ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/12 愛知県の茶臼山で花巡り その1:山頂にはすぐ着いてしまう。長野県側の展望台へ

2013-05-15 06:40:17 | 草花
愛知県と長野県の県境にある茶臼山は、愛知県では標高の一番高い山で、特別な存在ですが、お隣の長野県では3000m級の山々がひしめき、県南のこの山は決して特別な存在ではないかもしれません。

この山に来ようとしたのは南アルプス方面の眺望が優れているからなのですが、当初は5/11日の山行を考えていましたが、一日中雨だったために、翌日の日曜日に変更しました。

その日の花模様や山岳景観を4回に分けてレポートします。
まずは行程図 ↓

今回は駐車箇所から時計回りで歩きました。



駐車箇所の広場 ↓

07時47分、車をおいて広場に出ると、そこは既に標高1300m近い場所です。山頂の標高が1415mですから、山を登る要素はごく僅かしか残ってはいません。



萩太郎山 ↓

広場の丘を5分ほど登ったところで、振り返り萩太郎山を眺めます。この一日前からあの萩太郎山の山頂付近でシバザクラ祭りをやっているのですが、今年は花の咲き上がりが遅くて、殆ど色が見えてきません。(関係者によるとまだ一分咲きとのことでした)



ここから林の中に入っていく ↓

広場から林内に入り、山頂を目指します。どんな草花が出てくるかワクワクします。



ツクバネソウ ↓

始めに目にしたのはツクバネソウでした。



ユキザサ ↓

ユキザサは未だ蕾で、この山は春の訪れが相当遅いと感じました。



スミレの仲間 ↓




カンアオイ ↓

この道脇では山側斜面でカンアオイを良く見ます。



テンナンショウ属 ↓

色の淡いテンナンショウ属の花が時々姿を見せてきます。



長野県側に入っていく ↓

この木段道を使い長野県側に入っていきます。長野県側の稜線部分に鉄製の展望台が有り、そこから南アルプスの眺めが素晴らしいからそれを当て込んでいるのです。



キランソウ属 ↓

キランソウ属のちょっと迷いを生ずる花が出て来ました。ここは属名だけ記します。



スミレの仲間 ↓

もう既に相当な標高なのですが、スミレの花が群れていました。



鉄製の展望台 ↓

08時21分、長野県側の稜線の肩に到着。ここは既に山頂の一部分です。早速この最上部に上がります。



南アルプス ↓

上に登り、一番初めに見るのは南アルプスの連嶺ですね。
今日は北の仙丈岳から白根三山、塩見、荒川、赤石、聖、上河内まで良く見えています。



白山 ↓

白山までド~ンと見えていました。この場所で白山を見たのは、小生の記憶では初めてでした。



恵那山と大川入山 ↓

近くにありますので恵那山と大川入山は大きく見えています。



常念岳の方角 ↓

雪を頂いた峰々が僅かに見えていました。この山々が何処なのか判らないまま家に戻ってから調べると、常念岳の方角が見えていたのです。(下にカシバードの描画)



カシバードによる描画 ↓




鋸岳と仙丈岳 ↓

見えている山を個別に拡大して見ていきます。これは左側に鋸岳、そして大きな峰は仙丈岳です。
まだ少々逆光線気味ですが、これは時間的に仕方ないことですね。
コメント (8)
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