ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

9/30 久しぶりに歩く山 金山と雨生山 その1:傘を差して歩き始める ナンバンギセル サワヒヨドリ キンミズヒキ    

2016-10-02 06:56:02 | 草花
9月一番最後の日、天気が何とか持ちそうだということで、思い切って山を歩くことにしました。
自分的には約4か月ぶりで、山に入ることになります。
この4か月弱の間は、天気が悪かったり、ひどい暑さだったり、思わぬ出費に見舞われて資金が枯渇していたりして、まったく静かに我が家でなりを潜めて過ごしていました。
そうして、内弁慶を決め込んでいるうちに、行動様式はどんどん消極的に嵌まり込んでいき、外に出掛けるのがとても億劫になっていました。

そんなことではいけないので、今回は気持ちを鼓舞して出掛けるようにした次第です。
出掛けた先は、通いなれた里山の雨生山と金山でした。その模様を7回に分けてレポートしていきます。

進め方はゆっくりで、一度出た植物も重複して出すこともありますが、場面ごとに、新たに印象付けられた場合は繰り返すのも仕方のないこととして、大目に見てやってください。

鳥瞰図 ↓

赤線部分が実際に歩いた足跡で、駐車地点から時計回りで歩きました。



実行図 ↓

ここでも駐車地点から時計回りで歩いています。



断面図 ↓

左から右に約11.3km歩きました。




雨の中を・・・ ↓

歩くところが雨生山ということで、歩き始めから雨に出逢い、傘を差して始まりました。



クズの実 ↓

豊川用水路の左岸を遡ります。そこは草ぼうぼうのところですが、草をかき分けて進んでいきます。
道のわきに葛の蔓が出て来ました。花は終わって実の莢がぶら下がっています。



オトギリソウ ↓

雑草に埋もれるようにして、オトギリソウが一株見えました。



アザミに蝶 ↓

アザミの仲間の花にセセリ蝶が止まっています。このあたりから傘を閉じました。



サワヒヨドリ ↓

この日はいろんな場所でサワヒヨドリの花を見ました。



ナンバンギセル ↓



草ぼうぼうの用水路左岸を選んだのは、この花に出逢えることを期待していたからです。
この後は何度もこの花を見ることになります。



スズメウリ ↓

スズメウリのまん丸い玉を見つけました。



ヤマノイモ ↓

ヤマノイモの翼果も見つけました。




ヨウシュヤマゴボウ ↓

ヨウシュヤマゴボウは今年、どういうわけか総じて実の付き方が良くありません。



柿 ↓

どうせ渋柿でしょうから、試食はしないで、通り過ぎます。



タムラソウ ↓

こちらはとげのあるアザミではなくて、とげの無い優しい感じのタムラソウです。




サワヒヨドリ ↓

ここでもサワヒヨドリが姿勢正しく咲いています。



カラムシ ↓

草ぼうぼうといった感じで、カラムシを見ています。




「キンミズヒキ」 ↓

今回は、キンミズヒキとヒメキンミズヒキと区別していませんのであしからず・・・。



クロモジ ↓

クロモジの実がついています。この後、赤→黒色へと変化するようです。



ヤブマオ ↓

この草もむさくるしい感じがしますね。



センダンの実 ↓

畑の傍にセンダンの大きな木があり、近づくと実がたくさんなっていました。
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8 コメント

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秋の山登り (かなこ)
2016-10-02 10:33:12
びちょうほうさん今日は。
日が短くなった分少し行動しやすくなりましたね。
この夏は異常でしたので夏篭りが正解だと思っています。
私も同じ様なモノでした。
健康第一無理しないことですよね。

それにしても色々なお花が咲いていましたね。
お出掛けすればお花に出会え感激知るのですが・・

サワヒヨドリ・ナンバンギセル・タムラソウが素敵ですね。
今年ナンバンギセルが大量に咲いている大阪の方のブログを見ましたが雨が多いので沢山咲いたのでしょうね。

思い切って山登りお疲れ様でした。
楽しみにしています。

ず~とお天気が悪く今日は晴れていて朝からお洗濯など頑張りました。
又明日から雨の予報 台風の心配もあって気持ち的にすっきりしないですね。
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山行き再開 (こりん)
2016-10-02 11:21:37
こんにちは
久しぶりの山ですね。
今回は、いろいろな山野草が出て来そうですね。
楽しみに待ってます。
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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2016-10-02 14:04:50
かなこ様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
台風が近づいてくるようで、今週の水曜日あたりでしょうか、不気味ですね。
その所為かどうか、月曜日からは3日続きの雨降りのようですね。
家庭の主婦にとっては洗濯物が乾きづらくて誠に厄介なことでしょうね。

