日に灼け出される感じで急勾配の岩尾根を登っていきます。
ここに到り、相当の疲労感が出て来ましたが、戻るなんて言う選択肢は持ち合わせて居ません。
暑くても何でも歩いて行きますが、思い返してみると、以前この山で熱射病寸前まで追い込まれて、やむを得ず日陰の地べたに長い時間寝そべって、直接的に体温を冷ました苦い経験もありました。
ツマトリソウ ↓
岩稜帯に来ても、常に裸地で身を太陽に曝しているわけではなくて、たまには木陰もあったりしました。
ツマトリソウはこの山でたくさんの場所で見てきました。
梯子段 ↓
こういうところも出て来ます。
女性に追い抜かされた ↓
そこらに普通にいるようなお婆ちゃん二人連れに追い抜かされました。
山上の草原部に乗り上げた時点で、一緒に休みながら聞いてみると、彼女たちは地元の白馬村の住人で、実に山慣れた方たちであり、植物のことも詳しくわきまえていました。
ハクサンチドリ ↓
山上の草原部に着いてからひと休みを入れて、笹平と呼ばれる山上の広々とした草原を歩き出します。ハクサンチドリを今年初めて見ます。
ハクサンタイゲキ ↓
こちらはハクサンタイゲキです。地元の女性陣に花の名前を聞いて確認していきます。
ミツバオウレン ↓
草の根元に埋もれるように咲いていました。
ハクサンイチゲ ↓
今年は花が遅いはずなのに、ハクサンイチゲはもう花の最終段階のような感じになっていました。
ヨツバシオガマ ↓
ヨツバシオガマはまだ咲き始めたばかりのようで、今の姿はなんだか頼りないようです。
笹平から山頂を望見 ↓
あそこまで行けば、今回の折り返し点になります。笹原の中を進んでいきます。
雨飾山の北峰 ↓
山頂に着きます。そこは北峰であり、石仏が日本海方面を向いておかれているようですが、この日は海面が見えませんでした。
ハイマツ ↓
北峰からすぐ隣の南峰に行きます。手前にハイマツが生えていますが、この山でたった一度だけ見たハイマツです。
南峰 ↓
こちらの峰にはいろいろなものが並べられていて、登山者はこちらに寄っていました。
(ミヤマ)オトコヨモギ ↓
未だ花が来ては居ません。
山頂から笹平を見下ろす ↓
歩いてきた方角を見下ろします。今からまた、あそこに下って行きます。
イワベンケイ ↓
山頂直下の岩場で咲いていたのを見落してきました。
タチカメバソウ ↓
これも見落としていたものです。普通この草は水気の多い場所で生育しますが、雪が多いこの地では、こういうガラガラの場所でも生き残れるようです。
ギボウシ ↓
何ギボウシか判りませんが、未だつぼみです。
オヤマボクチ ↓
これも、こんな場所で生きているのが不思議だと思いました。
グンナイフウロ ↓
グンナイフウロは向こう向きで咲いていました。進入制限する綱が張られていますので、中に入って行けません。
笹平の分岐点 ↓
この付近に希少植物が咲くということでしたので、最大限の注意を払って、探しながら歩きましたが、残念ながら見つけることが出来ませんでした。
この分岐点から下に降りる道は、新潟県側の登山路になっています。
ここに到り、相当の疲労感が出て来ましたが、戻るなんて言う選択肢は持ち合わせて居ません。
暑くても何でも歩いて行きますが、思い返してみると、以前この山で熱射病寸前まで追い込まれて、やむを得ず日陰の地べたに長い時間寝そべって、直接的に体温を冷ました苦い経験もありました。
ツマトリソウ ↓
岩稜帯に来ても、常に裸地で身を太陽に曝しているわけではなくて、たまには木陰もあったりしました。
ツマトリソウはこの山でたくさんの場所で見てきました。
梯子段 ↓
こういうところも出て来ます。
女性に追い抜かされた ↓
そこらに普通にいるようなお婆ちゃん二人連れに追い抜かされました。
山上の草原部に乗り上げた時点で、一緒に休みながら聞いてみると、彼女たちは地元の白馬村の住人で、実に山慣れた方たちであり、植物のことも詳しくわきまえていました。
ハクサンチドリ ↓
山上の草原部に着いてからひと休みを入れて、笹平と呼ばれる山上の広々とした草原を歩き出します。ハクサンチドリを今年初めて見ます。
ハクサンタイゲキ ↓
こちらはハクサンタイゲキです。地元の女性陣に花の名前を聞いて確認していきます。
ミツバオウレン ↓
草の根元に埋もれるように咲いていました。
ハクサンイチゲ ↓
今年は花が遅いはずなのに、ハクサンイチゲはもう花の最終段階のような感じになっていました。
ヨツバシオガマ ↓
ヨツバシオガマはまだ咲き始めたばかりのようで、今の姿はなんだか頼りないようです。
笹平から山頂を望見 ↓
あそこまで行けば、今回の折り返し点になります。笹原の中を進んでいきます。
雨飾山の北峰 ↓
山頂に着きます。そこは北峰であり、石仏が日本海方面を向いておかれているようですが、この日は海面が見えませんでした。
ハイマツ ↓
北峰からすぐ隣の南峰に行きます。手前にハイマツが生えていますが、この山でたった一度だけ見たハイマツです。
南峰 ↓
こちらの峰にはいろいろなものが並べられていて、登山者はこちらに寄っていました。
(ミヤマ)オトコヨモギ ↓
