ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/30日の藤原岳山行 その5:孫田尾根歩きの終盤 太いブナの木や可憐なセツブンソウとの再会

2024-04-06 04:15:43 | 草花
この日(3/30)は早起きして、午前五時前に食事をして家を出ましたので、山に入ってから午前10時ころには軽く昼食をとりがてら、身づくろいや
靴の合わせなどの調整をして来ましたが、午後1時前には疲労と空腹を覚えましたので、再度”昼食”休みをとりました。
この孫田尾根歩きでは最後のところでかなり急な岩稜登りがあるので、その前に疲れをいやし、エネルギーを注入しようということです。
そして孫田尾根最後の急登に取り付くまでの道のりをレポートします。

行く手に太いブナの木 ↓

見覚えのある大きなブナの木が道に出て来ました。


入れ墨? ↓

そのブナの木に近づくと、人間でいえば入れ墨に当たるのでしょう。無残にも幹を抉って文字が刻まれています。
年月が経ち、その無慈悲な彫刻も少しづつ風化しては来ました。


ヤドリギ ↓

こんな高いところ(標高900m超え)にもヤドリギはあるのですね。



時々太いブナの木 ↓

稜線上に時々太いブナの木が現れます。それはあたりの景色と見事にマッチしています。



まるで大蛇のとぐろ ↓

こういうかたちは、どうすれば出来上がるのでしょう?



多志田山の山頂 ↓

標高965mの手前のピークに着きました。あたりが小広くなっていますのでここで休憩を入れながら、第二回目の昼食を
とって英気を養います。



僅かに残雪 ↓

20分弱の昼食休憩後に歩きだします。 尾根上にほんの僅か、雪が残っていました。



霞む下界 ↓

天気晴朗なれど・・・黄砂のために空は濁っていて、視界が良くありません。



分岐点 ↓

ここで竜ヶ岳に通じる治田峠への道を分けています。



レスキューポイント ↓ ↓



レスキューポイントの表示板がありますので、近づいて書かれている事柄を確認してみます。

レスキューポイントから10分ほど歩くと、さきの標高650mの丸山で草臥れた姿だけを見せてくれたセツブンソウが、今度は標高を350mほど上げた
1000m付近の斜面で再び、今度は元気な姿を見せてくれました。

セツブンソウ(6枚) ↓











セツブンソウの可憐な姿を自生地でじっくり見たい・・・・という望みがやっと叶いました。
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4 コメント

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お早うございます (縄文人)
2024-04-06 06:54:22
◎ よっコラショドッコイショッと登り来て
      下界を眺む此の晴れやかさ (縄)

 山登りで幸せを感じるとき、
①頂から下界を眺め天下を取ったような気分にしたる時
②頂きまたあるところで山友と、弁当を広げるとき
③流れ落ちる清水で喉を潤した時・・・。
返信する
こんにちは (多摩NTの住人)
2024-04-06 10:15:14
可憐なセツブンソウに出会えて良かったですね。疲れが吹き飛びますね。
返信する
縄文人様へ (ぶちょうほう)
2024-04-06 15:37:21
縄文人様 こんにちは
天気が良いと山の高みから下界を遠くまで見渡せて爽快感は抜群ですね。
今回は黄砂によって爽快感は損なわれましたが、まずまずの眺望でした。
山登りで幸せ感じ、浸れるときとはどんなときか?
縄文人様から3つのケースを示していただき、それを味わってみると、ナルホド御尤もなことばかりですね。
小生の場合はと言いますと
①天気が良くて見晴らしが良いこと。(山岳眺望を  
 目的として山に入ることが多いのです。)
②目当てにしてきた草花に出会えた時
③安全に行動を終えることが出来たとき。
となりましょうか。
返信する
多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2024-04-06 15:42:08
多摩NTの住人様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
セツブンソウの実生に二度失敗してしまい、もうそれはできないと諦め、ならば自然界のものを見るために自生地まで出かけなければならなくなりました。
今回は最初のアテにしていたところでは時期が遅すぎて、新鮮な姿を見ることが出来ませんでしたが、山の上部でやっとそれらしい姿に出会えてそれなりの満足感を得られました。
疲労感をいっときだけ、忘れることが出来ました。
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