ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

小堤西池のカキツバタ

2013-05-20 08:54:32 | 草花
先日、自転車で小堤西池のカキツバタを見てきました。
ここには面積2ヘクタールの池にカキツバタが自生していて、昭和13年に国の天然記念物に指定されています。
しかし、その後戦争などの影響もあり、放置されて荒れ果てたので、昭和36年頃から地元の中高生や青年団員などの手によって、カキツバタを守るために除草作業などが定期的に行われてきて、その機運は地元有志によって、昭和51年に「小堤西池のカキツバタを守る会」が結成されるに至り、尊い保護の活動は今に到るまで継続されています。
また、池の水源に当る後背地の丘陵約4.3ヘクタールを刈谷市が買収し、今に至っております。

今回はカメラの設定が変なことになっていて、随分見づらい写真が並びましたが、その雰囲気の一部でも伝わればと思い、恥を忍んでアップすることにしました。

なお、往復20kmの道中で、自転車のチェーンが4度も外れて随分往生しました。
後日、自転車店に持ち込み、修理作業の一部始終を見守っている中で、チェーンの張りの補正は、素人ではとてもできるものではないことが良く判りました。

小堤西池全景 ↓

水路のV字形の中、田んぼの奥に、カキツバタの群生地である小堤西池が入ってきます。背後の丘陵も写っています。



田の仕事 ↓

田植えのひとつ前の段階のようですね、その横でアマサギが餌を狙って付いていきます。



天然「紀」念物 ↓

こんな案内が立っています。



池の中 ↓

まだ花が咲き揃うには少し早かったようです。


カキツバタ ↓

色のやや浅い花です。



場所と角度を変えて ↓




ツーショット ↓

色の濃淡を比べてみます。



水面と共に ↓

矢張り水があったほうが落ち着きます。



それでも花はそこそこあります。 ↓




色の濃い花の群生 ↓

小生が花を撮っていると、背後からボランティアの方が近付き、いろいろなことを説明してくれます。皆様のこの場所に掛ける愛情と意気込みが良く伝わって来ました。



導入路にダイオウグミ ↓

この小堤西池のカキツバタを見終わり、帰る際に道端に実をつけたグミがありました。
これはダイオウグミでしょうか、実には甘みがありましたが、あまりおいしくは感じませんでした。
コメント (4)
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5/12 天狗棚・天狗の奥山そして井山 その2:展望台での山岳眺望と、最高地点天狗棚周辺

2013-05-20 07:10:25 | 草花
茶臼山から茶臼山高原道路を約11kmほど西進し、こちら”面の木峠”まで来たわけですが、それだけの距離を移動したことによって、山の見えかたが違ってきています。
その点に興味が行って、山の景観を撮りました。

恵那山 ↓

立ち木が邪魔をして、すんなりとは撮らせてくれませんが、まるで障子の穴から覗き見するようにして、恵那山を見ます。


大川入山 ↓

ここから見ると大川入山は平頂のように見えますが、平に見える部分の右側に山頂が有ります。


ヒガラ ↓

野鳥が大きな声で啼いています。カラ類の鳥であるのは分かりますが、それ以上はわかりませんでした。家に帰り図鑑で確かめて、これがヒガラであったと判明しました。



中央アルプス ↓

中央アルプス方面は、茶臼山のときよりももっと見える分量が減りました。
ここでは南駒が岳と仙涯嶺が確認できる程度です。



蛇峠山 ↓

茶臼山山頂からは直線距離にすると、約8km近く移動しているので角度も変わり、蛇峠山は中央アルプスからは離れて、単独の山として見えています。



三ツ瀬明神山 ↓

三ツ瀬明神山が奥に見え、その手前左側の三角が御殿山、そして一番手前のボッテリとした峰は古町高山です。この眺めは茶臼山からの眺めとは相当違ってきています。



宇連山 ↓

宇連山は、遠くから見たときに、おおよそこういう見え方をしています。



平山明神山 ↓

平山明神山と大鈴山は比較的近くに見えています。



萩太郎山 ↓

先ほど山裾を巻いて走ってきた「シバザクラ」の萩太郎山が見えています。標高は愛知県第二位になっています。




茶臼山 ↓

先ほど頂に行って、そのあと山中を歩いてきた茶臼山も、どうにか木の間から見えています。枝を払わないと見えなくなるのは時間の問題ですね。
このあとは稜線を歩いて、最高地点の天狗棚を目指します。



ミツバツツジ ↓

ミツバツツジを未だ見られます。



ツクバネソウ ↓

ツクバネソウ、下のユキザサ、これは茶臼山と同じように見られます。


ユキザサ ↓



チゴユリ ↓

今年はチゴユリを見る機会が余りありませんでしたが、今回は良く見ます。




ミヤマシキミ ↓



最高点天狗棚 ↓

登山道の「途中で・・・」という感じで天狗棚(ここが最高点)となりました。
実際に一番高い場所は、その10mほど先の笹薮の中にありそうでした。
これからあと、稜線をさらに北進し、今まで行ったことのない1229m地点(天狗の奥山)まで行ってみることにします。



斜面一杯のハシリドコロ ↓

天狗の奥山(1229m地点)目指して稜線歩きをする中で、やや下の右側斜面にハシリドコロの大群生がありました。

ハシリドコロ ↓

そのひと株に近づくと、もう花を付けています。これは毒草でしたね。
コメント (4)
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