ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

9/26日 大川入山を訪ねる (中) 紅葉の時季ならさぞかし・・・・・・・・

2014-09-29 09:31:41 | 草花
スキーゲレンデの最上部に来てしまいましたが、ついに登山道には出会えませんでした。
そこから南アルプスの景観を楽しんだ後に、いよいよ山の中に入って行くわけですが、不確かではありますが道らしいものもあり、入り口の木の枝に赤いテープがくくりつけてもあります。

今回はこの道を使うことにしました。
尾根道に突っ込む ↓

その道は尾根を行く頼りない道で、始めのうちはさわやかな樹間の踏みあとでありました。

危険地帯 ↓

その尾根道はやがて大岩に当たり、そこから先は岩上となり、どうも難しそうです。そこで岩の根元を大きく迂回するように歩きましたが、これが急斜面のトラバースで獣道のような危なっかしいものでした。

登山道にやっと合流 ↓

それから後は小一時間、沢状になったすり鉢の壁みたいなところを笹を掻き分けながら直登します。大汗を掻いた後にやっと一般登山道と合することができました。
この登山道についてから昼食をとります。

ジンバイソウ ↓



この時季にまだ花が残っています。このルートではジンバイソウの群生を二箇所で見ました。

蛇峠山 ↓

国道153号の向こう(南東)側になりますが、蛇峠山(1664m)が見えています。

大川入山の山頂 ↓

これから行く山頂も見えてきました。(左側のコブ)

時々は針葉樹林 ↓

山の林相はいろいろ入れ替わり、こんな亜高山帯気分の出たところもあります。

オオカメノキ ↓

オオカメノキは赤い実をつけていて、中にはもう少し進んで実の色の黒くなったものもあります。

山頂部分の紅葉 ↓

山頂に近づくにつれて紅葉がかなり進んでいることがわかってきました。
この登山道沿いには広葉樹が多いゆえに、紅葉の時期にはさぞかし素晴らしい夢幻郷の気分が味わえるに違いありません。

マイヅルソウ ↓

マイヅルソウは赤い実をつけています。

ツルリンドウ ↓

いまどき花を見せてくれる貴重な存在です。

山頂まであと1km ↓

この前に「あと2km」看板がありましたが、それからあと、ここに来るまでずいぶん長く感じました。
前半部分の道探しで、かなり疲れてしまっているようです。

ミヤマシグレ ↓

ミヤマシグレの赤い実を見ました。ずいぶん小さな木です。

最後の詰め ↓

稜線上の登り・下りがかなり身体に堪えています。
あたりは大木が少なくなり、風の吹きさらし的な様相を呈してきています。
最後の部分は辛抱して黙々と近づいていきます。

ドウダン ↓

遠くから見て山頂部分が紅葉して見えたのはこういう木々の集合だったようです。

山頂 ↓

山頂到着は、車を置いて歩き始めてから4時間20分後のことでした。

飯田方面 ↓

山頂からの山の景観はさっぱり駄目で、近くの恵那山でさえも見えていません。
わずかに飯田方面の平地が見えているだけです。

自分だけの山頂 ↓

誰も居ない山頂で小休止を取ります。

二等三角点 ↓

三角点標石を写してから下山の途につきます。

紅葉 ↓

今の時点で一番派手な紅葉はドウダンツツジでした。

山頂から1km ↓

この場所に再び戻ってきました。天気はすっかり雲に閉ざされてしまっています。
コメント
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