ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

9/26日 大川入山を訪ねる(紅葉には未だ少し早かった)  (上)

2014-09-28 11:00:40 | 草花
この日の早朝に陣馬形山にて、中央アルプスの眺望を楽しみましたが、南アルプスの方面は雲に閉ざされてさっぱり見えませんでした。

これは天気の回復が遅い所為であり、時間が経てば、東方面の視界が良くなるのではないかと、諦めのつかない性分ゆえに、まだ未練たらたらで、とりあえず帰途につきながらも、帰りしなにどこか途中の山に立ち寄って、南アルプスの景観を得られないかと考えています。

車で走りながら、飯田の風越山か、大川入山、または愛知・長野県境の茶臼山の3つに狙いを絞っていましたが、風越山は雲の中でしたので通り過ぎ、次なる狙いは大川入山に絞りました。
大川入山は長野県下伊那郡にある標高1908mの山ですが、恵那山の南東約8kmのところにあります。
東方面のお天気もうまい具合に晴れてきたようです。

途中のガソリンスタンドで登山口の場所を確認して、あららぎ高原スキー場の下部駐車場に着きました。

行程地図(実行図) ↓

右(東)側から歩いて左の山頂に至り、そこから戻っています。

鳥瞰図 ↓

この道は紅葉の時期には素晴らしい眺めがあると聞きますが、今回は未だ早かったようです。

断面図 ↓

同じ道をピストンする感じですので、おおむね左右対称形になっています。
歩行距離は13kmくらいでした。

駐車場所 ↓

この場所に午前9時半に到着しました。

ゴルフ場 ↓

歩き始めに道を間違えて、ゴルフ場の横を歩いています。プレー中の人が道に出てきて、登山道はずっと離れたところにあると教えてくれました。

渡渉 ↓

で、そのまま引き返すのは癪なので、藪の中に突入し、遮二無二軌道修正に掛かります。そしてついに水の流れに出会いました。ここは靴を脱いで裸足で水を渡ります。

スキーゲレンデ ↓

再び藪漕ぎをしてスキーゲレンデの上に出ました。
上部で草刈り中の年配男性に登山道を聞きます。

オトコエシ ↓

ゲレンデ内は日当たりも良くて、適度に草刈りもされるために、それに適した草が生えているようです。

リンドウ ↓

これから後もリンドウにはたくさん出会いましたが、この株が一番色が残っていました。

北岳と間ノ岳 ↓

ゲレンデ内を歩きながら背後を見ると、南アルプスの北岳と間ノ岳が見えているではありませんか。
天気が回復してきたようです。(しかしこれから後はまた雲が出てきて、南アルプスの景観はこのときのものが最後となってしまいました。)

南アルプス北部の峰々 ↓

今回得られた南アルプスの景観は、北部の連嶺だけでした。

カシバードで描画 ↓


ヤマハハコ ↓

花にはやや遅くなっています。

ゲンノショウコ ↓

登山道の入り口を探し出せずにゲレンデ内をまっすぐ登っていきます。ゲンノショウコの小さな花を一輪見つけました。

ゲレンデ最上部 ↓

ついにゲレンデの最上部に来てしまいましたが、相変わらず明瞭な登山道が見当たりません。

南アルプスに雲が掛かり始める。 ↓

楽しみにしていた南アルプスの景観がだんだん怪しくなり始めました。この眺めともお別れになりそうですので、それを意識して写真を撮っておきます。

仙丈岳 ↓

南ア最北の3000m峰です。

白根三山 ↓

日本で第二・第三の高峰が見えています。

塩見岳 ↓

雲が掛かり始めています。

塩見岳と小河内岳 ↓


白根三山と塩見岳 ↓

山の連なりとしては槍と穂高を凌ぐ日本一の高さがあり、凄い眺めなのですね。
コメント
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