久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

行政をいかにうまく利用するか・・・

2011-04-26 10:17:28 | Weblog
 昨日、福岡県中小企業団体中央会を訪ね、本当に有益なアドバイスをいただきました。ちょうどこの会社を始めた頃から福岡県は中小企業の振興支援に力を入れるようになり、(それは、このたび退任された麻生県知事のスピーチの中にもよく出てきていましたが)外に支援部隊としての出先機関がたくさん作られました。(よく外郭のことが批判の的になりますが、そこにどのような人を配置し、本庁ではできない手先の仕事をいかにやらせるかだと思います)
 我社もこのところ、産業・科学技術振興財団、中小企業団体中央会、商工会連合会など大変お世話になっています。これらは、一昔前のように、中小企業全体の底上げを目的としたものではなく、がんばる企業を支援するという目的に変わってきて出来たものだそうです。

 これまでどちらかというと、主に消費者、一市・県民の立場から市・県の審議会・委員会に係わってきていましたが、会社を始めてからは特に、また違った角度から行政の情報が入り、自分の会社の柱が多少しっかりとしだしたころからは、行政の支援をうまく使えるようになってきました
 ベンチャーマーケットに出る、プレゼンをする、新生活産業KURABUの会員になる、などひとつ、ふたつ出ていくと、まず繋がりができ、担当者で波長の合う人と親しくなる、そうすると、会社として必要な情報を探して訪ねていくと、実に親切に教えてくれます

 昨日がそうでした。以前から情報はいただいていて、それについて2か月ぐらい動いてみて、さらに今年度はどうしていこうかという相談。聞きたいこと、知りたい情報もきっちり準備していったので、1時間、大変充実した時間となりました。お会いした方は、2度目ですが我社のことも良く理解してくださっていて、打てば響くような回答をしてくださるので、「さあ、今期後半の営業作戦はこうやっていこう」という道筋まで見える内容になりました

 昨年お世話になった産業・科学技術振興財団の担当者の方もそうでした。漠然としたアドバイスではなく、我社の仕事内容を理解されて、きめ細かくこちらが求めている支援、方向性をアドバイスしてくださり、我社のような小さな会社の経営者には、本当にありがたい機関だと思っています。

 行政の支援はいろいろあります。補助金がもらえればなーと思ったことも何度もありました。しかし我社のようなビジネスにあたるものはほとんどありません。それであれば、どこにどうビジネスを探しに行ったらいいのか、そのあたりのヒントを貰いに行こう、そこに行政を使おうとやっと分かってきました。後は、自らの営業力。大変な日々ですが、おもしろくも充実した日々でもあります

 


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