ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

2/21日 ペダル&ウォーク 三河湾沿いの三ヶ根山 その3:三ヶ根スカイラインの終点まで グリーンホテル三ヶ根 昭和天皇の足跡 

2019-02-26 07:07:49 | 草花
「殉国七士の墓」にお参りした後は、三ヶ根山スカイラインに戻って、終点まで歩きます。
そして、その先にあるグリーンホテル三ヶ根まで行ってから、もと来た道を戻ることにします。
グリーンホテル三ヶ根は(たしか)農協系の経営だと思いましたが、ここに昭和天皇ご夫妻が宿泊されているのです。

昭和54年5月26日
天皇皇后両陛下は植樹祭にて愛知県豊田市北部の藤岡へ行くことになっていました。
その前夜泊として、わざわざ遠隔地でスケジュールには不便な、このグリーンホテル三ヶ根を希望されました。
(その時のお召列車を、小生はたまたまJR東海道本線の豊橋駅付近の踏切待ちで見ています。
 昭和天皇はこちら向きで手を振られ、皇后陛下はむこう向きでありました。)

ここグリーンホテル三ヶ根から「殉国七士の墓」はホテルから直線距離にすると、約1.5km北にあります。

翌5月27日の朝の6時ごろ、昭和天皇御夫妻は大きな窓から「殉国七士の墓」の方向に向かい、直立でお立ちになり、15分以上黙祷されていたといいます。(これはそのお立場からすると、とても長い時間ではないでしょうか。)

昭和天皇がこのホテルに宿泊された意味はそういうことの為だったのでしょうね。
(昭和天皇は東条英機首相を「忠義の篤い人」であったと位置付けていたそうですが、かといって「殉国七士の墓」を直接訪問するのも諸状況を勘案すると、いろいろ微妙だったことでしょうから。)

またその年の11月8日には美智子妃殿下と紀宮清子様も同じホテルにお泊りになり、同じことをされたと聞きます。

スカイライン歩きをしていきます。

蔵王山 ↓

対岸に渥美半島がぼんやり見えていて、蔵王山も何とか見えます。



三谷温泉 ↓

海にせり出して見えるのは三谷温泉のようです。



キヅタ ↓

キヅタは実になっています。



最高地点 ↓

この山の最高地点は、先ほどあそこまで行って二本のアンテナ塔を見上げて来たばかりです。



企業の保養所 ↓

地元企業の保養施設が好位置に陣取っています。



桑谷(くわがい)山・遠望峰(とぼね)山 ↓

今度は遠望峰山の左側に桑谷山も見えました。



三河湾 ↓

三河湾は眼下なのですが、春の靄に邪魔されてスッキリとは見えません。



トベラ ↓

トベラの赤いつややかな実も時期的に遅くて、やや干からびて見えます。



有料道路の料金所 ↓

ここが三ヶ根スカイラインの出口となります。このスカイラインは西尾市東幡豆町から蒲郡市金平町まで5.1kmの道路で、普通車なら420円支払うことになります。


有料道路から出てもう少し歩いて行くことにします。


グリーンホテル三ヶ根 ↓

今回はあそこまで行って見ることにします。



ムスカリ ↓

道路わきでこんな花も見ました。



もう一度蔵王山 ↓

再度渥美半島の山並みを確認して行きます。



衣笠山 ↓

この山頂からの富士山は小さいけれども良い姿でした。



大山 ↓

渥美半島の先端近く、一等三角点のある大山からも富士山は見えていました。今回は靄のために山を見るのがやっとという有様です。



西浦温泉 ↓

海にせり出しているのは西浦温泉の街並みです。



グリーンホテル三ヶ根 ↓

ここのエントランスに入り、支配人さんと言葉を交わして若干の情報収集をしました。


ここから、今来た道を帰って行くことにします。


昭和天皇の行幸啓石碑 ↓

碑の傍らに天皇ご夫妻と美智子妃殿下が昭和54年の5月と11月にそれぞれ訪問されたことが別の石に刻まれていました。



ハルノノゲシ ↓

北風の当たらないところでは、道端の所々で、この花がうらうらと咲いていました。
コメント (2)
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