”夏籠り”から抜け出すべく、気力を絞って、やっと山歩きを再開しましたが、実に4か月ぶりのことになります。

仰言る通りで、出掛ければそれだけの価値ある風物に出逢えます。
どの花も自然のままの飾り気のないよい姿で出迎えてくれるものですね。
ここに来て雨降りの日が増えてきましたので、林の中ではキノコたちがたくさん出ていました。

これからリンドウ、ウメバチソウ、センブリが咲き出すまではもう少し待たねばなりませんが、それまでの短い期間になりましたが、精々お天気と相談しながら出かけることにいたしましょう。
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こりん様へ (ぶちょうほう)
2016-10-02 14:09:23
こりん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
しばらくご無沙汰していて失礼しました。
30日に勇を鼓して、山に入りました。
これが今まででしたら、ワクワクしながらの山入りの筈ですが、今回ばかりは気持ちに鞭打って出かけたことになりました。
お陰様で、心のつかえが取れたような気がしています。
これを端緒にして、山歩きが再開となるとよいのですが、何とか頑張ってみますね。
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浮上する (山ちゃん)
2016-10-03 08:29:02
ぶちょうほうさん、こんにちは!
深く静かに潜航されておられたようですが、いよいよ浮上してこられましたね。それも、雨の中を雨生山とは洒落てるじゃないですか。
ナンバンギセルの元気なのが出てきましたが、やはり、今年は豊作じゃないでしょうか?伊吹山のオオナンバンギセルも豊作でしたが、今では影も形も見当たりません。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2016-10-03 09:27:02
山ちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
長いこと沈潜していたために身体は相当なまってしまいました。
そのために今年の3000m峰は訪問できそうにありません。
肝心の10月中旬は居住地区の役員(班長ですが)をしていて、祭りの世話に駆り出されます。

今回は歩き始めに雨が降っていて、雨生山にはぴったりの状況ではないかと強がったりしました。

ムラサキセンブリは未だひと花も来ては居ませんでしたし、リンドウはその株すらも見つけられませんでした。
ナンバンギセルについては穴場を見つけてしまいました。
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ナンバンギセル (keitann)
2016-10-03 10:21:49
ぶちょうほう様、こんにちは。

4か月ぶりの山歩き・・お疲れ様でした。
いったん、家で過ごし始めると、それはそれで居心地がよくなりますが、私などでも1か月ぶりぐらいでも山に入ると、雑事を忘れて花や風景に夢中になれる自分を見つけて嬉しくなります。

里山ですと、びっくりするような花は咲いてなくとも、何気ない秋の花をご覧になって心が癒されたのではないでしょうか。

当方も昨日は高知にジョウロウホトトギスを見に行ったのですが、約11キロの道を周回してきました。花も素晴らしかったのですが、山里の棚田や稲刈りの光景、古民家がなんとも良かったです。
ナンバンギセルも同じように山道を下りきった辺りで数株見つけて喜びました。
香川のため池の土手に数百株群生しているのはさほどうれしくないですが、ぽつぽつと咲いているのを山歩きの途中で見つけるのは嬉しいものですね。
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keitann様へ (ぶちょうほう)
2016-10-03 10:56:40
keitann様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
久しぶりに山に入り、歩行数も伸びましたので、疲労を拾い、筋肉がシャッキリするまでにまる3日も掛かってしまいました。
この歳になると、休んでいたものを再開するのにかなりの気力を要しました。
しかし、一旦山に入ってしまえば、昔の感覚が甦り、融け込んでいくのにそう時間は要しませんでした。
この記事のような日当たりが良くて、空気の流れの良い場所では、植物の種類も豊富で、次から次に草花が出てくるものですね。
仰言るような「何気ない」草花が迎えてくれました。

ジョウロウホトトギスは自然のものは未だ見たことがありませんので、魅力的な話です。
今の時季は田んぼの稲刈りも入り、秋の麗しい里山風景が楽しめますね。

ナンバンギセルも今では数が少なくなりましたが、少し前に川の土手にそれこそ草刈り鎌で刈り取るほどに密集しているのを見たことがあります。
でも、そんなものよりも、山歩きの中で、突然見つけたものの方がありがたみがありますね。
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