未だ花が来ては居ません。
山頂から笹平を見下ろす ↓
歩いてきた方角を見下ろします。今からまた、あそこに下って行きます。
イワベンケイ ↓
山頂直下の岩場で咲いていたのを見落してきました。
タチカメバソウ ↓
これも見落としていたものです。普通この草は水気の多い場所で生育しますが、雪が多いこの地では、こういうガラガラの場所でも生き残れるようです。
ギボウシ ↓
何ギボウシか判りませんが、未だつぼみです。
オヤマボクチ ↓
これも、こんな場所で生きているのが不思議だと思いました。
グンナイフウロ ↓
グンナイフウロは向こう向きで咲いていました。進入制限する綱が張られていますので、中に入って行けません。
笹平の分岐点 ↓
この付近に希少植物が咲くということでしたので、最大限の注意を払って、探しながら歩きましたが、残念ながら見つけることが出来ませんでした。
この分岐点から下に降りる道は、新潟県側の登山路になっています。
山上でもかなりの暑さの中でしたが、時折風が吹いてきます。
その風は雪の上で相当冷やされていた空気団のようで、実に心地よいものでした。
高地の花はそれだけでも珍しいのですが、それにその地方に固有のものもあり、初対面に面食らうことがあります。
今日は先ほどまで梅雨らしい空模様になっていて、朝からずっと雨が降っていましたが、ここにきてようやく小やみになってきたので、庭に出てきたばかりです。
こういう雨の日はさすがに作業もできないので、ブログアップに励んでいました。
トップのツマトリソウが可憐ですね。
四国でも剣山や石鎚方面など高い山に行くと咲いているのですが、ここ数年、見てないです。
北アルプスや新潟穂譜面のツマトリソウは色白美人が多いようですが、四国のものは名前通り,褄を取った花が多いです。
日本海側に近い山って、意外と気温が高くなるようですね。
中国地方の大山も夏場はずいぶん暑いと言いますが、岡山の山仲間の方も四国の山の穂がよほど涼しいと仰います。
暑さバテと言うと夏の伊吹山を思い出しますが、6月の雨飾も相当な暑さなんですね。樹林がない山は陽射しをもろに受けるので、厳しいんでしょうね。
そんなときに雪渓の上を渡って吹いてきた風はまさに一服の涼、ですね。
ハクサンチドリ、ハクサンイチゲ、ミツバオウレンもここ数年、見ていません。
今年は何とか見られると良いのですが・・・。
タチカメバソウには5月に岡山の山で久しぶりに会えて喜びました。
今年の梅雨時の降雨量は例年よりも大分少ないみたいで、心配になってきました。
私たちの生活は実に水あってのものだということを、骨身にしみて思い知らされますね。
三河では昨晩は少しはお湿りがあったのか、今朝、あたりの地面は湿っていました。
しかし、それから後が良くなくて、夕方の今はとても蒸し暑くなっています。
この山ではツマトリソウをかなり多くの場所で見かけました。どの花も白いもので、ピンク色のものには一度も会えませんでした。
今年はもうすこし日本海側の山に出かけるつもりですので、赤みの挿した花に出会えるかもしれません。
この山にシラネアオイを見るために過去にも梅雨時に来たことがありますが、その時は熱射病のほんの一歩手前で、倒れる寸前まで追い込まれました。
この山は暑い思いをするという、”トラウマ”が出来上がってしまいました。
小生は夏の暑さに人一倍脆いようで、今回はそのことを自覚していたので、暑いさ中に歩いて見たり、自転車で遠乗りしたりして、事前準備を重ねましたが、それも届かなかったようです。
この山で時折雪渓の方から風が吹いて来た時には、実にありがたい涼風と感じました。
女性の思わず発した「わぁ~!」という歓声も耳に残っています。
シラネアオイ、ハクサンチドリ、ハクサンイチゲ、ヨツバシオガマまでは織り込み済みでしたが、タチカメバソウやコケイランは予定外のことでした。
キバナノアツモリソウを探して歩いたのですが、今年は花が遅れていたようで、ついに見つけられませんでした。
雨飾山もハクサンを冠する花が多いようですね。その中でもハクサンイチゲがトップを切って咲くでしょうが、ハクサンタイゲキも咲くとは知りませんでした。
ツマトリソウが咲いておれば、ハクサンは冠しませんがゴゼンタチバナは咲いていませんでしたか?
お帰りなさい。 梅雨の時季で、微妙な空模様の中を見事に、一発勝負で当てられましたね。
白山方面は今日から本格的な雨空モードが続き、小生の出掛けられる状況にはならないようです。
日曜日を軸に考えても雨空が続く様ですね。
つまり、今年の目は無くなったようです。
雨飾山では、ゴゼンタチバナのことを全く記憶していなくて、念のために撮った画像を総点検してみましたが、写ってはいませんでした。
もしかしたらまだ花が咲いていなかったのかもしれませんね。
ハクサンイチゲは花の末期感があり、これは意外なことでした。この地の花に詳しい白馬村在住の女性陣も不思議がっていましたね。
ハクサンタイゲキについては、あまり出遇わない花でしたので、女性陣に聞いて確認しました。
他の山域のトガクシショウマも気がかりなのですが、これもお天気次第となりそうです。