ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/23日 鈴鹿の入道ヶ岳(905.5m) その6:北尾根を下っていく

2015-03-30 07:26:18 | 草花
入道岳の山頂部分はのっぺりとした広大なドーム状に思えました。
そのドームの際(きわ)では急に切り立つ部分もあり、なだらかな高原状の部分との対比もまた面白いところです。
北尾根の下り口目指してドームの草原を歩いて行きます。


霞む平野部 ↓

まだ頂稜部にいますので、下の眺めも得られていますが、相変わらず靄によって視野が妨害されています。


北尾根のポイント9 ↓

ここでは最終目的地は椿大神社になっています。



アセビの道 ↓

この山の上部は本当にアセビの多いところで、こんなに沢山ある山は、他の場所では見かけないと思っています。
ここから山の中に下っていくことになります。



アセビの樹林 ↓

下り始めもアセビの林で、曲がり、くねった枝ぶりがなかなか良い感じなのです。



ピンクの花 ↓

そんな中で、めずらしくピンクの可愛い花を見つけました。


ポイント6 ↓

この北尾根コースでは、ポイント7からポイント5まで、尾根を急激に下ります。
明るい尾根道を、あるときにはアセビの木に掴まりながら下るのですが、それを危険に感じることはありません。



北尾根避難小屋 ↓

ポイント6と5の中間点あたりに、このコースの避難小屋があります。


ポイント5 ↓

ポイント5に来ると、杉の枯れ枝が落ちています。この辺りでは標高が500m近くありますが、もう人手の入るところとなっているようです。



木の根ゴツゴツ ↓

それでも尾根の痩せたところでは昔のままの植生で、自然は保たれているようです。
木の根の露出した尾根道を、なるべく根を踏まないようにして歩きます。



カンアオイの葉 ↓

やや暗いところでカンアオイの大きめな葉を見かけました。これなら花をつけているかもしれないと思い・・・・


カンアオイの花 ↓

根元を調べてみると、狙い通りに花が付いていました。


植林帯 ↓

ここで道は杉の植林帯に入ってきました。花粉症でもありますので、気分的に臆します。



潅木帯 ↓

しかし、また明るい潅木帯が現れたりします。



叢生 ↓

この叢生状態をみると、ここはかつて薪炭の原料供給地帯であったのでしょう。人里からの高度差は250m近くあります。


ヤブツバキ ↓

薄暗い中で花を見ると、それがとても美しいものに見えて、花に愛着が湧いてきます。


尾根上の鉄塔 ↓

この尾根上で唯一出会った鉄塔で、標高430mくらいの場所でした。ポイント3と2の中間あたりにあります。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (多摩NTの住人)
2015-03-30 07:34:29
自生のアセビでやはりピンク色のものもあるんですね。カンアオイの葉っぱをめくってみて、花があると嬉しいですね。
返信する
多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2015-03-30 08:29:15
多摩NTの住人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
自然界でもピンク色に咲くアセビがあるものですね。
こういうことがあるので、探して歩くようになります。
これはヒサカキでも同じようなことをやりますが、ピンク咲きはやはり数は少ないですね。

鈴鹿の山でカンアオイは普通に見ますが、どういうわけか花をつけたものが少ないような気がします。
良い株は持ち去られてしまうのでしょうか。
今回は花付きに出会えてうれしかったです。
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