残照も見えます。 雲が良い仕事をしてくれます。



木星 ↓

本日のジュピターは衛星を三つ見せてくれています。



火星 ↓

午後10時半頃には東の空に火星が見えてきていました。
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8 コメント

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志向を変えまして (縄文人)
2020-08-28 06:02:05


   

  ・ 身体から出るは出るはの玉の汗 (縄)


 絞っても、絞っても!汗イヤイヤ玉の汗ポトリ…。
 有難いことでゴザンス!?

ハイ、貴方も私も「生きている証拠」
  汗出なくなったら人間お終い
       the end

サア~元気に今日も猛暑、酷暑になりそうです。
   (年寄りの地底からの叫び)

ほんとうは暑くて泣いてます・・・・。

。 
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こんにちは (多摩NTの住人)
2020-08-28 07:59:51
こちらの記事に触発されて昨夜夜空を見上げました。もちろん肉眼ですが、夏の大三角形、木星、土星がわかりました。星を見つけるのは面白いですね。
返信する
縄文人様へ (ぶちょうほう)
2020-08-28 10:54:21
縄文人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
身から出るものと言えば「錆び」だとばかりに思っていましたが、現代のこの暑さですと「汗」が常識的な線でしたね。
玉の汗がもしもお金に換算できるのでしたら、皆さんが今頃は大金持ちなのではないでしょうか。
でも、ただいたづらに汗を掻き捨てていますので相変わらずの貧乏生活かもしれませんね。
どうせ汗を掻くのでしたら、冷や汗ではなくて、手に汗握る活動的な方でお願いしたいものです。

先ほど大変久しぶりに雨のしずくがほんの10分ほどほろりと落ちていました。
丁度外出の時間でしたので、傘を差して嬉しがって歩いて来ました。
しかし、それも記録に残らないほどの微量なものでしたので、これから蒸し暑さが来そうです。
あと、一週間ほどの辛抱で気温は下降傾向になってくれますよう、祈るばかりです。
返信する
多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2020-08-28 11:01:39
多摩NTの住人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
昨晩は比較的よく星が見えたのではないでしょうか。
東京でも、多摩地方はなまじ、三河のゴミゴミよりも余程観天の条件は良いのではないでしょうか。
こちらではいくら目を凝らしても天の川が見えません。
しかし、冬の澄んだ空でしたら見えて来るとは思いますが・・・。
夏の大三角形はくっきり見えますね。
そして、木星と土星も良く見えます。
22時頃でしたら東の空に火星も見えてきていることでしょうね。

この趣味はお金のかからない、今の時期にはうってつけの道楽となりますね。

さて、明日の土星・月・木星が固まるパフォーマンスですが、どんな空模様になるのでしょうか。
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 (keitann)
2020-08-28 11:24:21
ぶちょうほう様、こんにちは。
ここ数日、パソコンで帳面仕事をしていて、時折、頭を休めるためにネットを覗いています。

8月半ばのお盆休みの頃は空が随分晴れていて、遠くが良く見えたので、星空も綺麗だったでしょうね。
最近は星空を眺めることも少なくなりましたが、昔、苗場山で見上げた満天の星が忘れられず、テントでも買って星を見に行こうかと考えています。
昨日の月は良く見えましたね。ぶちょうほう様がご覧になられたのと同じ(当たり前ですが)上弦の月でした。ピンク色の雲も眺めましたよ。
最近、実家からの畑仕事の帰りに、海沿いの道を走って帰ると、夕日と瀬戸内海が見えて、ゴージャスな眺めです。星や、夕日、月を眺めるようになったら、暑くても秋の始まりですね。
うちの庭ではヒオウギがユウスゲと同じような果実をつけていますが、シュウメイギクはこの暑さのせいか花芽があまり見当たらず、ちょっと残念です。
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keitann様へ (ぶちょうほう)
2020-08-28 14:29:48
keitann様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
夏の空でも星が良く見える時もありますね。これが40年ほど前でしたらここからでも天の川が見えたものでしたが、今ではそんなことは無くなりました。
しかし、冬の澄み渡った空では天の川も見える時があります。
市街地ではどこでもそんな程度でしょうが、それが高いところに行くとそうでもなくなり、登山口などで見上げた空は満天の星空であり、天の川の存在は却って不気味さを覚えるほどですね。
子供にこういう星空を見せると、かなり衝撃を覚えるらしくて、空を見上げて「怖い」と言ったりするそうです。

山から見上げた星空で小生が覚えているのは中央アルプス越百岳の下の越百小屋で、星空のマニアさんと一緒に眺めた空でした。
それから木曽御嶽の登山口付近から見上げた星空も迫力がありましたね。
そういえば昭和50年代に木曽御嶽が有史以来初めて噴火したその日の晩に噴火口のすぐ近くの王滝側頂上付近でテント泊していた男性二人連れは天体観測マニアの方たちだったようです。

星空を見るためだけに山地に出掛けるというのも確かにやってみたいことですね。

苗場山は未だ行ったことのないところですが、その場所も星空観測には好都合のようですね。

25日の上弦の月も見ごたえがありましたが、日没付近の空も適当に雲があってよい色に染まり、素敵でしたね。
明(29)日の土星・月・木星が集まる様もどういう風に見えるか楽しみですね。天気が良くなると良いのですが。

ヒオウギもお庭に植えられていましたか。我が家でもぼつぼつと咲いてきていますが、種のことは気にかけていませんでした。
ユウスゲだけは今年種を採って、来年に播いて見ようと考えています。
シュウメイギクは確かに暑さと日照りに痛めつけられたようですね。今年は良い花を見られないかもしれません。
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こんばんは。 (BROOK)
2020-08-28 20:16:11
まだまだ猛暑が続いておりますが、
たしかに夜はコオロギの鳴き声が聞こえてきますね。
少しずつでも秋に近付いているのでしょうか…。
予報では暖秋らしいですが。

そうそう、早起きしたら、東の空を見てみます♪
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BROOK様へ (ぶちょうほう)
2020-08-28 20:31:14
BROOK様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
今日も猛暑でしたね。そんな中、外に出て少しだけ歩いて見ました。
そしたらもう絶えたと思っていたクマゼミの喧しい鳴き声を、又、聞いてしまいました。
関東では大型の蝉はミンミンゼミでクマゼミはいなかったのでしたね。

しかし、夜ともなればコオロギの鳴き声によって多少は癒しにもなっていますね。

人間様は暑さに参っていますが、これは動・植物でも同じことなのでしょうね。
養蜂の密蜂も暑さにへこたれてはいませんか?

先日明け方近くに目が覚めてしまったので、ついでに星空を眺めたら、冬の星座のオリオンが東の空で輝いていました。金星も大きく見えていますので是非ご覧になってください。
明日の晩は天気さえ良ければ、土星・月・木星がごく近いところで輝いている筈です。
時間帯は午後7時頃から深夜まで見られるそうですからこれもお勧めしたい夜空です。
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