ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

富士山と初日の出 富幕(とんまく)山の展望台より

2017-01-01 19:09:57 | 草花
富士山の夜明けと初日の出を見たくて、愛知と静岡の県境に近い富幕(とんまく)山の展望台に行きました。
西三河に住む小生にとっては、富士山のしっかりと見える一番近い場所なのです。
元日の朝4時起きして、62km先の陣座峠までやってきました。

ここはつい先日(12/23日)に孫を連れて山の神様と4人でやって来たばかりの場所です。
その時はあいにくの空模様で、富士山は見えませんでしたが、今回は天気予報で確かめたその上に早起きして万全を期して乗り込んできました。

歩き始めは懐中電灯を点していましたが、直に東の空が明るくなってきたので、急いで歩きましたので、展望台に着いた時にはひと汗かいてしまいました。

展望台で日の上がってくるのを待ちながら、何枚か写真を撮っているうちに地元の方たちもやって来て、ひとりぼっちの初日の出参拝ではなくて、初めて出逢う人たちと賑やかで和気あいあいの新年となりました。

以下に日の出と富士山の画を時系列で並べます。
富士山 ↓









日の出の前に山がバラ色に染まった瞬間がありました。日が出てきたら、もっとすっきりとした富士山になると期待していましたが、今朝の気温では山に靄が掛かり始めてしまい、このあたりの眺めが限度となりました。



初日の出 ↓







初日の出を見るには目の前にものがあってはなりません。
しかし、ここでは植林された桧が育ち、枝や葉が視野の邪魔をして、肝心の日輪は、きれいな円を作ってはくれません。

この地はNHK大河ドラマ「『おんな城主 直虎』 の舞台でもありますので、地元では力こぶが入り、その場所の視界を遮る桧の植林はドラマを契機として、近いうちに伐採してしまうそうです。
そうすれば、舞台の井伊谷(「いいのや」と読みます)も視界に入って来るのではないでしょうか。

そうなったときにもう一度この場所に、富士山と日の出を拝みに来たいと思っています。
コメント (2)
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12/28日 弓張山地の最高峰、鳶ノ巣山まで、阿寺の浅間山(644m)から県境稜線歩き その3:尾根を、道を探しながら歩いて行きます。

2017-01-01 07:00:00 | 草花
2017年が始まりました。
(この記事が皆さまの目にとまる頃、小生は初日の出を拝みに、山に入っていると思います。)

改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

元旦の記事としては、一番地味すぎる部分をレポートすることになりますが、例によりまして、適当に距離を置いてお付き合いいただければと思います。

地すべり防止 ↓

静岡県のこういう標柱がありました。これから先にももう一本立っていました。
地図で確認すると山斜面の等高線間隔が密で、下に県道が走り、過疎の?集落もあります。
しかしながらどういう方法で対応しているのかはわかりませんでした。



伐り出しの痕か? ↓

行く手にアカガシでしょうか、大木の叢生がありました。昔は薪炭の伐り出しがあったのでしょうね。



二種類の杭 ↓

ここでは二種類の杭が写っています。手前の赤いものは所々境界に打たれていました。
奥の長い杭には「地すべり防止区域 標柱6号」と書かれていました。この山斜面の南東200m先に県道と集落があります。



マンリョウ ↓

マンリョウが赤い実をつけています。今回はマンリョウをあまり見かけませんでした。



鳶ノ巣山 ↓

樹の幹の間から、これから向かう鳶ノ巣山が見えています。今回はこの一回だけ見たにすぎません。



アンテナの残骸 ? ↓

これは共聴アンテナの残骸でしょうか、地図上の517m地点にありました。先ほどから出ている集落で使ったもののようです。



これも残骸 ↓

山の地図に標高の記載してあるポイントに、こんなものが錆び果てて放置されています。
時刻は午前11時36分になっています。ここで小休止を入れておきます。



尾根歩き ↓





稜線の道を進みますが、時々道が不明瞭になりますが、GPSと相談しながら歩きます。



青空 ↓

天気がこんなに良いのに静岡県側の遠くへの景色がさっぱり得られません。
行く手に大きな枯れ木が見えています。こういうものに興味を惹かれて歩くしかありません。



羊歯の道 ↓

また道がなくなってしまい、シダの密生する中を強行突破していきます。



天狗棚 ↓

地図に記載されている標高514m地点に着き、ここからも木の間から奥三河の山が見えていました。



三ツ瀬明神山 ↓

左に小さくアンテナが立っているのが西峰で、右側の一番高いのが山頂です。



東海自然歩道と出会う ↓

尾根道はやがて東海自然歩道と出会い、しばらくの間はつかず離れず歩くことになります。



枯れ木 ↓



この枯れ木にはサルノコシカケがいくつか着いていました。



エビネ ↓

ここでもエビネを見ていきます。



669.5m峰 ↓

これからは鳶ノ巣山の手前の669.5m峰を目指していきます。



薄氷 ↓

道のくぼみの水たまりに薄氷が張っていました。お昼過ぎでも風が結構冷たかったですね。







 
コメント (7)
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