ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/23日 雨飾山 その2:荒菅沢に残った雪を横切り、岩尾根を登る。 とにかく暑い!

2017-06-28 10:09:25 | 草花
雨飾山に取付いてぐんぐん高度を上げていきます。
朝のうちは大分涼しくて、寒さを覚えるほどだったのですが、身体が温まるのとともに、気温もぐんぐん上昇して来ていて、岩尾根に出ると、背丈の高い木が無くなり、全身が日光直射を受けて、暑さは耐え難いほどに感じます。
この記事ではそのあたりまでをレポートします。

ヨウラクツツジの仲間 ↓

色のきれいなヨウラクツツジ(の仲間)の花が出て来ました。



ムラサキヤシオツツジ ↓

ムラサキヤシオツツジも、そう頻繁ではありませんが、時折顔を出します。



オオカメノキ ↓

オオカメノキは随分数を見ましたが、花には少し遅かったようで、花付きの木を探して歩きました。



ブナ ↓

登り始めからブナの木は見ていますが、だんだん出現頻度が多くなってきました。



中腹では ↓

中腹は傾斜が緩くなり、山腹を巻くような感じで歩きます。
融け残った雪も出て来ました。



ブナ平 ↓

あたりがブナの大木に覆われる場所、ここをブナ平と言います。雪の無い場所で一休み入れます。



エンレイソウ ↓

この山ではエンレイソウばかりを見て、シロバナエンレイソウは見ませんでした。



サンカヨウ ↓



スミレ ↓

花も葉も大きめのスミレを見ます。葉は柔らかそうでした。



115荒菅沢の背後に岩壁 ↓

荒菅沢の雪渓渡り、皆さんはそのまま歩いて行きますが、小生はアイゼンを着けました。
背後の岩ぶすまは”フトンビシ(布団菱)”と呼ばれています。

フトンビシをアップ ↓




ツバメオモト ↓

荒菅沢の雪渓を渡り、対岸の灌木帯の中に入ります。
樹下にツバメオモトの花を見ました。



ショウジョウバカマ ↓

道には雪解け水がチョロチョロと流れています。山側斜面にショウジョウバカマが咲いています。



ツクバネソウ ↓




ズダヤクシュ ↓




カラマツソウ ↓

灌木帯が終わるころ、いよいよ岩稜帯歩きとなります。日に灼け出されて歩くことになります。
カラマツソウの花も咲き始めています。



ミヤマキスミレ ↓

この山では初めて見た花かもしれません。今まで気づかなかったのか?



カタクリ ↓

これは驚きました。まだカタクリの花を見るなんて・・・・・・
これもこの山で初めて見たかもしれません。



コケイラン ↓

草陰で小さく育ったコケイランを見つけました。こんなところでよくぞ・・・・と言った感じです。



エチゴキジムシロ ↓

この花の名前は小生の知らないものでした。この地の花に詳しい方に偶然出会い、その方から聞いた名前なんです。
コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 珍にして”稀”なる花 キバナ... | トップ | 6/23日 雨飾山 その3:岩... »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
残雪が多い (山ちゃん)
2017-06-28 12:02:48
ぶちょうほうさん、こんにちは!
やはり、残雪がかなりありますね。遠くから見る山容にも白い物が見えてますから当然ですが。
咲いてる花も、早春から初夏の花まで多種多様で見応えがあります。
返信する
山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2017-06-28 14:09:10
山ちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
今年は遅くになって雪が降ったそうで、例年よりも雪の残量が多いそうです。
そのために花も遅くて、目当てのものに出会えず、残念な思いをしました。
しかし、シラネアオイはある程度の数を見ることが出来て、満足できました。
タムシバやカタクリの花が咲いていたので、これには驚きました。
返信する
馴染みの山 ()
2017-06-28 16:29:46
この山も幾度も通っている馴染みの山ですね。
遠出で気力体力の山行ですが、それだけ得るものが多い山ですね。
まだ残雪も見えてとても暑い様には感じられませんが、この時期の陽射しはもう真夏に近い状態になっていたんでしょうか。
カタクリ等は物凄く早春と言った感じですが、今年は大分寒かったんでしょうね。
返信する
燦様へ (ぶちょうほう)
2017-06-28 18:52:30
燦様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
この山まで自宅から300kmくらい離れていて、普段歩く山から比べると遠すぎるところなのですが、どういう訳か複数回訪れています。
日本海に近いところですので、小生的には物珍しいものという感じ方があるのでしょうか。

それでも最近は歩くたびにしんどさが増してきました。
今回の訪問は、はっきりとシラネアオイを見ておきたかったからということでしたが、その点では及第点がつきました。
雪については、今年は遅くになってから降ったものが残っているために、雪解けが遅い、花の咲くのが遅れているということになりました。

歩いていると時々は下から吹いてくる風が、雪渓の接地面で冷やされた空気を運んで来た時には、極上の冷涼感をおぼえました。
それ以外では仰言る通り、真夏並みの日差しに痛めつけられました。
こんな時期にもカタクリの花が咲いているのですから、びっくりしました。
その場所の雪解が遅かった証拠でしょうね。
返信する
Unknown (ぴー)
2017-06-28 19:51:46
こんにちは
雨飾山 お花が多いですね。
ここは秋にしか行った事が無いので去年もぶちょうほうさんのブログを見ていて この時期に一度行って見たいと思っています。
シラネアオイはわざわざ佐度(ドンデン山)まで見に行きました。綺麗な花ですね!!
返信する
花乱舞 (こりん)
2017-06-28 20:10:46
さすが山野草乱舞ですね!
見ていると行きたいなーと思います。
ムラサキヤシオ好きな花です。
登っていくに従い次から次に花が現れる様子が羨ましい限りです。
遠くまで出かけた甲斐がありましたね。
返信する
ぴーちゃん様へ (ぶちょうほう)
2017-06-28 21:29:26
ぴーちゃん様 こんにちは
この時はある希少ランを見るために小生は雨飾り山に入り、京都の山ちゃんさんは高妻山に入っています。
小生は残念ながら花に逢えませんでしたが、山ちゃんさんはきちんと見てきています。

今回、シラネアオイを見るのも目的の重要な要素でしたので、半分はにっこり微笑むことが出来ました。
佐渡のドンデン山は、海が見渡せる風光明媚な山でしたね。
シラネアオイも咲くのでしたか。
返信する
こりん様へ (ぶちょうほう)
2017-06-28 21:34:40
こりん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
今年の雨飾山は遅くまで雪が残っていて、沢山の種類の花たちが、一斉に咲きだしているという印象がありました。
ムラサキヤシオはまだ咲き始めて日が浅いような感じがしました。
登山道に雪が出てきて、膝関節の弱い小生は、雪渓渡りの場面では、念のためにアイゼンを着けましたが、それでもビビリまくりました。
今の時季も良いのですが、紅葉の時季も山が黄金色に染まり見事なものでした。
(カエデ類は少ないので赤くはならなかったと思いました。)
返信する

コメントを投稿