久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

春ですねー土筆を見つけました!

2008-03-17 13:12:31 | Weblog
 今日、今年になって初めて、土筆を発見。昨日ぐらいから福岡は春の陽気。今日は20℃ぐらいまで気温が上がったのではないでしょうか。(これを書きだしたのが先週13日でした)
 随分以前から福岡市の環境アセスの会議に入っている関係で、午前中、今回西区金武地区の「かなたけの里公園整備事業」環境影響評価準備書検討の会議の前に現地視察をするということで行ってきました。

 環境アセスはある一定以上の開発をする時に、その工事や周りの自然をあつかうことによって、どのような影響がでるのか、いろいろな角度から専門の方々がチェックして、アセスの方法書作りから検討し、次に準備書を作りというように何段階にも検討を重ねて環境を守りながら工事計画に入るというものです。
 私は、動植物や騒音、大気、水質などの専門家ではありませんが、生活者・市民の視点から意見を述べています。

 金武地区は、西区の外れで、周りを飯盛山や竹藪に囲まれた古くからの農村地帯。勿論現在でも田畑を耕していらっしゃる農家もあるのですが、後継者がいないところもあり、今後この一帯を農村振興整備とも合わせて、市民が農業体験ができるような公園にしようというものです。従って、従来のように、初めからこうこうこういう箱ものを作り、このように整備しますというような明確な青写真はなく、区画と道路整備とこのあたりが広場になって、というような大まかなプランしかありません。
 初めは、このようなプランでアセスをするのはどうしたものかと戸惑いましたが、話を聞くうちに、何でも行政がプラン立てするのではなく、ある程度整備をした後は、市民参加型で作り上げていくというやり方もあるのかなと今では納得しています。それにしても、どのくらい市民を呼べるかとか、本当に参加していいものに作りあげていけるのだろうかと多少心配ではありますが。

 この日は大変天気が良く、福岡市内でもこんなに静かで、ゆったりと時間が流れる所があるかと思うようなのどかな景色の中を歩いていて、土筆をたくさん見つけました。目を上に上げると、梅、桜、菜の花、れんげと昔はすぐ近く、どこでも見ることができた景色がここにありました。途中に小さな水路があり、夏はホタルがいるそうです。

 人間って不思議ですね。ビルに囲まれた所で仕事をしていると、時間に追われ、いつの間にか心落ち着かず過ごしています。しかし、このような景色、自然の中にいると、時間の早さが違うように感じられるのです。そして、心が落ち着きます。優しい気持ちなります
 勿論、車や乗り物で自然に浸りに行くことは出来ます。しかし、人間、住んでいる近くにこういう所があることが大事で、そしてそれを守っていかなくてはいけないのではないでしょうか。
 そんなことを感じた半日でした。  


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