久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

ちょっとしたサービスの低下が命取り?

2008-07-02 17:00:57 | Weblog
 あるレストランでのこと。季節の野菜をふんだんに使ったおいしい料理を出すレストランです。5つか6つしかテーブルがない、そんなに大きくない店ですが、料理人はオーナーシェフを入れて3人。そしてウエーターが1名です。
 もうここには行きたくないと思わせたのは、料理でも店の雰囲気でもなく、若い男性のウエーターが原因でした。

 その日、まず、ワインをハーフボトルで注文。テーブルにワインクーラーを置けないと思ったのか、夫の後ろの棚の中に置いていました。グラスがカラになってもサービスなし。棚に置くのであれば、相当気をつけて、ついでくれるのでなくては
 一事が万事、このウエーターくん、何だか、お客を歓迎している、もてなそうという雰囲気が感じられないのです。
 料理はいいのですが、残念です。でも料理の出てくるタイミングが、どうも心地悪いのです。気配りのある店は、本当に良く見ているなと思うほど、早すぎず、待たせず、絶妙のタイミングで出てきます。そういう店はなかなかないですけれど。 
 そして、極めつけは、最後のエスプレッソでした。デザートの前に注文したのに、デザートが終わっても待てども待てどもきません。隣は、私たちより後に注文していたのに、コーヒーは来ています。忘れていたのです。
 怒って確認すると、すみませんとは言いましたが、「サービス料は引かせてもらいます」という言い方。
 
 このレストラン、料理に自信があるのでしょう。3,800円のコースの次は、確か5,900円、8,000円があります。それにチャージ料を一人500円とります。結局、ワインと合わせて1人8,000円近くになったでしょうか。
 確かに料理は、また食べたいと思います。でも、このサービスでこの値段は、納得がいきません

 気が付かなかった。うっかり忘れていた。あることかもしれません。しかし、お客と店の関係は一期一会。わざわざ予約して来てくれたお客をいかにもてなすか。もっと緊張感と心からの感謝、もてなしの心を持ってほしいなと思います。残念ですが、他にも行く所はたんくさんあります