ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/2日 秋晴れの雨生山花巡り その4:赤ハゲ地やケルンのある展望丘からの眺望、ミカワマツムシソウなど

2019-11-06 07:00:59 | 草花
林道から分岐して、山道を県境稜線を目指して登って行きます。
道の両脇にリンドウやセンブリ、ムラサキセンブリがひっきりなしに出てきて、選り取り見取りの花の中から、どれを撮ろうかと嬉しい悩みを持ちながら歩いて行きます。

登り詰めると道はT字路の峠状のところに出ますが、一旦金山方面に進むために左折します。
10分も歩かないところで、前後して二か所、赤い地肌の露出したところがあります。
ここを私的には「赤ハゲ地」と呼んでいますが、ここは蛇紋岩の岩礫が露出している場所で独特の(植物)景観があります。

ドウダンの紅葉 ↓

紅葉は始まったばかりのようです。



ミカワマツムシソウ ↓

ここで始めに見たのは装飾花の無い小ぶりなミカワマツムシソウでした。



センボンヤリ ↓

センボンヤリの秋花のほどけたものも見ていきます。



ウメバチソウ ↓



ここでウメバチソウの株と花の勢いの良いものが出てきました。これを見て心の中で小躍りするのは小生だけではなさそうです。



ミカワマツムシソウ ↓

「赤ハゲ地」に着いて周辺を巡ると、今度は装飾花の付いたミカワマツムシソウもあります。



「赤ハゲ地」にケルン ↓

蛇紋岩を積み上げてケルンを作ってありますが、その向こうでは足もとの花を探しながら談笑するお友達。



ミカワマツムシソウ ↓

花に虫が来ています。



カマキリ ↓

ひなたぼっこの最中でしょうか?



ミカワマツムシソウ ↓

ここでも装飾花のないタイプを見ます。



ウメバチソウ ↓

これでウメバチソウは撮り納めとなりました。


これで「赤ハゲ地」の花巡りを終えて、もと来た道をT字路まで県境稜線上を引き返します。
T字路からは雨生山の山頂に向かって進み、県境稜線上では新城側に眺望の良い「展望丘」まで歩を進めます。
「展望丘」に着くと、そこで眺望タイムを取ります。

ミシマサイコ ↓

「展望丘」のケルンのそばにありました。
ミシマサイコの黄色い花の色がないのは、もう花の時季が終わってしまったからです。



三重連 ↓

左から右に、そして手前から遠くに、三つの山が連なって見えています。



浜名湖 ↓

県境稜線の左側では、眼下に浜名湖が見えています。



平尾山 ↓

豊橋市では一番の標高を持つ平尾山(464m)もシルエットで見えています。



ヤマラッキョウ ↓

ここまで登って来るとヤマラッキョウの色も清冽に見えます。



三ツ瀬明神山 ↓

三ツ瀬明神山は薄ぼんやりとしか見えていません。



鞍掛山から宇連山 ↓

この山域も近いところなのにこんな見え方しかしてくれません。



吉祥山からこちらの平野部 ↓

新城市の大原・富岡地区が見えているようです。とても懐かしいような穏やかな眺めですね。



ヤマラッキョウ ↓

日を浴びて一番の”器量良し”を見ました。



反射板から中宇利方面 ↓

反射板の白い構造物が画面の一番下に見えますが、それ越しに中宇利地区ののどかな景色が広がっています。
晴れ渡っていれば最奥に恵那山や大川入山が見えている筈です。



センブリ ↓

ここでもセンブリが頻繁に顔を出してきますが、ムラサキセンブリの白花種もあるようで、区別が難しいと思いました。
コメント (4)
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