ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

9/26日 陣馬形山 伊那にある眺望絶佳の山

2014-09-27 20:20:20 | 草花
木曽御嶽噴火・・・・・というビッグニュースを聞きながら地味に記事を作っています。

陣馬形山という山頂からの眺望は優れているという話をいろいろ聞き及んでいましたが、そこへ行くまでの道がどうも難しそうであり、なかなか踏ん切りがつかないでいました。

しかし、この2-3日は天気がよさそうでしたので、昼になって急に思い立ち、その山に出かけることにしました。

場所は長野県上伊那郡中川村ですね。
ネットで道順を調べてみると、カーナビに登録されては居ない道を走るようで、これは苦労しそうです。
ネット上で見つけた経験談によると、目的地設定を「アンフォルメ中川村美術館」に設定して、そこまで行ってから、そこから先は案内看板が適所に配置されているとのことでした。

支度をして車で走り出したのは夜の7時半でした。
なるほど「アンフォルメ中川村美術館」までは、淡々と走っていくことができました。
それから先も迷うような場所には案内看板が示されていて、順調に走ることができました。

当初の予定では、山頂まで1時間半くらい手前のところに車を駐めて、そこを未明の内に歩き出して、山頂で日の出を迎える心積もりでしたが、夜道の走行で、駐車場所を見つけることができずに、山頂直下の行き止まり地点まで来てしまいました。

やむなくそこで仮眠をすることになりました。
翌日は午前五時起きして、すぐ目の前にある、山の頂に歩いていきます。

(コメントは投稿出来ません)

すぐ目の前にある山頂 ↓

車を駐めた場所のすぐ前に山の頂があります。これは拍子抜けですね。こんなに簡単に頂につけるのは、有難いような、迷惑なような複雑すぎる気持ちです。



山並みのお出迎え ↓

この朝は山頂から西の方角の眺望が優れていました。
中央アルプスの峰々が雲の上にデーンと姿を現してくれています。
振り返り、東の方角には南アルプスが見えるはずですが、このときはまったく見えていませんでした。



カシバードで山名選び ↓

中央アルプスの峰がすべて見えているわけではなくて、肝心の木曽駒ケ岳は伊那前岳の山体の陰に隠れてしまっているのです。
伊那盆地は未だ日が差してきていません。



南の部分 ↓

左から仙涯嶺、南駒ケ岳、赤椰(あかなぎ)岳、空木岳と並んで、ここからは正面という感じで聳えています。



北の部分 ↓

ここからはやや遠くなりますが、主峰部分が見えています。盟主たる木曽駒ケ岳は手前の伊那前岳に隠されてしまうのが残念ですね。
しかし、宝剣岳や千畳敷カール、その横の千畳敷山荘も見えています。



仙涯嶺 ↓

仙涯嶺(2734m)に望遠で寄ります。



南駒ケ岳、赤椰(あかなぎ)岳 ↓

南駒ケ岳は2841m、その右の赤椰(あかなぎ)岳は2798mです。どの峰も朝日を浴びて、赤く輝いていますが、稜線付近はすでに紅葉も来ているようです。



空木岳 ↓

空木岳は2864mですが、山頂からこちらに向かって下りてくる稜線上に避難小屋があり、小生は二度ほどここに泊まったことがあります。(一度は小屋番が居て有料でした)その避難小屋らしいものが見えているかもしれません。



伊那盆地に日が差してきた ↓

やがて伊那盆地にも日が差してきて、それとともに中央アルプスの峰々にも雲がせり上がってきました。



頂上から下る ↓

頂上でしばらく待っていましたが、南アルプスの景観はついに、まったくだめでした。
そうなるともう用はありませんので、来た道を戻ることになります。すぐそこに車を置いた場所があります。



アキノキリンソウ ↓

道の脇にアキノキリンソウを見ました。



マツムシソウ ↓

マツムシソウは笹の中で咲いていました。



ナナカマド ↓

キャンプ場の広場の脇にナナカマドが二本色づいていました。
赤い実がきれいですね。



車で戻る途中に立ち寄ったブナの大木 ↓

道端にこの木の案内があり、斜面を登っていくとこの木に出会いました。
近くにあった看板によると「丸尾のブナ」というそうで、推定樹齢は600年を超すようです。



ホタルブクロ ↓

ブナの木を傘にしたようにして咲いていました。



ツリフネソウ ↓

山中の道ではリスを見たり、小さな栗の実拾いをしたり、胡桃の実を拾ったりしながら下りていきます。
ツリフネソウは山麓の草薮の中で咲いていました。

遊び遊び下りてきましたが、時刻は未だ午前7時半です。
せっかく出かけてきても山道を全然歩いていないので、何か消化不良の感じがします。
そんなわけで帰りしなにもう一山上ることに決めました。
どこの山にしようかということは走りながら考えることにしました。
コメント
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